ヴァンクリーフ&アーペルの買取価格が高騰中!その理由と人気アイテム4選。
■INDEX
・はじめに
・なぜヴァンクリーフ&アーペルの販売価格は高いのか
・買取価格が高騰中! 昔に買ったものでも高価買取ができる理由
・高価買取が期待できるヴァンクリーフ&アーペルの人気アイテム4選
・最後に
■はじめに
世界的に高い評価を受けているヴァンクリーフ&アーペルですが、2021年から日本でも価格改定を複数回行っており、また、一度の改定で10%近く価格が上昇したこともあり、定価・中古市場の販売価格ともに高くなってきています。
また、販売価格が上がるにつれ、お客さまから「販売価格が上がっているということは、買取金額も高くなっているのでしょうか?」と聞かれることが多くなりました。
今回は、なぜヴァンクリーフ&アーペルの販売価格が高くなっているのか、買取金額も同様に高くなっているのか、その理由とおすすめアイテムについて解説します。
※この記事の内容は、2023年8月現在の情報です。
■なぜヴァンクリーフ&アーペルの販売価格は高いのか
その理由は、以下の4つが考えられます。
世界5大ジュエラーのブランド力
ヴァンクリーフ&アーペルは世界5大ジュエラーの1つとして、世界的に高い人気を集めています。
その名声がヴァンクリーフ&アーペルの価値を高めているため、それに伴って価格も高くなっていると言えるでしょう。
ヴァンクリーフ&アーペルの歴史についてはこちらの記事でも紹介しています。
創業100年以上の卓越した技術力
ヴァンクリーフ&アーペルは1906年にパリのヴァンドーム広場で創業しました。
創業当初から脈々と受け継がれ洗練され続けた技術力は一朝一夕で実現できるものではありません。
その100年以上の歴史によって培われた技術力が価格にも現れているのではないでしょうか。
職人が一点一点手作業で作っているため、大量生産ができない。
ヴァンクリーフ&アーペルの製品は職人が一つ一つ手作業で作っています。
また、ヴァンクリーフ&アーペルほどのジュエラーですと、使用する素材や仕上がりにも厳格な基準を設けており、その基準をクリアしたものだけが販売されています。
そのため市場に供給される数を増やしづらく、市場の原理により需要が増えた分、販売価格が上がります。
この動きは中古市場では特に顕著です。
国によって定価が極端に安い国、高い国ができないように調整されている。
ヴァンクリーフ&アーペルに限らず、ハイブランドは国によって購入金額に大きな差が出ないように定価を調整することがあります。
2021年から2022年にかけて、材料費の高騰や様々なコストの増加により、世界的に顕著に物価が上がったため、それに合わせて日本でも価格改定が行われたものと思われます。
■買取価格が高騰中! 昔に買ったものでも高価買取ができる理由
ヴァンクリーフ&アーペルの、特にアルハンブラの買取価格が高騰しています。
※出展:KOMEHYOでの中古販売価格
※金額は目安であり、コンディションなどによって金額が異なる場合がございます。
上のグラフは、当社でのヴィンテージアルハンブラ(750YG、オニキス)の販売価格の推移を示したものです。
右肩上がりに上昇していることがわかります。
これは販売価格の推移ですが、買取価格は販売価格に比例して高くなるため、買取価格も高騰しています。
一般的に、ブランド品の買取評価は年々下がっていきます。
その理由は、毎年新作が発表されたり流行のデザインが変わったりして、発表から年数が経ったものは相対的に需要が減っていくからです。
しかし、ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーは昔に買ったものでも高く買取できる機会が多くあります。
その理由は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
長年愛され続けている定番モチーフが多い
ヴァンクリーフ&アーペルは、アルハンブラをはじめとして長く愛されているモチーフが多々あります。
定番モチーフは昔も今も大きくデザインが変わらないので、昔買ったものでもデザイン面を高く評価することができます。
創業時から変わらない高いクオリティ
ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーは創業当初から、厳格な基準をクリアした高品質な素材を使用しています。
そのため、昔のものでも今の品質に比べて見劣りすることなく、現在でも問題なく使えるものとして評価できることが多いです。
供給量よりも需要が大きい
最近、ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーがブティックで手に入りづらくなっているという話をよく耳にします。
ブティックで中々手に入らないと「中古でもいいから手に入れたい」という人が増え、中古市場においても需要が供給を上回ります。
そのため、中古市場での販売価格や買取価格が高騰していきます。
■高価買取が期待できるヴァンクリーフ&アーペルの人気アイテム4選
アルハンブラ
ヴィンテージアルハンブラ 2022年ホリデーコレクション ネックレス
4つ葉のクローバーをモチーフとしたアルハンブラは、ヴァンクリーフ&アーペルの中でも代表的なモチーフです。
1960年代に発表され、半世紀以上も愛されて今なお人気は衰えていません。
こちらは毎年クリスマスシーズンに発表されるネックレスの2022年限定のものです。
ロードナイトという天然石を用いており、まったく同じ模様のものは存在しない一点もの。
予約段階で完売したアイテムであり、中古市場では定価以上の金額で取引されています。
フリヴォル
フリヴォルミニ ネックレス
ハート型の花弁が3つ集まったデザインのフリヴォル。2003年に発表され、今ではアルハンブラと並んで人気の高いフラワーモチーフです。
商品説明でも“そよ風の中で花々が踊るよう”と例えられるように、立体的に組み合わさった花弁と鏡面のデザインがうっとりとする輝きを放ちます。
ペルレ
ペルレ ミディアム リング
ペルレ(真珠)という名の通り、真珠の形を再現した球体に、つややかなビーズが特徴のシリーズ。
シンプルなデザインで飽きにくく、デイリーユースにもピッタリです。
他のジュエリーとも相性が良いので、重ね付けにも適しており、光に反射した球体が煌めく華やかさを演出します。
はじめてのヴァンクリーフ&アーペルにいかがでしょうか。
ローズ ド ノエル
ローズ ド ノエル ミニ ネックレス
アルハンブラやフリヴォルとはまた違った印象で人気のローズ ド ノエルは、クリスマスローズをモチーフにしたコレクションです。
1970年代に発表されたコレクションですが、今尚根強い人気があるアイテム。
2020年には新たに新作も追加され、こちらのラピスラズリのネックレスもその一つです。
■最後に
ヴァンクリーフ&アーペルの中古市場相場が高くなっているということは、買取金額も高騰していることを意味します。
コンディションやデザインにもよりますが、アルハンブラを筆頭に、買取金額が年々上がっているものも存在します。
そのため、使わなくなったヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーを売るのなら、今が売り時とも言えるでしょう。
当時の思い出がいっぱい詰まったジュエリー。
もし手放すのなら後悔なく安心して手放したいですよね。
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