【2026年最新版】エルメス「ピコタン」の定価はいくら?最新価格や値上がり推移まで解説

 

エルメスのバッグのなかでも、コロンとした愛らしいフォルムで人気のピコタン。しかし、2026年2月にも価格改定が実施され、「現在の定価がいくらなのか」「以前と比べてどれだけ値上がりしたのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ピコタンの基礎知識からサイズ展開、2026年最新の定価一覧、値上がり推移、デザインバリエーション、人気カラー・素材まで徹底的に解説します。これからピコタンの購入を検討している方はもちろん、リユース市場での購入を考えている方もぜひ参考にしてください。

ピコタンとは?名前の由来とピコタンロックとの違い

ピコタンは、2003年にエルメスから発表されたトートバッグです。その名前の由来は中世フランスまで遡り、馬や牛の餌を入れる際の量を表す単位「ピコタン(PICOTIN)」が語源とされています。

ボワソー升(約12.7リットル)の4分の1にあたる量を示すこの言葉が、牛馬の飼料入れをモチーフにしたバッグの名として採用されました。高級馬具工房として創業したエルメスらしい、歴史的な背景を持つネーミングといえるでしょう。

ピコタンシリーズには、オリジナルのピコタンと現在の主流モデルであるピコタンロックの2種類あります。2003年の発売当初はカデナ(南京錠)のないシンプルなピコタンとして登場しましたが、2008年頃に開口部にベルトとエルメスのアイコンであるカデナを備えたピコタンロックが新たに発売されました。

オリジナルのピコタンはその後廃盤となり、現在市場に出回っているのはほぼピコタンロックです。カデナの追加によってバッグ内の荷物の落下を防ぐ実用性が高まっただけでなく、ラグジュアリーな印象が一層加わり、現在の高い人気につながっています。

ピコタンの価格相場を決める要素

ピコタンの価格は、主にサイズ・素材・デザインバリエーションの3つの要素によって決まります。

サイズは、ミクロ・PM・MM・GM・TGMの5展開があり、大きくなるほど使用するレザーの量が増えるため価格も上昇します。

素材は、トリヨンクレマンスやドブリスといった定番レザーから、アリゲーターなどのエキゾチックレザーまで幅広く、選ぶ素材によって定価が大きく異なる点もピコタンの特徴です。

また、カザックやタッチ、ラッキーデイジーといった特別仕様のデザインバリエーションは、通常のスタンダードモデルより高額になる傾向があります。

中古市場では、これらに加えてコンディションも相場を左右する重要な要素で、未使用品・中古品Aランク・中古品Bランクなど状態によって価格が変わります。

ピコタンのサイズ展開と特徴

ピコタンロックは現在5つのサイズで展開されています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ピコタンロック ミクロ

 

横幅:16センチ 重さ約:160g

手のひらにすっぽりと収まる、シリーズ最小のサイズです。スマートフォンや小銭入れ、リップスティックなど最小限の荷物を入れるのに適しており、パーティーやデートシーンでのアクセサリーバッグとして人気を集めています。

ピコタンロック PM

 

横幅:18センチ 重さ:約400g

シリーズのなかで最も人気が高いサイズで、スマートフォン・コンパクト財布・ハンカチ・キーケースなど日常の必需品を収納できます。長財布は収まりにくいため、コンパクトウォレットとの相性が抜群です。カジュアルなお出かけやショッピングに最適なサイズ感で、幅広い年齢層から支持されています。

ピコタンロック MM

 

横幅:23センチ 重さ:約460g

PMより一回り大きく、収納力と使い勝手のバランスが優れたモデルです。長財布や手帳、ペットボトルなども無理なく収納できます。デイリーユースから通勤まで幅広いシーンで活躍し、PM同様に人気が高いサイズです。PMでは少し物足りないと感じる方や使いやすさを最優先したい方におすすめです。

ピコタンロック GM

 

横幅:26センチ 重さ:約920g

MMよりさらに大きく、A4ファイルやタブレットも収納できる実用的なサイズです。荷物が多いデイリーユースや、マザーズバッグとしても重宝されます。大容量でありながらピコタン特有の丸みあるフォルムを保っているため、スタイリッシュに持てるのが魅力です。

ピコタンロック TGM

 

横幅:33センチ 重さ:約1,300g

シリーズ最大サイズで、ボストンバッグに匹敵するほどの収納力を持ちます。荷物が多い方や男性ユーザーにも人気があり、ちょっとした小旅行やお泊まりにも使えるオールラウンドなモデルです。

