エルメス 24/24(ヴァンキャトル ヴァンキャトル)は使うシーンを選ばない万能バッグ
■INDEX
・はじめに
・構造について
・サイズ展開について
・価格について
・素材について
・バリエーションについて
・最後に
■ はじめに
エルメスのバッグ「24/24」。
読み方はフランス語で「24/24」”Van Quatre / Van Quatre(ヴァンキャトル / ヴァンキャトル)”と読みます。
2018年頃から発売されている比較的新しいバッグです。
2020年にはMINI(21㎝)が発売され、3サイズでの展開になりました。
「24/24」という名前は、仕事やプライベートを頑張る人々が、24時間持ち歩けるバッグというコンセプトで作られていることや、エルメス本店がパリのフォーブルサントレーノ24番地にあることに由来します。
ケリーのようなフォーマル感がありつつカジュアル感もあるため、使うシーンを選ばないデザインが特徴です。
■構造について
24/24の構造の特徴は以下の3点です。
①着脱可能なストラップにより2WAYバッグとして使うことができる
②かぶせ蓋によるカジュアルなり過ぎないデザイン
③ソフトな牛革による見た目以上の収納力
以上のことからデザインと機能性を兼ね備えたユーティリティーバッグといえます。
背面や内側にポケットがあることも嬉しいポイント。
背面のストラップ着脱方法はサイズによって異なります。
MINI
金具を通すことでストラップを固定します。
29cm
フック式の金具を付ける事でストラップを固定します。
■サイズ展開について
MINI(21㎝)、29cm、35cmの3サイズ展開です。
サイズによって使い勝手も雰囲気も変わるため、目的やファッションに合わせて選ぶのがオススメです。
MINI(21㎝)
横×縦×マチ(幅) : 約 21cm × 15cm × 11cm
本来、24/24が備えているフォーマル感を損なわず、かわいらしいサイズ感に落とし込んでいます。
荷物の少ない方や小柄な方に似合います。
29cm
横×縦×マチ(幅) : 約 29cm × 27cm × 14cm
普段使いに最適なサイズです。
500mlのペットボトルやタブレットなどもしっかり入るため、仕事用のバッグとしても使えます。
35㎝
横×縦×マチ(幅) : 約 35cm × 27cm × 15cm
収納力があるため、荷物が多い方にオススメです。
パソコンや資料を入れたり、日帰りや1泊などの短期間での旅行に重宝します。
■ 価格について
次に各サイズの国内定価を記載します。
MINI | 29cm | 35cm | |
国内定価(税抜) | 101万円 | 107万円 | 115万円 |
※2022年3月時点でのトゴ素材の価格になります。
バーキン・ケリーと比較すると国内定価はややお手頃になっています。
しかし、2次流通においてはその人気から、新品同様の品であれば国内定価より3割ほど高い価格で流通しています。
■素材について
主な素材は、トゴ・トリヨンモーリス・エヴァーカラーという牛革です。
柔らかい牛革が使用されていることで、見た目以上に収納できます。
保管の際は詰め物をすることで革のしわ・型崩れなどを防ぐことができます。
素材の特性については、こちらにまとめています。
興味がある方はぜひ参考にしてください。
■バリエーションについて
24/24は、使用される素材やカラーバリエーションが異なるデザインで展開されています。
24/24タッチ
かぶせ蓋部分にクロコ素材が使用されたデザインです。
国内定価は2022年時点で191万(税抜)と、通常の牛革素材と比較して、およそ2倍の価格となっています。
通常の素材と比較すると、希少性が高いアイテムです。
24/24ヴェルソ
内側と外側で異なるカラーが使用されています。
VERSO(ヴェルソ)とはフランス語で”裏”という意味があり、2面性をもったアイテムという意味でバーキンやケリーなどにも展開されているシリーズです。
24/24パッチワーク
かぶせ蓋の一部にクロコ素材が使用されたデザインです。
こちらも希少性が高い為、2次流通でも目にすることは少ないアイテムです。
■ 最後に
24/24は発売されてから年数が経過していないため、まだ持っている方が少ないバッグです。そのため、人と被りたくない方にもオススメのバッグです。
使い方やファッションに合わせて、サイズや素材・色が選べるのもポイントです。
バーキンやケリーのようにプレミア化する可能性もあるため、今のうちにお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。
今回の紹介をみて24/24に興味がわいた方は、ぜひオンラインストアをチェックしてみてください。