高級腕時計の時計通信

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3.3.2026

ロングセラーの秘密|ロレックス デイトジャスト

Komehyo

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

 

デイトジャストの旧型と現行、どっちを買うべきか迷っていませんか?
今回は、ロレックスの象徴的なモデル「デイトジャスト」がなぜこれほどまでに長く愛され続けるのか、その秘密に迫ります!

各年代の進化の歴史と、時代を経ても失われない「不変の魅力」を徹底解説。さらに、デイトジャスト最大の楽しみである、豊富なバリエーション(文字盤・素材・ベゼル)についても詳しくご紹介します。

時計選びの参考になる情報を凝縮しましたので、ぜひ最後までお楽しみください!


【目次】

・ロレックス デイトジャストとは

・ロングセラーの秘密

・年代別のデイトジャスト

・Ref.1601|1960年〜1970年頃

・Ref.16013|1980年第頃

・Ref.16233|1990年代頃

・Ref.116223|2000年代半ば

・現行モデル|2010年代〜

・年代別デイトジャストのまとめ

不変性①|ジュビリーブレスレット

不変性②|日付ディスク表示

不変性③|36mmを作り続ける

・様々なバリエーション

・バリエーション①|様々なベゼルサイズ

・バリエーション②|ブレスレットタイプ

・バリエーション③|様々なベゼルデザイン

・バリエーションのまとめ

・本ブログのまとめ

 


ロレックス デイトジャストとは

まずは、ロングセラーの秘密に迫る前に「デイトジャスト」について簡単にご紹介します。
「デイトジャスト」が誕生したのは、1945年でかなり昔からあるデザインですが、こちらは今も現行モデルとして販売されている、ロングセラーモデルです。

「デイトジャスト」が約80年もの長い期間、定番モデルでいられたのは何か秘密があるはずなので、こちらについてご紹介させていただきます。

ロングセラーの秘密

まず結論からお話しします。
この「ロレックス デイトジャスト」がロングセラーである最大の秘密は「デザインの不変性」にあります。
今回は実際に各年代の「デイトジャスト」をお持ちしているので、まずは見比べてみてください。

他のブランドだと、いくらロングセラーのモデルとはいえ、サイズを現代モデル風にアップデートしたり、見た目のプロポーションに変化を与えたりと、デザインテイストを変えてくるのが一般的です。その中で「デイトジャスト」は大きな変化を加えることなくロングセラーとなりました。
ですが、ムーブメントのアップデートや一部デザインの変更は行われているため、こちらについて各年代ごとにどこが変更されているのか見てみましょう。


年代別のデイトジャスト

今回は「デイトジャスト」のロングセラーの中で、不変性が強みであることを前提に、変化していった部分はどこなのかをお話しします。

Ref.1601|1960年〜1970年頃

こちらは1960年代〜1970年代頃の「Ref.1601」というモデルです。
デザインについては現行モデルとの違いはありませんが、その中でも変更があった点を解説します。

①風防の使用素材の違い
最もわかりやすい違いは、風防部分の素材です。
現行モデル:傷に強いフラットな「サファイアガラス」を採用

※サファイアガラス風防

Ref1601:面に少し盛り上がりがある「プラスチック風防」を採用

②ブレスレットの違い
「デイトジャスト」に使用されているブレスレットは進化しており、現行とこちらのモデルを横から見ていただくとより違いがわかります。
現行モデル:ジュビリーブレスという仕様で、マイナスネジがあり、ドライバーで簡単に調整可能
Ref1601:巻ブレスという仕様で簡単に調整できないタイプ

※巻ブレス

そのほかにも当時は現行のブレスと違い、シングルバックルが採用されています。
また、ムーブメントはヴィンテージ時代の機械で、「Cal.1570」という機械が採用されています。


Ref.16013|1980年代頃

次に1980年代頃に作られていた「Ref.16013」というモデルのご紹介です。
この頃もデザインは同様で、風防もプラスチック性なので変化はありません。

ブレスレットについては時代によって若干の違いがあり、こちらはネジ式のモノが使われています。
この時代の1番の違いは「ムーブメント」の変更です。

前回の「Cal.1570」から「Cal.3035」という機械に変わり、リューズで簡単に日付が変更できるようになりました。


Ref.16233|1990年代頃

次に1990年代頃に作られていた「Ref.16233」というモデルのご紹介です。
こちらは先ほどのモデルと明らかに変わったところがあります。
前回のモデルまでは風防が「プラスチック製」でしたが、このモデルから表面がフラットな「サファイアガラス」になりました。


角度を付けてそれぞれのモデルを比較すると、より変化が分かりやすくなります。
ムーブメントも変化していますが、機能の追加ではなく、機械の耐久性がアップされています。


Ref.116223|2000年代半ば

次に2000年代半ばに登場した「Ref.116233」というモデルのご紹介です。
こちらはムーブメントに変更はなく、先ほどと同様の「Cal.3035」が使われています。
ですがここでブレスレットが大きく変更になりました。


元々クラスプが別部品のような見た目をしていましたが、クラスプからブレスレットのデザインが一続きのタイプに変更になったので、見た目がかなりアップデートされました。
また、ブレスレットのコマの中も、以前までは中空になっていましたが、このモデルからは無垢となり、中までしっかり金属が詰まるようになったため、手に取った際の重厚感が増しています。

