シャネルのジャケットおすすめ4選 | 女性に愛される機能性とその着心地
■INDEX
・はじめに
・シャネルのジャケットの歴史
・シャネルのジャケットの人気モデル
・ジャケットのおすすめアイテム4選
・最後に
■はじめに
ジャケットは、フォーマル・カジュアルどちらのスタイルの方からも愛され続けているファッションアイテムです。
中でも”シャネル”のジャケットはファッション界で確固たる地位を確立しています。
今回はそんなシャネルのジャケットの歴史や魅力、おすすめアイテムについて詳しく解説します。
■シャネルのジャケットの歴史
ココ・シャネルがジャケットを初めて手掛けたのは1920年代でした。
シャネルは女性が快適に過ごせることを第一に考え、初めてのジャケットをデザインしたと言われています。
素材は快適さを重視し、柔らかく軽いツイード素材や伸縮性のあるジャージー素材を採用しました。
また、当時一般的だった肩パッドを使わず、代わりにポケットを追加することで機能性を追求しています。
シャネルがジャケットを手掛ける以前では「ツイードはメンズの服の素材、ジャージーは労働者の服の素材」という認識が一般的でした。
ココ・シャネルはその固定観念を見事に打ち砕き、シャネルがデザインしたスタイルはアメリカを中心に大流行となっています。
1939年に第二次世界大戦が始まるとシャネルは一度現役から退きましたが、1954年にメゾンを再開しました。
1956年に発表したツイード素材を用いたスーツは”シャネルスーツ”と呼ばれるようになり、今でもシャネルの定番ファッションとして高い人気を集めています。
■シャネルのジャケットの人気モデル
シャネルのジャケットの中でも特に人気を集めているデザインがあります。
それは上述した1956年発表の”シャネルスーツ”のデザインを継承したものです。
その特徴をまとめましたので、1点ずつ解説します。
ノーカラー
ノーカラー、つまり襟がないデザインのジャケットがシャネルでは人気が高いです。
1956年から続く定番のデザインであるため、トレンドに左右されない一生もののデザインと言えます。
4ポケット
シャネルスーツには胸と腰にポケットが4つあるデザインがあります。
このポケットにアクセントとしてココマークのボタンが付いているデザインが特に人気です。
ブレードと呼ばれる縁取り
”ブレード”と呼ばれる紐や装飾によって縁が彩られているデザインも人気があります。
色の異なる縁取りを取り入れることにより、上質な生地がより一層際立ちます。
ツイード素材
シャネルのジャケットの代名詞ともいえる”ツイード素材”。
2002年にシャネルの傘下に加わった”ルサージュ”というアトリエが織りなすツイードは世界で見てもトップクラスの美しさと言われています。
シャネルは傘下のアトリエが有する卓越した職人技を賞賛し、“芸術的な手仕事”を意味する”メティエダール”という称号を与えています。
ルサージュもメティエダールに数えられるアトリエの1つです。
意匠を凝らしたボタン
ボタンに一目でシャネルだとわかるココマークなどの意匠が施されているアイテムも特に人気が高いです。
シャネルのボタンを手掛けるのは、1985年にメティエダールとしてシャネル傘下に加わった”デリュ”というメゾンです。
デリュはボタンの他に、ベルトやハンドバッグの金具、コスチュームジュエリーも制作しています。
「God is in the details（神は細部に宿る）」という格言があるように、ボタン一つにも最高品質のものを使用する。
そこがシャネルのスタイルが不朽と言われる理由の1つではないでしょうか。
■ジャケットのおすすめアイテム4選
ノーカラーツイードジャケット P21855V12901
まずは上記でも紹介したノーカラーのツイードジャケットです。
シャネルのツイードにはニットやモヘヤの他に、レザーやプラスチック、リボン、デニムなど特殊な素材がたびたび使用されます。
通常は見ることのない組み合わせによって紡がれたジャケットからは、得も言われぬ気品を感じ取ることができます。
デニムジャケット P55940V42309
デニムは合わせるアイテムも季節も選ばず使える優秀な素材です。
スカートと合わせてガーリーに仕上げたり、ジーパンと合わせてデニムオンデニムにしたりといろんな着こなしが楽しめるデニムジャケット。
年中活躍してくれるデニムジャケットは、毎日のコーデに欠かせない存在です。
ツイードダブルジャケット P70070V37218
フォーマルな上品さがありながら、ファッショナブルに着ることができるダブルジャケット。
オンオフを問わずラフに着こなしたり、日常のワンシーンに活躍します。
ココマークをあしらったボタンがさりげないポイントです。
エンブレムジャケット P24952V12963
2005年に発売されたエンブレムジャケットです。
映画「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイが着ていたものであり、市場流通量が極めて少ないことから人気があります。
袷（あわせ）の形状がダブルのものも存在します（上記写真はシングル）。
劇中でアン・ハサウェイが着ていたのはダブルデザインのものだったこともあり、ダブルの方が人気があり価値がより高くなっています。
■最後に
シャネルのジャケットは、機能性と着心地の良さを追求し、女性のために生まれたと言っても過言ではないアイテムです。
長い歴史の中で豊富なラインナップが展開されているため、きっとお気に入りの一品にも出会えるのではないでしょうか。
あなたもシャネルのジャケットで、エレガントにおしゃれをアップデートしてみてはいかがでしょう。
