ヴィンテージのオールドセリーヌ|マカダム柄からトリオンフへ生まれ変わるセリーヌのデザイン
■INDEX
・はじめに
・マカダム柄とは
・生まれ変わったマカダム柄の”トリオンフ”とは
・マカダムとトリオンフの違い
・マカダム柄のオススメバッグ紹介
・トリオンフ柄のオススメバッグ紹介
・最後に
■ はじめに
”セリーヌ・マカダム”という柄をご存じでしょうか?
昨今のオールドファッション・ヴィンテージアイテムブームに伴い、人気が再燃しているデザインです。
今回は”セリーヌ・マカダム”の歴史とおすすめアイテムを紹介致します。
■マカダム柄とは
オールドセリーヌの人気デザインのひとつ、マカダム柄。
マカダム(MACADAM)は、フランス語で『砕石』という意味になります。
道路舗装の『マカダム式舗装』が名前の由来といわれており、石が等間隔に敷き詰められたフランスの石畳のように、規則正しく配置されているアイコンが特徴です。
元クロエのデザイナー”フィービー・ファイロ”が、アイコンバッグであるラゲージを発表した2010年頃まで生産されていたと言われています。
また、諸説はありますがオールドセリーヌと呼ばれるアイテムは、上記の2010年までに作られたセリーヌのアイテムを指していることがほとんどです。
コーティングキャンバス/ブラウン
コーティングキャンバス/ブラック
デニム×レザー
■ 生まれ変わったマカダム柄の”トリオンフ”とは
トリオンフ(Triomphe)とは、フランス語で凱旋を意味しており、パリにある凱旋門を囲むチェーンから着想を得て作られたモチーフと言われています。
2019年よりクリエイティブ・ディレクターに就任したエディ・スリマン氏が手掛けたセリーヌの新しいモチーフです。
マカダム柄と非常に似ていますが、Cの曲線が少し長くなっていたり、陰影が表現されているなど、現代風に解釈された新しいモチーフとなっています。
2019-20秋冬パリコレでも、クラシック回帰と革新をイメージしたデザインが多く、セリーヌの”トリオンフ”もそのひとつと言われています。
■ マカダムとトリオンフの違い
マカダム
トリオンフ
トリオンフキャンバスの場合、アイコン中央に斜線で影が表現されています。
また、マカダムと比較するとアイコン両端の曲線が長く、”C”が鏡合わせの様に見えることが特徴です。
■ マカダム柄のオススメバッグ紹介
オールドセリーヌを代表するマカダム柄。
ヴィンテージアイテムの中でも特に人気のアイテムです。
こちらでは、オススメバッグの一部をご紹介します。
バニティバッグ
クラシックなアイテムながら、トレンド感によってコーデが新鮮に見えるヴァニティバッグ。
オールドセリーヌの年代が表現するヴィンテージ感によって、かわいらしくもつことができます。
ボストンバッグ
コロンと丸いフォルムがかわいい、ちょっとしたお出かけに最適なハンドバッグ。
こちらもオールドセリーヌです。
バケットバッグ
数年前より人気が再燃しているバケットバッグ。
肩がけながらも間口が空いた構造の為、常に物が取り出しやすい構造になっています。
■トリオンフ柄のオススメバッグ紹介
マカダムから新しく生まれ変わったトリオンフ。
その中でも人気のバッグをご紹介いたします。
ミニ ヴェルティカル カバ/トリオンフキャンバス
大きく描かれたCELINEのロゴとトリオンフ柄のコンストラストが印象的な人気アイテムです。
付属のストラップによってショルダーバッグとして使うことができます。
ティーン トリオンフ/トリオンフ・エンブロイダリー
正面にあしらわれた金具が特徴的なミニショルダーバッグ”ティーン・トリオンフ”。
2020年から登場したキャンバス素材に折り込まれたアイコンデザインの”トリオンフ・エンブロイダリー”によって、ノスタルジックな温かみのあるデザインとなっています。
トリオンフ・ミディアム/カーフレザー
上記のティーン・トリオンフが横幅19センチに対して、こちらのトリオンフ・ミディアムは横幅22センチと1サイズ大きめです。
光沢のあるカーフレザーによって高級感が一層引き立てられています。
■ 最後に
今回は人気再燃のオールドセリーヌの”マカダム柄”と新しく生まれ変わった”トリオンフ”についてご紹介いたしました。
是非、様々なラインナップの中から、貴方に合う素敵なバッグを見つけてみてはいかがでしょうか。