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ハイブランドはなぜ高い?品質や選び方、高くても人気の理由とは

「ハイブランドはなぜ高いの?」と感じる人もいるでしょう。ハイブランドの価格が高い理由は、使用している素材や技術面、伝統などさまざまなことが関係しています。本記事ではハイブランドが高い理由やアイテム選びのコツを解説。あわせておすすめのブランド、少しでもお得に購入する方法を紹介します。

ハイブランドはなぜ高い?

さまざまなハイブランドのバッグ

ハイブランドが高い理由として、高品質な素材の利用や確かな技術、丁寧なデザイン性などが大きく関わっています。まずはハイブランドがなぜ高いのか、理由を見ていきましょう。

高品質な素材と確かな技術によって作られている

ハイブランドは高品質な素材を使用し、確かな技術によって作られています。同じ皮革や生地でも、希少性の高いものを選んでいることがほとんど。また熟練の職人が一つ一つ丁寧に手作業で作っている商品も多くあります。一つの商品を作り上げるのに作業工程や時間が費やされるため、大量生産ができないのも価格が高くなる理由です。

一流デザイナーによって商品が生み出されている

ハイブランドの多くは、世界で活躍する一流デザイナーによって手がけられていることが多くあります。細部までこだわり抜かれたデザインを、職人が丁寧に作り出した商品はまるで芸術作品です。そのため必然的にブランドの価値が高くなります。

伝統と歴史がある

エルメス(HERMÈS)やシャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)などは100年以上の歴史がある老舗ブランドばかり。もともとは馬具作りの工房や帽子、カバン工房など普通のお店でしたが、ブランドの価値を落とさないよう長い年月を超えた歴史の中で、品質の高い製品を作り格式を維持してきました。ハイブランドは伝統だけではなく格式も兼ね備えているからこそ、価値を高めています。

ハイブランドのアイテムを選ぶコツ

プラダのバッグを持った女性の後ろ姿

ハイブランドのアイテムは高いものが多いため、購入してから後悔したくない気持ちが強い人も多いでしょう。アイテム選びのコツは、使用する場面や機能性、デザインの好みなどです。

使う場面に合わせて選ぶ

ハイブランドの商品を購入する際、使う場面に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。例えばバッグの場合、ビジネスシーンなら容量の大きいトートバッグ、プライベートならショルダーバッグやポシェットなど。またアクセサリーなら、ビジネスやフォーマルな場面ではシンプルで控えめなデザイン、お出かけ用なら好みのデザインなどを選ぶと良いでしょう。TPOにあったものを選べば、品格も演出できます。

デザインで選ぶ

ハイブランドのアイテムは、ブランドごとにデザインやスタイルが異なります。また同じブランド内にもさまざまなデザインがあるので、好きなものを選ぶのもおすすめです。永く使うためにはシンプルなデザインのものだと流行に左右されず、飽きにくいと言えます。ブラックやブラウン、グレーやベージュなど落ち着いたカラーだと年齢を問わず使えるでしょう。

一目惚れやときめきなどの直感を信じることも大切です。明るいカラーを選んでコーデのアクセントにするとおしゃれに仕上がります。

使い勝手の良さで選ぶ

サイズや機能性など、使い勝手の良さで選ぶのもポイントです。デザインだけで選んでしまうと、使わなくなってしまう可能性もあります。バッグなら荷物の入る量や仕切りの有無、サイズ、ショルダータイプなど使いやすさで選びましょう。使い勝手の良い商品は使うことが増え、永く愛用できます。

ブランドで選ぶ

ブランドから決めるのも定番の決め方と言えます。価値の高いハイブランドだからこそ、自分が気に入っているブランドがおすすめ。雑誌やSNSなどでブランドを調べてから、公式サイトやショッピングサイトで商品を探すなど、ある程度ブランドを決めてから選ぶと失敗しにくく、後悔しません。

おすすめのハイブランド

ハイブランドと呼ばれるブランドにはさまざまなものがあります。その中でも特におすすめのハイブランドを紹介します。

エルメス(HERMÈS)

エルメスのトートバッグ

エルメス(HERMÈS)は、1837年に馬具工房としてティエリー・エルメスが立ち上げたブランド。200年以上の歴史を持ち、フランス王侯貴族をはじめ、高貴な人が使ってきました。エルメスのアイテムは職人により一つ一つを手作業で作るため、相当な労力が必要と言われています。また高品質で耐久性のある素材を使っているので、メンテナンスを施せば一生物として使用できるのも価値が高くなる理由です。

