13.12.2025
【ROLEX】エクスプローラーⅡ なぜ評価が高い?|オンライン分析と他モデルとの徹底比較!
Komehyo

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
ROLEXには数多くの人気モデルがありますが、「エクスプローラーⅡ」は、「サブマリーナー」や「デイトナ」といったトップクラスの人気モデルとは、少し立ち位置が異なるように感じられます。
では、「エクスプローラーⅡ」はROLEXのラインナップの中で、どんなポジションにあるのでしょうか?気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、オンライン上のさまざまな意見を収集・分析した結果、興味深い傾向が見えてきましたので、ご紹介します。
さらにこの分析をもとに、他のROLEXモデルと比較しながら、「エクスプローラーⅡ」が持つ魅力や強みについても詳しく解説していきます。
【目次】
オンライン上のデータ収集

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
まずは、「エクスプローラーⅡ」に関するオンライン上のさまざまな意見を分析した結果をご紹介します。
【エクスプローラーⅡ】
■ 肯定的な意見
以下の3つのポイントに好意的な意見が集中していました:
-
デザインがかっこいい
-
実用性(性能)が高い
-
丈夫で耐久性がある
■ 否定的な意見
否定的な意見は全体的に少なく、目立ったものとしては
「サイズが大きすぎる」
という声が多く見られました。
このように意見を見ていくと、「エクスプローラーⅡ」はデザイン性、実用性、耐久性といった点で高く評価されている一方で、大きめのサイズが好みを分ける要因となっているようです。
ただし、「エクスプローラーⅡ」単体の評価だけでは、他のROLEXモデルとの違いや個性が見えにくいため、同じくGMT機能を備えた「GMTマスター」に関する肯定的な意見もあわせて分析してみました。
【GMTマスター】

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■ 肯定的な意見
「GMTマスター」に関しては、
● デザインが美しい
● 見た目が素晴らしい
といったデザイン面を評価する声が多く寄せられており、デザイン性の高さが大きな特徴と言えるでしょう。
これらの意見と比較したうえで見えてきた「エクスプローラーⅡ」の強み・特徴は、以下の4点です:
『かっこよさ』・『実用性』・『堅牢性』・『視認性』
このように、「エクスプローラーⅡ」は見た目の魅力に加えて、実用的でタフな性能が評価されていることがわかります。
「エクスプローラーⅡ」はツール感が特徴!?
他のモデルでは「美しい」や「綺麗」といった表現が多く見られる中、「エクスプローラーⅡ」では「かっこいい」という評価が上位に挙がっているのが特徴的です。
この理由として、「エクスプローラーⅡ」は見た目に“ツール感”が強く表れているからだと考えられます。
この“ツール感”とは、いわばプロフェッショナル向けの道具のような無骨さや実用性を感じさせるデザインのことです。
では、そのツール感を演出する具体的な要素を見てみましょう。
■ ツール感を高める3つの要素
着色部分を減らす
→ 文字盤やベゼルにあえて色を使わず、シンプルで落ち着いた印象にする
金属部分を増やす
→ ベゼルを太く・厚く設計し、重厚感や堅牢さを演出する
ツヤ消し仕上げ(マット加工)を取り入れる
→ サテン仕上げなど光沢を抑えた処理を多用し、実用的で落ち着いた印象にする
これらの要素が多く取り入れられているほど、「ツール感」はより強く感じられます。
次に、他のROLEXモデルと比較しながら、「エクスプローラーⅡ」がどれほどツール感のあるモデルなのかを詳しく見ていきましょう。
モデル別 特徴のチェック
【エクスプローラーⅡ】
エクスプローラーⅡのツール感について
このモデルでは、着色されているのは文字盤のみで、その他のパーツはほとんどが金属パーツで構成されています。そのため、全体的に無骨で実用的な印象が強く、ツール感の高さが際立っています。
また、仕上げにはツヤ消しのサテン仕上げが施されており、光沢を抑えたマットな質感も、プロフェッショナルツールのような雰囲気をさらに強調しています。
さらに、ベゼル部分には太めのメタルベゼルが採用されており、金属の面積が広く見えることで、より一層ツール感が際立つデザインになっています。
現行モデルは42mmとやや大きめのサイズですが、過去のモデルには40mmのものもあるため、サイズ感で選べるのも「エクスプローラーⅡ」の魅力のひとつです。

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【GMTマスター】
■ 「エクスプローラーⅡ」との比較
こちらのモデルでは、着色されているのは文字盤とベゼルの両方で、全体的にメタル部分の面積は「エクスプローラーⅡ」と比べて少なめです。
特にブレスレットはジュエリータイプで、中央部分に光沢仕上げが施されており、ツヤのある美しい見た目が特徴です。
また、艶消し仕上げ(マット加工)の部分は少なめになっているため、全体としてはツール感よりも、デザインの美しさや華やかさが際立つモデルとなっています。

