【2026年最新版】エルメスのエヴリン|サイズや年式による特徴のご紹介
INDEX
・エルメスのエヴリンとは
・エブリンの特徴
・エヴリンのサイズ
・エヴリンの国内定価と中古相場【2025年版】
・エブリンの型(年式)
・エヴリンの素材バリエーション
・エヴリンの人気色一覧
・年式によるエヴリンの構造の違い
・ストラップがお洒落なエヴリン
・まとめ
エルメスのエヴリンとは
エルメスの中で、最もポピュラーなショルダーバッグといえば「エヴリン」ではないでしょうか。
「H」のマークがパンチングされている独特なデザインと、肩かけでもカジュアルになりすぎない上品さは、まさにエルメスの革製品だけがもつ魅力ではないでしょうか。
ちなみに、エヴリンはフランス語で「生き生きとした」や「気持ちの良い」という意味があります。その名が示すように、革製品ではありながら見た目以上に軽く使いやすいバッグとして愛されています。
今回は、そんな、エルメスのショルダーバッグで最も歴史があるエヴリンについて説明していきます。
エヴリンの特徴
馬具用具入れがルーツの「エヴリン」は、象徴的な「H」のパンチングを通気口として持つ機能美が特徴です。
エルメスでは珍しい斜め掛けが主役のカジュアルなバッグで、その丈夫さから日常使いに重宝します。
TPMからTGMまでサイズ展開も豊富で、性別を問わず愛されるタイムレスな名品として高い人気を誇っています。
エヴリンのサイズ
エヴリンのサイズ展開は4つ。それぞれのサイズの特徴を説明していきます。
■ TPM
横幅16㎝、高さ18㎝程度のミニバッグです。以前はこのサイズにだけ、革製のショルダーストラップがショートとロングの2パターンで製造されていました。
現行のデザインでは、キャンバス生地のストラップになり、長さはロングタイプのみ製造となっています。
ミニバッグがトレンドになっているので、以前より需要が高まっているサイズといえます。
■ PM
スタンダードなサイズとして、女性によく使われる横幅28㎝、高さ29㎝程度のバッグサイズです。
GMサイズと比較して、横・縦の作りが2㎝程度しか変わらないので、一目ではわかりにくいですが、横に並べて見ると、大きさの違いがはっきり分かります。
■ GM
PMサイズと間違われがちですが、すこし大き目に製造されたサイズです。
横幅30㎝、高さ32㎝程度のバッグで、大きさの違いが分かりにくいので、PMサイズと迷われる方がいらっしゃいます。
身につける方の身長などによって変わってきますが、海外に比べて小柄な体系の方が多い日本人女性には、ひとつ下のPMサイズがおすすめだとバイヤーの目線では思います。
収納力がそれほど変わらず、できるだけ小さめのサイズを選んだ方が身につけたときの印象も上品に見えるためです。
一方で収納力を重視したい方や平均よりも背の高い方などにはGMサイズもおすすめです。
■ TGM
横幅38㎝、高さ40㎝程度のバッグです。
TGMは、多くの女性が身に着けると身幅から大きくはみ出してしまうため、「いつも荷物をたくさん入れたい」と思われる方以外には使いづらいサイズかもしれません。
ただし、男性であればTGMサイズからでも体にフィットするので、夫婦や恋人同士のシェアバッグとして兼用で使用される方もいらっしゃいます。
▼TPM・PM・GMのサイズ比較