さらに、これら全体の仕様変更によって、モデルとしての高級感がより一層増しました。


光沢感の使い方が変更し、ラグの4つ足部分を見ていただくと、元々は艶消し仕上げだったものが、光沢仕上げになっています。
当時ではこのキラキラしている時計が流行っていたこともこの進化には関係していそうです。


現行モデル|2010年代〜

最後に2010年〜のモデルでこちらは現行モデルとなります。
(※今回は現行モデルのみホワイトとステンレスのコンビネーションをお持ちしています。)

こちらの現行モデルについては、アップデートが外装とムーブメント両方であります。

【外装】
今回もブレスレットが変更になり、またクラスプがしっかりと独立したデザインに変更となりました。
さらにブレスレットの機能面もアップデートしており、クラスプを開けるとサイズの微調整が簡単にできるようなタイプに変更となっています。

【ムーブメント】
前回のモデルではアップデートがありませんでしたが、現行モデルでは「Cal.3035」→「Cal.3235」へと変更しました。
大きく変更した点は日付機能で、今までは夜中の12時前後に日付の変更を行うと故障のリスクがありましたが、このアップデートで夜中の12時に日付を変更しても故障しなくなりました。
また、そのほか細かい部品もアップデートされており、より精度が安定し、衝撃に強いムーブメントとなりました。


年代別デイトジャストのまとめ

5つの年代に分けたモデルのご紹介をしましたが、ほとんどの世代でムーブメントが進化していましたね。
デザイン面ではブレスレットやクラスプの違いはあるものの、大きく変更になったのは風防が「プラスチック」→「サファイアガラス」の点ではないでしょうか。
全体通してみてもデザインはほぼ変えることなく、機械も外装もアップデートしているのはすごいことですよね。


不変性①|ジュビリーブレスレット

ここまではデイトジャストの進化してきた部分のご紹介をしてきましたが、逆に進化しなかった不変の部分をご紹介します。

1945年に記念モデルとして登場した「デイトジャスト」ですが、その時から「ジュビリーブレスレット」といわれるブレスレットが採用されています。
5連コマのデザインで、中心の3列目が細くなっている「ジュビリーブレスレット」に「フルーテットベゼル」というギザギザベゼルを組み合わせたモノを「ジュビリー」といい、現在も使用されています。


不変性②|日付ディスク表示

「デイトジャスト」には3時位置に日付が付いており、この3時位置に日付をディスク表示にしたのが、当時においてかなり画期的でした。
1945年頃の日付表示は針で示すものが一般的でしたが、「デイトジャスト」ではディスク表示になり、この日付表示方法は今でも継続されている機能となっています。


不変性③|36mmを作り続ける

今まで見ていただいた「デイトジャスト」ですが、皆さん「少し小さいな」と感じませんでしたか?
今の時計の流行りでいくと40mmサイズ前後が多い中で、この「デイトジャスト」は「36mm」サイズを今でも作り続けています。

世の中のニーズに合わせて変化を与える企業努力はどの時計メーカーもしていますが、このあえて変化を与えない我慢強さは「ロレックス」特有の非常にすごいポイントです。


様々なバリエーション

「デイトジャスト」のようにデザインを長く維持していくと、どうしても変化していくデザインのニーズに対応できない点がデメリットになってしまいますが、「ロレックス」は上手く工夫をしてこのデメリットを補っています。
どのような工夫をしたかというと「ロレックス」は「デイトジャスト」の「バリエーション」を増やすことでこのデメリットを補いました。


バリエーション①|様々なベゼルサイズ

先ほど基本的なサイズは「36mm」サイズというお話しをしましたが、実はいくつかサイズがあります。

36mm|1番基本のサイズ
41mm|現在のニーズに合わせた男性用サイズ
28mm|ユニセックス・ボーイズサイズ
26mm|女性用サイズ

このようにいくつかサイズ展開をすることで、現在の流行にも対応できるようになっています。


バリエーション②|ブレスレットタイプ

実はブレスレットにもバリエーションがあります。

※プレジデントブレス

このようにドレッシーに使いたい方、スポーティーに使いたい方と用途別にブレスレットを選んでいただくことも可能で、特別なモデルではプレジデントブレスも選んでいただくことが可能です。


バリエーション③|様々なベゼルデザイン

ベゼルの基本はジュビリーデザインに合った、ギザギザベゼルの「フルーテッドベゼル」が伝統的な見た目ですが、他のバリエーションも用意されています。

※スムースベゼル


バリエーションのまとめ

今回は3つのバリエーションについてご紹介しましたが、これら以外にも「文字盤の種類」や「インデックスタイプ」「素材」といった違いもあり、本当にバリエーションの幅広さが強みな時計だと感じます。
当社KOMEHYOでは他店舗にある皆さんのお気に入りデザインのデイトジャストを最大3つまで近くの店舗に無料で取り寄せるサービスもございます。
気になるデイトジャストがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 


本ブログのまとめ

今回はロレックスのロングセラー「デイトジャスト」の不変性とニーズに応え続ける「デザインのバリエーション」についてお話しました。

1945年の誕生から現在に至るまで、基本のデザインを崩さず作り続けられているすごさ、時計業界にとって厳しい「冬の時代」であっても、決して歩みを止めない脅威的な継続性はロレックスの素晴らしいポイントでしたね。

様々な年代の「デイトジャスト」をご紹介しましたが、皆さんのお好みのモデルはございましたか?
ぜひ、「あのベゼルとブレスの組み合わせが理想!」等コメント欄でこだわりや好みを教えていただけますと幸いです。

この内容が皆さんの時計選びの参考になればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

 

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