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【エクスプローラーⅠ】
■ メタル比率は高いが、ツール感は控えめ
このモデルは文字盤以外に着色部分がなく、全体の大部分をメタルパーツが占めているという点では、「エクスプローラーⅡ」と共通しています。
しかし、ベゼルが細めにデザインされているうえに、光沢仕上げが施されているため、ベゼル自体の存在感は控えめになっています。
その結果、全体的にツール感はあまり感じられず、美しい文字盤を引き立てるためにデザインされたモデルであることがわかります。

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【デイトナ】
■ 「デイトナ(旧作)」の特徴とデザイン性
現行の「デイトナ」はベゼルにセラミック素材が使われていますが、今回はあえて旧モデルの金属ベゼルを取り上げています。
この旧型デイトナは、ベゼルが光沢仕上げで、ブレスレットの中央部分にも同じく光沢仕上げが施されています。
メタルパーツの比率が高い点は「エクスプローラーⅡ」と共通していますが、光沢のある部分が多いのが「デイトナ」の大きな特徴です。
さらに、インダイヤル(小さなサブダイヤル)の縁取りにも金属パーツが使われており、文字盤の中にまでメタル要素を取り入れることで、全体に統一感と高級感を持たせるデザインが採用されています。
このような工夫からもわかるように、「デイトナ」はツール感よりも、華やかさや洗練された美しさを重視したモデルだと言えるでしょう。

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【比較のまとめ】

他のモデルと比べても、「エクスプローラーⅡ」はツール感が際立っている部分が多いことがわかりました。
さらに注目したいのが、針のデザインです。
針には一部に着色が施されており、これは視認性を高めるための工夫として取り入れられています。必要な情報を素早く読み取れるよう配慮された、まさに“道具としての時計”といえるポイントです。
こうした点を総合すると、「エクスプローラーⅡ」はROLEXの中でもドレッシーさや華やかさを前面に出すのではなく、ツールウォッチとしての実用性を強く打ち出している、非常に個性的なモデルだと言えるでしょう。
評価の高い実用性
インターネット上では「実用性が高い!」という評価が多く見られましたが、ここでは実際にどのような点が実用的なのかをご紹介していきます。
①視認性の高さ
視認性の高さは、他のモデルと比較するとよりわかりやすいため、今回は同じGMT機能を持つ「GMTマスター」と比べてみます。
並べて見るとよくわかりますが、「GMTマスター」はベゼルに着色が施されており、非常に目立つデザインです。一方で、「エクスプローラーⅡ」は先ほど説明した通り、文字盤と針だけが着色されているため、自然と文字盤に視線が集中しやすい特徴があります。
さらに現行モデルでは、各パーツが大きめに作られており、インデックスも大きくなっているため、時間を読み取る際の見やすさが圧倒的に優れていることがわかります。
②機能面[GMT機能]
GMT機能は、海外の時間など複数の時間帯を同時に確認できる、とても便利な機能です。
「エクスプローラーⅡ」では、オレンジ色の針がGMT針として使われており、ベゼルには24時間表示のインデックスが付いています。
ROLEXの中でもGMT機能を備えたモデルは限られているため、その点でも「エクスプローラーⅡ」は特に重宝されていると言えるでしょう。
③堅牢性[丈夫さ]
まず、ROLEXの時計には衝撃や磁気に強いムーブメントが採用されているため、耐久性や堅牢性が非常に高いです。
さらに、「エクスプローラーⅡ」は幅広のベゼルを持っているため、時計自体をしっかりと守る役割も果たしており、丈夫さが際立っています。
また、堅牢性とは少し異なりますが、メタル部分はツヤ消し仕上げになっているため、万が一傷がついても目立ちにくい特徴があります。むしろ、使い込むことで味わいが増す“ツール感”があり、この点も堅牢性の一部として評価されているのかもしれません。
④TPOを選ばず利用ができる

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
「エクスプローラーⅡ」を使っている方からは、「幅広いシーンで使える」という声が多く寄せられています。
実際にデザインを見ると、ドレッシーすぎず落ち着いた雰囲気があるため、ビジネスシーンでも問題なく使えます。さらに、針だけに着色が施されている個性的なワンポイントがあることで、晴れやかな場面でもしっかりと映える時計です。
このように、仕事でもプライベートでも使いやすい落ち着いたデザインは、満足度が高く、多くの人に支持される理由の一つとなっています。
最後に
今回は「エクスプローラーⅡ」の魅力を、他のモデルと比較しながらご紹介しました。
「ツール感」を重視する方や、「どんなシーンでも気兼ねなく使いたい」という方には、特におすすめの時計です。
また、「エクスプローラーⅡ」には現行モデルと過去モデルがあり、それぞれ異なる魅力を持っています。
現行モデルはやや大きめとの意見もありますが、過去モデルなら40mmサイズが選べるほか、白文字盤のモデルも存在します。
ぜひ、さまざまな「エクスプローラーⅡ」を見比べて、自分にぴったりの一本を見つけてみてください。

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
KOMEHYOでも取り寄せサービスを活用すれば、サイズや文字盤、価格をそれぞれ比較しながら、選んでいただくことも可能です。
詳しくはHPを見ていただくか、お近くの店舗にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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