※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
オレンジ:TPM
ダークグリーン:PM
ブラック:GM
エヴリンの国内定価と中古相場【2025年版】
次に”エヴリン3 トリヨンクレマンス素材”の国内定価と中古販売価格について説明します。
| TPM(エヴリン16) | PM | GM | |
| 国内定価(税抜) | 318,000円 | 555,000円 | 611,000円 |
| 中古販売価格 | 52万円前後 | 65万円前後 | 55万円前後 |
※ 国内定価・中古価格は2025年2月時点のものです。
※ 中古価格は状態・素材・カラー・年式などによって変動します。
上記の表から、TPM・PMサイズは中古相場でも国内定価を超える価格になりやすい傾向にあります。※素材・年式などによって中古販売価格は変わります。
その理由としては、エヴリンをはじめエルメスのバッグの生産数産数が少ないことや、TPMサイズにおいてはここ数年でミニバッグとしての人気が上がったことが主な要因ではないでしょうか。
対して、GMサイズは中古販売価格が国内定価を超えるケースは少ないといえます。
また、現行の構造とは異なる旧タイプの”エヴリン1””エヴリン2”の場合、さらにお買い得な値段になるケースが多いです。
エヴリンの型(年式)
エヴリンは年式によって、構造が変化するシリーズです。
基本的には年数を重ねるごとに使い勝手は良くなります。
ここでは、初期の構造から順に説明していきます。
① エヴリンⅠ(アン)


※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
ショルダーストラップの長さが固定で、背面ポケットがない型。
初期に製造されたデザインです。
現在の構造と比較すると、非常にシンプルな構造になっています。
また、このタイプだけに内ポケットがついているのも、大きな特徴です。
② エヴリン2( ドゥー)


※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
ショルダーストラップの長さは固定だが、背面ポケットが取り付けられた型。
初期タイプと比べると、内ポケットがなくなった代わりに、背中側にポケットがついています。
このタイプは2005年前後から作られるようになりました。
③エヴリン3(トロワ)

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
ショルダーストラップは長さが調節できるようになり、背面ポケットも取り付けられた型。
2007年前後から製造されている現行のデザインです。
大きな変更点としては、ショルダーストラップの長さが調節できる金具がついています。そのため、自分の身長にフィットした位置に合わせることができるようになりました。
エヴリンの素材バリエーション
エルメスのバッグは素材とカラーの組み合わせでガラッと印象が変わるため、ご自身にとってお気に入りの素材を見つけることも楽しみのひとつです。
トリヨンクレマンス

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
定番素材でエヴリンの中で一番人気の高い素材です。
雄牛の革を使用した素材でトゴと比較すると目が少し大きく、若干柔らかみのある質感が特徴です。
エプソン

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
雄牛の革に細かい型押し加工を施した素材です。張りがあり固い素材感から、型崩れしにくいことが特徴です。
トワルアッシュ

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
2種類の異なる糸で平織りしているため、丈夫で摩擦に強いのが特徴のキャンバス生地です。
フェルト

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
ふわっとした素材感と軽さが魅力のフェルトは、ソフトな手触りと暖かみを存分に楽しめる上品なウール素材です。
グリズリー

