エルメスのトートバッグを王道から個性派までまとめてご紹介

■はじめに

1837年に誕生し、高級バッグのブランドとして世界中で愛されているエルメス。一度は所有してみたいと憧れている方も多いことと思います。今回は、エルメスのトートバッグを代表するモデルの数々や、その魅力をご紹介します。

 

■ 目次

1. エルメスの王道・シンプルなトートバッグ
 1.1. フールトゥ
 1.2. ガーデンパーティー
 1.3. ヴァルパライソ
 1.4. エールライン
 1.5. アメダバ
 1.6. トロカ・ホリゾンタル
2. エルメスの個性派トートバッグ
 2.1. シュヴォーアン カモフラージュ
 2.2. ピコタン / ピコタン・ロック
 2.3. アルザン
 2.4. カンヌ
 2.5. スティープル
 2.6. アンビエ
 2.7. ピュールサングル
3. エルメスのトートバッグの魅力
 3.1. 洗練されたデザイン
 3.2. カラーバリエーションの豊富さ
 3.3. 収納力の高さ
 3.4. 幅広いシーンで使えること
 3.5. リセールバリューの高さ
4. エルメスのトートバッグに多く採用されているキャンバス素材の特徴
 4.1. 型崩れを起こしにくい
 4.2. 汚れには注意が必要
5. まとめ

 

1. エルメスの王道・シンプルなトートバッグ

エルメスのトートバッグの代表的なモデルや、デザインが比較的シンプルなモデルをご紹介します。

1.1. フールトゥ

フールトゥは、エルメスで初めてキャンバス素材を採用したバッグです。1998年の発売時から大人気となりました。バッグのハンドル部分の5本ライン(2代目以降は3本ライン)が特徴です。

また、キャンバス素材を採用することで比較的安価であります。エルメスが持つフォーマルで高級なイメージに、カジュアルで身近な要素を加えたモデルといえます。

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1.2. ガーデンパーティ

ガーデンパーティはエルメスのトートバッグのなかでも王道商品の一つです。名前のとおり、ガーデニング用品を入れるバッグがルーツとなっています。開口部が広く物の出し入れがしやすいため日常使いしやすく、特に女性から支持を受けているトートバッグです。

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1.3. ヴァルパライソ

ヴァルパライソは、ガーデンパーティーのデザインをベースに作られたモデルです。こちらも王道商品の一つです。

ヘリンボーンと呼ばれる美しいV字模様が特徴の「トワルシェブロン素材」を使っています。持ち手にはエルメスの「H」のステッチが入っているため、カジュアルながらも高級感のあるデザインとなっています。

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1.4. エールライン

エールラインは、フールトゥと同じくエルメスの代表的なトートバッグです。

フールトゥがWホック開閉式であるのに対して、エールラインはファスナー式開閉かつ鍵付きという設計になっています。また、ハンドル部分のラインが印象的なフールトゥに対し、エールラインは小さな「H」が互い違いに並んだプリントが特徴的です。

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1.5. アメダバ

アメダバは、レザーハンドルとコットンやナイロン素材を組み合わせた縦長のトートバッグで、「ディアゴ」とも呼ばれます。また、ショルダー部分が長い「カバ・ドゥ・ポッシュ」もあります。

軽量でナチュラルなデザインのためカジュアルシーン向きで、男女問わずに使えるデザインとなっています。

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1.6. トロカ・ホリゾンタル

トロカ・ホリゾンタルは、デザインがシンプルなユニセックスのトートバッグです。4つあるポケットにレザーを取り入れることで、カジュアルすぎないテイストに仕上げつつ、高い収納力を実現しています。底面には、エルメスの「H」が入っているのがポイントです。

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2. エルメスの個性派トートバッグ

「せっかくエルメスのバッグを所有するなら、もう少しデザインが華やかなものも検討したい」という方もいらっしゃることと思います。
ここからは、先ほどご紹介したトートバッグよりも、形やカラーが特徴的なモデルをご紹介していきます。

2.1. シュヴォーアン カモフラージュ

シュヴォーアン カモフラージュは、フールトゥと同様にコットン素材100%のトートバッグです。フォルムもフールトゥに似ていますが、シュヴォーアン カモフラージュはより個性的なデザインとなっています。

カラーバリエーションはエクリュ、ローズハイビスカス、ブルーアビスの3色あり、バッグの前面にはエルメスを象徴する馬のモチーフが重なり合うように描かれています。

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2.2. ピコタン / ピコタン・ロック

ピコタンは2000年代に登場したラインナップで、フォルムが可愛らしいモデルです。見た目はワントーンカラーで統一されており、底面に金具があるため置いても倒れにくいのが特徴です。ただし、ピコタンは既に廃盤となっており、現在はピコタン・ロックが主流です。

ピコタン・ロックは2008年に登場したモデルで、「カデナ」と呼ばれる南京錠がついています。ピコタンもピコタン・ロックも、開口部が大きく開く点が共通していますが、ピコタン・ロックは開口部にベルトをつけることで、中身が落ちにくいデザインになっています。