 

エルメス
ピコタンをもっと見る

【2026年最新】ピコタンの定価一覧

2026年6月現在のおおよその国内定価は下記のとおりです。

サイズ 国内定価
ミクロ
PM 578,600円
MM 620,400円
GM 756,800円
TGM 約50万(生産終了の為、最終上代価格)

■エルメス「ピコタン」の人気カラーと素材

20年近く発売されているピコタンシリーズですが、展開されている素材は様々な種類があります。その中で、人気のカラーと素材について説明します。

ピコタンの値上がり推移

ピコタンの価格上昇の背景には、世界的な原材料費・人件費の高騰があります。高品質なレザーの調達コストが年々増加していることに加え、エルメスが製品の希少性を維持・向上させるというブランド戦略も価格改定に影響していると考えられています。

また、日本においては円安・ユーロ高の進行が、輸入品であるエルメス製品の価格上昇にさらに拍車をかけているのが現状です。

こうした背景のもと、エルメスでは2022年以降、毎年2月頃を中心に定期的な価格改定を実施しています。かつては30万円台で購入できた時代もありましたが、現在では最も人気のあるPMサイズでも57万円台に達しており、2021年から2026年の約5年間で40%近い値上がりとなっています。おおまかな推移は以下のとおりです。

時期 主な改定内容(全体目安)
2019年 約5%の値上げ
2020〜2021年 据え置き(約32万円台)
2022年2月 約5〜6%の値上げ
2023年1月 約7〜11%の値上げ
2024年2月 約10〜20%の値上げ
2025年2月 約5〜20%の値上げ(PMは約531,300円)
2026年2月 約7%の値上げ(PMは578,600円、MMは620,400円)

 

今後も毎年2月前後に価格改定がおこなわれる可能性が高く、気に入ったモデルは早めに購入するという意識がファンの間で広まっています。購入を検討されている方は、早めの判断をおすすめします。

正規店でピコタンの定価がわかりにくい理由

「公式サイトにピコタンの価格が載っていない」「店頭に行っても価格表がないので定価がわかりにくい」という声をよく耳にします。これには、エルメスならではの独自の生産体制とブランド戦略が深く関係しています。

エルメスでは、すべてのバッグを熟練した一流の職人がひとつずつ手作業で仕立てる少量生産を徹底しているため、市場への流通量が極めて限られています。そのためブティックへの入荷自体が稀であり、店頭在庫も常に一定ではないことから、バーキンやケリーと同様に入手困難なバッグの代表格といえるでしょう。

基本的にはブティックの棚に在庫が並ぶことはなく、バックヤードに保管されているか、入荷自体がないケースがほとんどで、店頭でスタッフに直接確認しない限り定価を知る機会そのものが得られません。公式サイトでの価格非掲載は、オンラインでの気軽な価格比較を避け、店頭での接客を通じてブランド体験を提供するというエルメスの方針とも合致しています。

また、フランス本国でのユーロ価格を基準に為替動向を反映して各国で急な価格改定(値上げ)がおこなわれる流通体制を敷いていることも、公式な紙のカタログなどに一律の価格表を設けない一因となっています。

ピコタンのデザインバリエーション

ピコタンロックには、スタンダードモデルのほかにも多彩なデザインバリエーションがあります。個性を演出したい方におすすめのラインナップです。

ピコタンロック タッチ

エルメスには”タッチ”シリーズというデザインが存在します。

バーキンやケリーだけでなく、ピコタンにおいても展開されています。

それでは、ピコタンロックと異なる点はどこにあるのでしょうか。

上記の写真でわかるように、ピコタンロック タッチのハンドル部分は、ボディ部分と異なる素材が使用されています。

ハンドル部分の素材は、しっとりとした手触りが特徴のヴォー・スイフトという牛革が主に使用されています。

また、ハンドルとボディで異なるカラーで製造されることがあるため、特別感溢れるピコタンとして持つことができます。

ピコタンロック トレサージュ

下記のピコタンを見て、ピコタンと変わったポイントが2つわかる方は、エルメスに詳しい方だと思います。

その違いはどこにあるのでしょうか?

