シャネルのカンボンライン|愛され続けるアイコンアイテム
■INDEX
・はじめに
・カンボンラインとは
・カンボンラインの特徴
・おすすめアイテム
・最後に
■ はじめに
今回ご紹介するのは、シャネルのラインの1つ、カンボンラインです。
斬新なカラーリングとデザインで話題となりましたが、残念ながら2010年前後を境に販売が終了しています。
しかし、現在でも根強い人気があり、店舗でもお問合せを受けることが多い為、今回詳しくご紹介いたします。
■カンボンラインとは
カンボンラインはおよそ2000年代中盤から終わりにかけて展開されたラインです。
その名前の由来は、ココ・シャネルが初めてブティックを開設した場所であるパリの”カンボン通り”からきていると言われています。
現在でもシャネル本店はカンボン通り31番にあり、シャネルにとって特別な名前であることに間違いはないでしょう。
カンボンラインのアイテムは、当時の定価でバッグはおよそ10~50万円ほど、財布・小物類はおよそ5~10万円ほどで販売されていました。
カーフ素材を用いており高級感のある手触りでありながら、ココマークを取り込んだキュートでポップなデザインは、発売当初から多くのシャネルファンを魅了したと言われています。
そんなカンボンラインですが、使いやすいトートバッグや現在人気を集めているミニバッグの展開が数多くあることから再度注目を集めています。
一部のアイテムは、中古市場で当時の定価と同じかそれ以上の金額で取引されているほどです。
販売が終了してから10年以上経過しているため、もう手に入る機会が少ないという点もカンボンラインの希少価値を高めている一つの要因かと思われます。
■ カンボンラインの特徴
カンボンライン トートバッグ 25167
カンボンラインに共通する特徴として、以下の要素が挙げられます。
①シャネル不動のアイコンバッグであるマトラッセを踏襲した、キルティングとココマークを全面に押し出すデザイン。
②メイン素材はカーフ。ココマークにエナメルなどの別素材を使用したものも一部あり。
③特徴的なノットハンドル。
④外側カラーはブラック、ホワイト、ピンク・ベージュ系の組み合わせ。
⑤内側カラーはビビッドなピンクやオレンジ。
総じて、他のシャネルのラインには見られない特徴を備えつつも、シャネルらしさをしっかりと残した遊び心のあるデザインと言えるのではないでしょうか。
ラグジュアリーブランドのバッグにしてはフォーマル過ぎず、しかし他のトートバッグと比べればカジュアル過ぎない特別感がシャネルファンの心をくすぐり、今でも名前が知られているのではないかと思います。
■ おすすめアイテム
カンボンライン ミディアムトート 25166
横×縦×マチ(幅) :約21cm × 20cm × 10.5cm
普段使いにピッタリのミディアムトート。
モノトーンなどでは色が沈みすぎてしまうと思われる方は、ベージュなどの他カラーを検討してみてもよいかもしれません。
カンボンライン ミニバッグ 25177
横×縦×マチ(幅) : 約13cm × 15cm × 3cm
ストラップ : 約125cm
2021年12月現在もトレンドが続いている、斜め掛けのミニバッグです。
丸みのあるかわいらしいシルエットとカーフのふくらみが絶妙にマッチしており、モノトーンのシックなカラーながらもフェミニンなイメージを添えてくれます。
カンボンライン チェーンウォレット 46646
横×縦×マチ(幅) : 約19cm ×12 cm ×3 cm
ストラップ : 約128cm
カンボンラインの中では珍しいミニチェーンウォレットです。
通常のマトラッセと違いプッシュ式のボタンで開閉をすることで、カンボンラインのデザイン性を損ねずにチェーンバッグの形に落とし込んであります。
カンボンライン ラウンドファスナー長財布 26710
横×縦×マチ(幅) : 約20.5cm × 12.5cm × 2cm
ふっくらと手触りのいいカンボンラインの長財布です。
内側のレザーにはうっすらとココマークの押印が全体に施されており、札入れと小銭入れに加えてカード入れが8つあるのでデザイン性の他機能性にも申し分ありません。
外側の背面にもポケットが1つ付いているので、交通系ICを入れてパスケースとしての役割も持てますが、その際はカードを落とさないようにご注意ください。
■ 最後に
今回はカンボンラインの特徴やおすすめアイテムをご紹介しました。
販売終了してから10年以上経過しているのにも関わらず現在でも根強い人気があり、そのことは現在でも人気アイテムの中古販売価格が値崩れしていないことからも伺えます。
これからも手に入る機会が減っていくことが予想されるラインですので、興味がある方はぜひともお早めにチェックしてみてください。