エルメスには、モナコ公妃グレース・ケリーが使用し有名になったケリーバッグや、イギリスの女優ジェーン・バーキンの悩みからインスピレーションを得たバーキンなど有名なバッグが多数あります。シンプルなデザインかつ耐久性の高い素材が多いので、永く愛用できるブランドです。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

ルイ・ヴィトンのバッグ

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、1821年にフランスで生まれたルイ・ヴィトンが設立したブランドです。防水加工を施した平らなトランクを発案したのをきっかけにアトリエを拡大し、彼の死後、息子のジョルジュがルイ・ヴィトン社を運営しながら世界に発信していきました。

ルイ・ヴィトンでは自社生産と直営販売を行なっており、厳しいチェックをクリアしたハイクオリティな商品しか存在しません。また、アウトレット商品やセールの値引きもしないのが特徴です。デザインも古さを感じさせず、大切に扱えば10年以上使用できるものばかり。ルイ・ヴィトンの代名詞と言えるモノグラムのアイテムは世界中の人から愛されています。

シャネル(CHANEL)

シャネルのマトラッセ

シャネル(CHANEL)は、ココ・シャネルが1910年にフランスで創業したブランドです。もともとは帽子店でしたが、バッグやアクセサリー、時計などを展開し、現在の地位まで上り詰めました。シャネルのアイテム価格は年々上昇しており、資産価値が高いと言えます。特に、ヴィンテージシャネルには多くのファンがいて、状態が良ければ高値で取引されることも。

どのアイテムも高級な革素材や生地を使用し、洗練されたデザインが特徴です。シャネルの中でも人気の高いマトラッセのバッグは、シャネル定番のココマーク金具、そして菱形上の縫製キルティング、レザーが織り込まれたチェーンなどオリジナリティあふれるデザインが魅力です。

プラダ(PRADA)

プラダのトートバッグ

プラダ(PRADA)は、1913年にイタリア・ミラノでマリオ・プラダとマルティーノ・プラダの兄弟が革製品専門店として設立したブランドです。当時では珍しかったワニや蛇などの皮素材でバッグや小物を製作し、イタリア王室の御用達ブランドとなりました。戦争の影響により人気が低迷しましたが、創業者であるマリオの孫娘ミウッチャ・プラダが復活させ、ハイブランドとして軌道に乗り、現在に至ります。

プラダといえばナイロン素材を使ったポコノシリーズ。逆三角形のブランドマークを配置したプラダのアイコンバッグで、現在も改良し続けており、2019年からは「ECONYL(R)」という地球環境に配慮した素材を使用しています。

グッチ(GUCCI)

グッチのバッグ

グッチ(GUCCI)は、1921年にグッチオ・グッチがイタリアで創業したブランド。バッグや財布、靴などの革製品、服や香水、時計、宝飾品など多くのジャンルを展開しています。グッチのコンセプト「最上の伝統を最上の品質で、しかも過去の良いものを現代に反映させる商品作り」は、創業当初から引き継がれており、良質で永く愛用できるアイテムばかりです。

2つのGが並んだダブルGのモノグラムとウェブストライプはグッチを象徴するデザインと言えます。緑・赤・緑のストライプ柄とモノグラムの組み合わせが魅力です。

ハイブランドをお得に買う方法

コメヒョウの店内

ハイブランドのアイテムは高品質な素材を使用していたり、一流デザイナーが手がけていたりするため、価格が高くなります。少しでもお得に購入するなら、リユースショップがおすすめ。リユースショップなら新品で購入するよりもお手ごろ価格で手に入れられます。また販売されていない限定品やヴィンテージアイテムに出会える可能性もあるでしょう。メンテナンスされているため安心して購入できるのも魅力と言えます。

ハイブランドはなぜ高いのか理由を知り、満足のいく選び方を

複数並んだカラフルなエルメスのバッグ

ハイブランドはさまざまな要因で価格が高く設定されています。しかしハイブランドがなぜ高いのか、理由を知ると納得のいく買い物ができるかもしれません。また永く愛用でき、資産価値も高いアイテムが多いため、結果的にお得になることも考えられます。リユースショップをうまく活用し、お気に入りのハイブランドアイテムを見つけましょう。

writer profile
kaya
サムネイル: kaya
いつか欲しいものはエルメスのバーキン。それが似合う女になるべく、自分を磨いています。