1つ目は、ハンドル部分のデザインです。

トレサージュはフランス語で「編むこと、結ぶこと」を意味します。

その名の通り、異なる革同士を編み込むことで、ハンドルに模様が描かれているように製造されています。

こちらはわかりやすい違いですね。

2つ目は、素材にヴォー・エプソンを使用していることです。

下記2つの写真でバッグ表面に使われている素材を比較して見ると、トレサージュの革は非常に細かい型押しであることがわかると思います。

ピコタンロックはトリヨンクレマンスというやわらかい牛革を使用していて、トレサージュはヴォー・エプソンを使用しています。

エプソンの特徴は、固く、張りがあることが特徴です。

型崩れが気になる方は、ヴォー・エプソンの素材が使われている”ピコタンロック トレサージュ”を検討されることをおすすめします。

ピコタンロック カザック・カザック2

ピコタンにもさまざまなカラーバリエーションがありますが、そのなかで2016年頃から登場したシリーズが、大胆なバイカラーが目を引くピコタン ロック カザックです。

バーキンでも展開されているこちらのカザックはフランス語で、競馬の騎手の上着を意味します。背番号がわからなくてもどの馬かわかりやすいように、明るく目立つようなカラーが特徴です。

中央から分かれたカラーを用いたデザインとなっています。また、2色のみ使われている通常のカザックと、3色を用いたカザック2が存在しています。

見分けるポイントはハンドルの配色です。カザック2はハンドルの右表、左表、裏でそれぞれ色が異なり、カザックはハンドルの表、裏でそれぞれ色が異なります。

カラーの組み合わせも豊富にあり、他の人と被らないピコタンが欲しいと考えている方に、オススメのシリーズです。

ピコタンロック エクラ

ピコタンロック タッチの後続のような形で新しく登場したのがピコタンロック エクラです。

タッチと同じくハンドル部分にボディ部分と違う素材が使われていますが、エクラはハンドルの内側にさらっとした肌なじみのよいスイフト素材が使われているのが特徴です。カラーもハンドルの内側のみ違っていて、エクラにしかない魅力を感じることができます。

ピコタンロック モノクローム

2020年に登場したピコタンロックモノクローム。名前の通りカデナや底ビスなどパーツも黒色で、人とかぶりにくいバッグをお探しの方にぴったりです。

中古相場もプレミアム価格のまま推移しているため、非常に人気の高いシリーズといえます。

ピコタンロック カーゴ(ポケット)

ピコタンでは珍しいキャンバス素材に、正面にはフラップつきポケットがついている一目で少し違うとわかるピコタンロックです。

外側に仕切りのある幅広のポケットがついているため、使い勝手の良さも抜群でさまざまな荷物が多くてもスマートに持てる頼もしいハンドバッグです。

ピコタンロック ラッキーデイジー

2022年に登場した花柄が特徴のラッキーデイジー。

花びら1枚1枚の縁取りが、エルメスの象徴でもある馬蹄をモチーフに描かれているデザインです。

上品さと遊び心を兼ね備えた至極の一品ですね。

サイズはミクロ・PM 18 ”の2サイズ展開となっており、カラーはモーヴシルベストル ピンク ・ヴェール グリーン ・チャイ ブラウン の3種類となっています。

エルメス「ピコタン」の人気カラー

シンプルでエレガントなブラック・グレー

もともと上品なミニサイズのピコタンですが、シックなカラーになるとより一層、大人な印象を演出してくれます。

差し色になるピンクやイエロー

明るいカラーになると、可愛らしい印象が際立ちます。
落ち着いたカラーの洋服が多い方は、差し色になるカラーを選んでみてもよいかもしれません。

おすすめの人気カラー

シンプルで合わせやすいブラックや、グレー系も人気ですが、ピコタンが気になられている方は、他のバッグよりも明るい色に目がいってしまうことも多いかと思います。その理由としては、ピコタンは他のバッグと違ってコロンとしたサイズ感とフォルムが特徴的な為、コーディネートのアクセントとして人気を集めているからではないでしょうか。

ここからは、実際に人気カラーをご紹介します。
シンプルで合わせやすい落ち着いたトーンのカラーも人気のピコタンですが、小振りで可愛らしいフォルムが特徴の為、より可愛らしく見える明るいトーンカラーも人気です。その一部をご紹介します。

▼ ローズサクラ

さくら色の淡いピンクでエルメスの中でも人気があるローズサクラは、ピコタンにも相性が良いカラーです。ファッションに取り入れると上品さの中にも可愛らしい女性らしさを演出してくれます。