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2.3. アルザン

アルザンは、トートバッグだけでなく、ショルダーバッグやクラッチバッグとしても使える多機能モデルです。ショルダーの長さを調節することで5通りの使い方ができるため、さまざまな用途やシーンで活用できる使い勝手のよいバッグです。

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2.4. カンヌ

カンヌは、横から見たときの形が筒状になっているのが特徴のトートバッグです。丸くやわらかい印象で、可愛らしい見た目から特に若い女性を中心に人気があります。オレンジやブルーなどカラーバリエーションが豊富で、単色だけでなくストライプ柄があるのも人気のポイントです。

また、容量が大きく、スナップボタンを取れば中身が一目でわかるほど大きく開くため、収納力や利便性という面でも優れたバッグといえます。

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2.5. スティープル

スティープルは、暗めの落ち着いたカラーから柄物まで幅広いデザインを選べるモデルです。レザーとキャンバス地を組み合わせており、鐙をモチーフにしたチャームが付いているのが特徴です。デザイン性に加えて収納力も高いため、遊び心と利便性を両立させたい大人にぴったりです。

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2.6. アンビエ

アンビエは、1970年代のアーカイブコレクションから着想を受け、2021年に発売された比較的新しいモデルです。

生地全体にエルメスの「H」が斜めに配置され、バイアスになったHモチーフの流れに沿って、持ち手の根元もバイアスになっているのが新しさを感じさせます。デザインはシンプルで日常使いしやすいため、通年で活躍するバッグです。

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2.7. ピュールサングル

ピュールサングルは、2023年に発売されたラインナップで、収納力の高さとラグジュアリー感が魅力のモデルです。

ナイロンとコットンがミックスされた「トワル・ミリテール」というキャンバス地を使用しており、コットン100%とはまた異なった印象を与えます。側面には馬具の腹帯をイメージしたHストライプが施され、ポケットのカモフラージュになっています。

また、縦横約36cm、幅約20cmとサイズが大きいため収納力があり、荷物が多い外出や1泊の旅行などにも使える汎用性の高いバッグとなっています。

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3. エルメスのトートバッグの魅力

エルメスのトートバッグの魅力は、大きく分けて5つあります。

3.1. 洗練されたデザイン

エルメスらしいシンプルかつ華やかな洗練されたデザインは、クラシックなモデルから新作のピュールサングルまで、変わることなく受け継がれています。

3.2. カラーバリエーションの豊富さ

ベージュなどのシンプルな色合いから、ストライプ柄や馬柄などの印象的な柄物まで、幅広いカラーバリエーションが揃っているのも魅力のひとつです。コーディネートや利用シーンにあわせてカラーや柄を選ぶのがよいでしょう。

3.3. 収納力の高さ

ブランドバッグのなかには小さくて荷物があまり入らないモデルも少なくありませんが、エルメスのトートバッグは見た目だけでなく収納力にもこだわったデザインが施されています。デザイン性と利便性を兼ね備えているのがエルメスのトートバッグの特徴です。

3.4. 幅広いシーンで使えること

エルメスのトートバッグは、カジュアルながら洗練されたデザインで、かつ高い収納力を有するため、通勤通学やビジネスシーン、荷物が多くなりがちな旅行まで、幅広いシーンに活用できます。荷物量や利用シーンに合わせて、ぴったりなトートバッグが見つかるでしょう。

3.5. リセールバリューの高さ

リセールバリューとは、過去に購入したブランド品の再販価値のことです。一般的な商品は時間が経つほど買取価格が購入時よりも下がりますが、高品質なハイブランドのアイテムは価値が下がりにくく、リセールバリューも高くなります。
エルメスのトートバッグは、ブランドの人気が高く、値引き品やアウトレット品も少ないため、リセールバリューが比較的高いといえます。

 

4. エルメスのトートバッグに多く採用されているキャンバス素材の特徴

ここからは、エルメスのトートバッグに採用されているキャンバス素材の特徴を解説します。

4.1. 型崩れを起こしにくい

キャンバス素材は、厚みがあり型崩れを起こしにくいという特徴があります。丈夫で摩擦に強く、耐久性に優れているため、日常使いとして活躍できる素材です。

4.2. 汚れには注意が必要

エルメスで採用されているキャンバス素材は、摩擦に強いなど耐久性がある一方で、汚れにはあまり強くありません。多少雨に濡れる程度であれば問題ありませんが、汚れを吸収して変色することもあるため、汚れには注意が必要です。

 

5. まとめ

エルメスのトートバッグには、フールトゥなどのシンプルなものから、ピュールサングルなどの個性派まで、幅広いデザインがあります。また、カラー展開が豊富だったり、収納力が高いといった魅力もあります。丈夫で耐久性に優れているのが特徴ですが、汚れにはあまり強くないため、使用する際には注意しましょう。

 

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