高級腕時計の時計通信

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3.1.2024

ROLEX/エクスプローラーⅠはなぜ人気なのか?

Komehyo

今回は高級時計入門~時計好きの幅広い層から支持されているモデル、 ロレックス エクスプローラーⅠ がなぜここまで多くの方から愛されているのかについてご紹介いたします。

 

▼目次
時計業界の意外な一面
人気の理由①(変な味付けのないシンプルなデザイン)
人気の理由②(魅力的な文字盤)
人気の理由③(他モデルとの価格差)
まとめ


 

◾️時計業界の意外な一面

皆さんは時計業界で人気なモデルと聞くと、どんな時計を思い浮かべますか?

おそらく、ダイバーズウォッチやクロノグラフといったデザインや機能に特徴のある時計を思い浮かべる方が多いと思います。

例えば、人気モデルを挙げると、ロレックスのサブマリーナーやデイトナ、オメガのスピードマスターやシーマスターなどは「機能に特徴がある時計」で、カルティエのタンクやサントス、フランクミュラーのトノウカーベックスなどは「デザインに特徴がある時計」です。

 

つまり、人気モデルには「わかりやすい特徴」があることが多いのです。しかし、エクスプローラーⅠは、丸形で時間表示のみという「シンプルな時計」にもかかわらず、時計業界屈指の人気モデルです。これは、実は珍しいことなのです。

 

シンプルな時計が人気モデルになった他の例としては、 パテックフィリップ カラトラバ や IWC マークシリーズ といったモデルもありますが、全体としては数少ない例でしょう。その数少ない例に挙がるモデルの中でも、エクスプローラーⅠは抜群の知名度と人気を獲得しており、本当に凄いモデルだと感じます。

 


◾️人気の理由①(変な味付けのないシンプルなデザイン)

 

エクスプローラーⅠ の外観を見ていただくと分かるように、日付さえもなく時間表示のみとなっており、時計として最低限の機能しかありません。

ガラスの周りにあるベゼルは変な装飾がなく、シンプルなスムースベゼルとなっています。

ブレスレットはオイスターブレスというスポーティなブレスレットがついており、文字盤は黒文字盤に夜光塗料が付いた、針とインデックスという仕様になっています。

ドレッシーな要素や、エレガントな要素もかなり排除されており、全体感はスポーティに寄ったデザインとなっています。

これらを見てみると、デザインに変な味付けがないため、万人に愛される、本当にシンプルな良い時計だと分かります。

 


◾️人気の理由②(魅力的な文字盤)

 

エクスプローラーⅠは文字盤の美しさが際立つよう、設計されています。

文字盤は黒文字盤となっていますが、この黒文字盤には良し悪しがあります。

一般的には黒色が濃ければ濃いほど良い文字盤とされていますが、ロレックスの黒文字盤は、黒のラッカーがかなり厚く塗られており、非常に深い黒色となっています。

このラッカーの厚みについては、日付枠のある時計は枠の切り取られた部分で厚みが確認できますが、エクスプローラーⅠは日付枠がないため、その厚さをわからせないという部分も非常に面白いです。

また、インデックスを見ていくと三角のインデックス、3、6、9の数字の間にはバーインデックスがあり、これらは左右均等のシンメトリーで作られておりバランス良く配置されています。

エクスプローラーⅠ は外装がシンプルな分、文字盤が一層際立つ、文字盤を主役とした時計となっています。

 


◾️人気の理由③(他モデルとの価格差)

 

(※コメ兵オンラインストアより)

現行モデルはメーカー価格、約90万円~100万円程ですが、昨今メーカー価格での購入は難しくなっています。

そのため、セカンドマーケットでの購入を検討される方が多いです。

セカンドマーケットで現行モデルの販売価格を見ていくと、約130万円~150万円位となっています。

ですが、以前のモデルについては約90万円~100万円での販売が多く、ロレックスのプロフェッショナルモデルの中では比較的購入しやすい価格帯となっています。

他のモデルを例に挙げると、サブマリーナーはセカンドマーケットで約150万円~200万円、デイトナに至っては300万円~500万円とかなり高額となっています。

これらと比較をすると、いかにエクスプローラーⅠが購入しやすいかが分かります。

そのため、エクスプローラーⅠの購入を検討する方も増え、大人気のモデルとなっています。


◾️まとめ

 

エクスプローラー1は外装に変な味付けがなくシンプルかつ、美しい文字盤持っており、さらに他のモデルに比べて購入しやすいというのが人気の理由です。

そのため、以前に比べてさらに人気が増しているように感じています。

元々フェイス直径が36mmでしたが、今の時代に合わせた39mmとなり、その後の現行モデルでは、従来の36mmと、流行りの40mmの2サイズ展開となりました。

こちらも今後さらなる人気を獲得していく要素の1つになっていくように感じます。

是非、ロレックス エクスプローラーⅠを検討されている方は参考にしてみてください。

 

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≫ ロレックス|エクスプローラーⅠをもっと見る

 

 


今回ご紹介させて頂きました時計は、動画でもご説明させていただいております。

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