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
グリズリーとは、かつて主にバーキンに使用されていた雄仔牛のレザーです。エヴリンでは2023年から使用が確認されました。
滑らかで柔らかな手に馴染みやすい、高級感のあるスエード素材です。
エヴリンの人気色一覧
エルメスの魅力は、200種類以上とも言われる圧倒的なカラーバリエーションにあります。毎シーズン発表される新色や、ファン待望の復刻色など、その豊かな色彩は私たちを常に魅了してやみません。
カジュアルな佇まいの「エヴリン」もまた、選ぶ色によって全く異なる表情を見せてくれるバッグです。
ここでは、一生ものとして愛せる定番色から、コーディネートの主役になる人気色まで、エヴリンの魅力を引き立てるカラーの世界をご紹介します。
ノワール
フランス語で「黒」を意味するノワールは、性別や世代、そして時代を超えて愛され続ける、エルメスを象徴する絶対的な定番カラーです。
トレンドに左右されず、時が経つほどに愛着が増していくノワールを選ぶことは、非常に賢明な選択と言えるでしょう。
一つ持っておくだけで、日常のあらゆる場面をドラマチックに支えてくれるノワールのエヴリンは、まさに「究極のスタンダード」と呼ぶにふさわしい逸品です。
エトゥープ
ブラウンとグレーを絶妙なバランスで混ぜ合わせたような「グレージュ」の先駆け的存在で人工的ではない自然界にあるような温かみを感じさせる色合いが特徴で、コーディネートを選ばない圧倒的な使い勝手の良さが人気の秘密です。
また、エトゥープの魅力を語る上で欠かせないのが、職人の手仕事が光る【白ステッチ】です。
白い糸が美しいコントラストを描き、カジュアルなエヴリンに品の良いアクセントを添えてくれます。このステッチがあることで、地味になりすぎず、程よい軽やかさと高級感が生まれるのです。
ゴールド
エトゥープ、ノワールと並び、エルメスの「3大定番色」として君臨するのが、このゴールドです。
「ゴールド」という名前ですが、実際には明るく艶やかなコニャックブラウンを指します。
かつて馬具製作から始まったエルメスのルーツを最も強く感じさせる、気品と温かみに満ちたカラーです。
エトゥープと同様に白ステッチで縫製されています。
このステッチがあることで、エヴリンのスポーティーなフォルムにリズムが生まれ、カジュアルさの中に圧倒的な高級感を漂わせます。
ブルージーン
1970年代に登場してから、「エルメスの青ならこれ!」と言われるほど長く愛されてきた伝説のカラーです。 履き慣れたジーンズのような、爽やかで開放感のある空色が特徴です。 最近「ニュー・ブルージーン」として復活したことで、昔からのファンも新しいファンも、改めてその魅力に夢中になっています。
エトゥープやゴールドと同様、白いステッチで施されることで、ブルーの爽やかさが一層引き立ち、エヴリンのスポーティーなデザインにこれ以上ないほどの軽快さとリズム感を与えてくれます。
ブルーペール
フランス語で「青白い」「淡い青」を意味するブルーペールは、その名の通り、まるで朝霧に包まれた冬の空や、透き通る氷を連想させる極めて繊細なニュアンスカラーです。
白に近いほど淡いこのブルーは、エルメスの数あるブルー系の中でも、ひときわ静かでエレガントな光を放ちます。
ブルーペールの最大の魅力は、光の加減や合わせる洋服によって表情が魔法のように変化することです。
ディープブルー
2019年秋冬コレクション「夢を追いかけて」というテーマで発表されたディープブルーは、その名の通り、静寂に包まれた深い夜空や、吸い込まれるような深海を連想させる神秘的なカラーです。
普通のネイビーとは一味違う、エルメスらしい深みのある色が、持っているだけでなんだか特別な気分にさせてくれます。
オレンジ
エルメスのブランドカラーといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのが、あの鮮やかな「オレンジ」ではないでしょうか。
「一目でエルメスと分かる」その圧倒的な存在感は、エヴリンにおいても常に高い人気を誇ります。
素材によっても発色が異なり、シボ感のあるレザーなら柔らかな印象に、スムースなレザーならより鮮烈な印象にと、選ぶ楽しみは尽きません。印象的なオレンジのエヴリンを身に纏えば、いつものお出かけがまるで旅先での散策のように、軽やかで心躍る時間に変わるはずです。
ベトン
フランス語で「コンクリート」を意味するベトンは、その名の通り都会的でモダンな印象を持つ、エルメス屈指のニュアンスカラーです。
単なるホワイトでもグレーでもない、ごくわずかにクリーム色を帯びたような、柔らかく温かみのあるライトグレー。