▼ クレ

フランス語で「白亜」や「チョーク」の意味を持つ、上品なアイボリー系のカラーが特徴のクレ。ホワイトよりも少し汚れが目立ちにくく、上品で清楚なイメージのカラーをお探しの方にはオススメです。

2026年最新カラー

2026年のエルメスの年間テーマは「冒険の呼び声(L’appel du large)」。このテーマのもと、2026年春夏コレクションでは個性豊かな新色が登場しています。

注目の新色のひとつがパープルです。アイリスやヴィオレを彷彿とさせながらも、より落ち着きと成熟した雰囲気を持つパープルで、ピンクのニュアンスが強い既存の紫系カラーとは一線を画す、スタンダードで芯のある美しさが魅力です。ネイビーやブラックといったベーシックカラーと合わせると、華やかな色味が際立ちます。

もうひとつの注目新色がギモーヴです。ギモーヴとはフランス語でマシュマロを意味し、その名の通りやわらかく甘さを感じさせる淡いパステルピンクのニュアンスカラーです。ふんわりとした優しい空気感と軽やかさが特徴で、春夏シーズンのコーディネートに自然に溶け込む上品な色合いです。

エルメス「ピコタン」の代表的な素材

ピコタンに使用される素材も、価格と人気を左右する重要な要素です。ここでは代表的な3つの素材を紹介します。

人気定番の素材は”トリヨンクレマンス”

現在、ピコタンシリーズの主な素材は”トリヨンクレマンス”になります。
トリヨンクレマンスは牛革の素材ですが、その特徴は「傷が目立ちにくい型押し」、「トリヨンクレマンス特有の柔らかさ」にあります
フォーマル・クラシックな印象になりがちな固い革素材と比較して、柔らかいトリヨンクレマンスは、カジュアルな装いにもピッタリです。

▼ トリヨンクレマンス

 

なめらかな手触りと可愛さが合わさった”ドブリス”

人気素材でもあるドブリス。スエード特有の温かみと可愛らしさが、ピコタンの魅力を引き立たせてくれます。

▼ ドブリス

 

 

ラグジュアリーで艶美な高級革である”アリゲーター マット”

アリゲーターは、アメリカのミシシッピ川に生息するワニを指し、大きな竹斑(たけふ。竹の節のようにみえるワニ柄のこと)が特徴のワニ革です。通常の光沢感あるワニ革とはまた違った質感を味わうことができます。ピコタンロック タッチでは、ハンドル部分に使用されているモデルもあります。

▼ アリゲーターマット

 

 

コメ兵でピコタンを探すメリット

ピコタンはその高い人気から正規ブティックでの入手が極めて難しく、いわゆるエルパト(エルメスパトロール)に疲れてしまう方も少なくありません。そこでおすすめなのが、日本最大級のリユースデパート「コメ兵(KOMEHYO)」です。

コメ兵では、定番から稀少な限定デザインまで取り揃う圧倒的な在庫量と、独自の厳しい品質基準でバッグの状態を誠実かつわかりやすく評価する透明性の高いコンディション表示を徹底しています。

さらに、長年の実績に裏打ちされたプロの専門鑑定士が全商品を厳しくチェックする厳格な真贋判定(鑑定)システムを導入しています。企業としての確固たる信頼と安心の真贋保証があるからこそ、憧れのピコタンを納得のいく最高品質かつ絶対的な安心感とともに入手することができます。

■まとめ

2000年代から発売されたピコタンシリーズ。創業160年以上の歴史を誇るエルメスのなかでは、比較的新しい製品に該当しますが、その人気は絶大でブランドを代表するアイコンバッグです。また、カラーバリエーションも多彩です。

定番・新色以外にも魅力的なカラーが多く、お気に入りの一色を見つけるために、インターネットやリユースショップのなかでも、特に日本最大級の信頼と実績を持つコメ兵(KOMEHYO)の店舗やオンラインストアを一度チェックしてみてください。きっと素敵な出会いが待っています。

 

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

 

エルメスのバッグについては、以下の記事もご覧ください。

エールバッグとエールバッグ ジップは遊び心にあふれたエルメスのアイコンバッグ

エルメス 24/24(ヴァンキャトル ヴァンキャトル)は使うシーンを選ばない万能バッグ

エルメスの使い勝手抜群なバッグ「リンディ」|その特徴やサイズ展開などをご紹介

SHARE THIS ARTICLE