無機質な「コンクリート」という名に反して、最高級のレザーに染まることで、驚くほど上品で有機的な美しさを放ちます。
時代に流されないモダンな感性を持ち、どんな色とも調和するベトン。
エヴリンという機能美あふれるバッグに、この知的な色彩を添えることで、あなたの日常はより一層洗練されたものへとアップデートされるでしょう。
ビビッドカラー
エルメスのカラーパレットの中でも、一瞬で目を奪う鮮烈なビビッドカラーは、メゾンの持つ遊び心と、卓越した染色技術が凝縮されたラインナップです。
彩度の高い発色でありながら、決して派手になりすぎず、どこか品格を感じさせるのは、厳選された最高級のレザーに色が深く浸透しているからこそ。
手にするだけで気分を高揚させてくれる、魔法のような色彩です。
エルメスのビビッドカラーは、その時代ごとのトレンドを反映しながらも、数年後に「復刻色」として再び注目を浴びることも少なくありません。
機能的でカジュアルなエヴリンだからこそ、こうした冒険心あふれるカラーを選ぶことで、日常の何気ないお出かけが、より一層ドラマチックでエネルギッシュな時間に変わるはずです。
パステルカラー
まるで春の光を溶かし込んだような温かみや、朝露に濡れた花びらのような瑞々しさを感じさせる、非常に洗練されたニュアンスを纏っています。
手にするだけで心がふわりと軽くなるような、優しくも品格のあるラインナップです。
カジュアルな斜め掛けスタイルに、パステルカラーの優雅さが加わることで、日常の何気ない瞬間がより穏やかで、幸福感に満ちたものに変わるでしょう。 「自分へのご褒美」として、また大切な方への贈り物としても、持つ人の魅力を最大限に引き出してくれる特別な選択肢です。
アマゾン・ジグザグ
エヴリンの中でも、ひときわ現代的でファッショナブルな存在感を放つのが、ジグザグ柄の布製ストラップ(バンドリエール)を纏ったモデルです。
単色のレザーストラップとは一線を画すこのデザインは、エルメスの卓越したテキスタイル技術と、伝統を軽やかに更新し続ける遊び心が凝縮されています。
年式によるエヴリンの構造の違い
少しマニアックな話ですが、バーキンやケリーの製造刻印の位置が違うように、エヴリンも年式によって、製造刻印の位置は異なってきます。
①初期タイプ
ストラップの付け根の革に彫り込まれています。外側からでも見えるので、ご存知の方も多いかもしれません。
②エヴリン2以降
前面のベルト部分の裏側に刻印されています。
表からは見えないため、気づいていない方も多いのではないでしょうか。
また、職人などによっては、初期タイプと同じくストラップの付け根の革に刻印されていることもあります。
ストラップがお洒落なエヴリン
「H」のマークがパンチングされているバッグ本体のデザインはそのまま変わらずストラップのデザインが新しいエヴリンをご紹介します。
カラーバリエーションがそれぞれ異なりバイカラーが可愛いです。
ぜひ好みのカラーを見つけてみてください。
エヴリン アマゾン 16㎝ 065084CK
ストラップが1本のラインと2色のカラーコンビネーションになっています。
ミニサイズにエルメスオレンジのFEUがとてもマッチしていて可愛い組み合わせです。

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
エヴリン3 ティルト PM 071937CK
ストラップが2本のラインで2色のカラーコンビネーションになっています。
カジュアルな装いにピッタリです。

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
エヴリン アマゾン 16㎝ ジグザグ
ストラップがジグザグ模様のデザインになっています。
個性的なデザインが目を引きます。

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
まとめ
エルメスのバッグには長い歴史がありますが、デザインが大きく変わるということはあまりありません。
しかし、年式によって構造は変化していきます。さらに生産量の少なさや、現行では製造されていないカラー、素材が数多くあり、エルメスの製品はまさに”一期一会”といえるのではないでしょうか。
新作のバッグだけにとらわれず、自分のファッションやライフスタイルにとって一番合うバッグを見つけるという楽しみ方もあるので、あなたに一番合ったバッグをぜひ見つけてみてください。
※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。
エルメスのバッグについては、以下の記事もご覧ください。
・エールバッグとエールバッグ ジップは遊び心にあふれたエルメスのアイコンバッグ >>



