ニットを傷めない毛玉の取り方!日頃のお手入れで予防する方法もチェック
ニットを着ているときに悩みやすいのが毛玉の発生です。愛用しているニットに毛玉ができてしまい困った経験がある人も多いはず。本記事では毛玉ができたときの適切な取り方や毛玉を予防する方法、ハイブランドのおすすめニットも紹介します。ニットをもっと気軽に着たい人は参考にしてみてください。
目次
ニットに毛玉ができる原因
ニットに毛玉ができる原因は摩擦です。日常の中のさまざまな動作によってニットの表面に摩擦が起こり、繊維同士が絡んで毛玉になります。例えば首元・袖の内側などは体との摩擦で毛玉ができやすい部分です。机やイスに座ってデスクワークをしているときの摩擦も毛玉につながります。リュックやショルダーバッグなどのニットにふれる部分がこすれ、その摩擦で毛玉が発生することも。
また洗濯の際、他の衣服とこすれることでも毛玉ができます。収納するときにみっちり詰めると他の衣服と摩擦が起き、これも毛玉の原因になり得ます。なおニットの素材によって毛玉のできやすさはまちまちです。具体的には化学繊維や、ウール・カシミヤなどは毛玉ができやすいため注意しましょう。
ニットを傷めない毛玉の取り方
ニットに毛玉ができてしまったときは、ニットの生地にできる限りダメージを与えないよう毛玉を除去することが大切です。ここからは、ニットを傷めない毛玉の取り方をいくつか紹介します。また、毛玉を取るときにやってはいけないこともあわせて解説します。
毛玉取り専用のアイテムを使う
毛玉取り器や毛玉取り用ブラシなどの専用アイテムを使うのは定番の方法です。生地を傷めず毛玉が取れるように作られているので、使いやすいでしょう。ただし、専用アイテムだとしても使っているときに強く力をかけ過ぎると、生地のダメージにつながるので気をつけてください。
はさみを使う
大きめの毛玉をはさみでカットするのもおすすめです。毛玉をやさしくつまみ、毛玉の下にはさみを入れてカットします。カットすれば毛玉を引っ張らなくて済むので、生地も傷みにくくなります。ただし、ニット本体まで切らないよう注意が必要です。強く引っ張り過ぎないように気をつけましょう。
カミソリを使う
広範囲の毛玉を取りたいならT字カミソリを使うのが便利です。カミソリをニットの表面にすべらせて、毛を剃るようにゆっくりと毛玉を取っていきます。ポイントは力加減です。力を抜き過ぎると毛玉が取れず、かけ過ぎるとニットが傷みます。切れ味の良いカミソリで、毛玉にやさしく触れるように剃っていきましょう。
台所用スポンジを使う
台所の食器用スポンジを使って毛玉を取ることも可能です。スポンジの堅い面をニットに当てて優しくこすると、スポンジに毛玉が絡んで取れます。ただし力を入れ過ぎるとニットを傷める可能性があるため気をつけてください。
ニットの毛玉取りでやってはいけないNG行動
ニットの毛玉を取るときに、毛玉をむしる、ガムテープ・コロコロテープで粘着させて取る方法などはやめましょう。毛玉取りで強い力を無理やり加えると、ニット本体が傷んでしまいます。また、毛玉取りを頻繁に行うのも良くありません。どんなに優しさ丁寧さを意識しても、毛玉取りはニットに負荷をかけます。ニットに毛玉ができるのを防ぎ、できる限り毛玉取りの回数を抑えるのが理想です。
ニットの毛玉を防ぐ4つの方法
ニットの毛玉は日常のちょっとした行動である程度防げます。完全に予防するのは難しいですが、毛玉が減れば毛玉取りの回数も減り、ニットへの負担も軽減できます。
1.着た後はブラッシングする
ニットの毛玉を防ぐなら、着た後に欠かさずブラシをかけましょう。毛玉は毛羽立ちや繊維の絡み合いをそのままにしていると発生します。ブラッシングすると、毛羽立ちや絡み合いがとけるので毛玉ができにくくなります。生地を傷めないよう、優しく丁寧に行いましょう。
2.洗濯時はネットを使う
ニットを洗濯する時はネットに入れて摩擦を減らします。他の洗濯ものとの摩擦を減らすため、ネットに入れるニットは1着だけにしましょう。同じネットに複数の洗濯物を入れてしまうと、ネットの中で摩擦が発生します。ニット表面の摩擦を少なくするためには裏返しにするのも有効です。
3.洗濯時は柔軟剤を使う
洗濯時に柔軟剤を使うことも毛玉予防に有効です。柔軟剤でニットの繊維がなめらかになり、衣服の摩擦が抑えられます。また、柔軟剤によってニットが静電気を帯びにくくもなります。ニットを毛羽立たせる静電気を減らせる柔軟剤は毛玉予防に効果的です。
4.連続で着用しない
同じニットを続けて何度も着ないことも毛玉を防ぐため重要です。お気に入りの服は繰り返し着たくなるかもしれませんが、頻繁に着るとニットへの摩擦が多くなり、毛玉もできやすい状態に。大切なニットを永くきれいな状態で保ちたいなら、適度に間隔をあけながら着用しましょう。1日着たら1〜2日は間隔をあけてローテーションしたいところです。
ニットがおすすめのハイブランド
ニットアイテムを取り扱うおすすめのハイブランドを紹介します。対策をすればハイブランドのニットも毛玉を気にせず着用できます。おしゃれなニットで日々のコーデを楽しみましょう。
クリスチャンディオール(CHRISTIAN DIOR)
クリスチャンディオール(CHRISTIAN DIOR)は、カジュアルテイストのニットが多く、デイリーユースしやすいことが魅力です。半袖・タンクトップ・アンサンブルといったトップスの他、スカート・ワンピース・コートなどラインナップが多岐にわたります。
エルメス(HERMÈS)
エルメス(HERMÈS)の服は多彩なデザインが光ります。大人の遊び心がきいたエレガントなニットアイテムが豊富。素材へのこだわりもエルメスの特徴です。スタイリッシュかつ着心地の良い上質なニットが揃っています。
ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA )
ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA )と言えばレザー製品をイメージする人も多いかもしれません。ニットを含むアパレルアイテムは、シンプルかつさりげなくラグジュアリーなデザインが特徴的です。カジュアルでクセの少ないニットが多く、コーデに取り入れやすいでしょう。
ロエベ(LOEWE)
1枚でコーデが決まる主役級のニットが手に入るロエベ(LOEWE)。170年以上の歴史を持つ王室御用達の高級ブランドです。上質な素材を使った個性的なアイテムが揃っているので、定番のスタイルに飽きた人にもおすすめです。
ハイブランドニットを購入するならKOMEHYOがおすすめ
ハイブランドニットを探すなら、KOMEHYOをチェックしてみてはいかがでしょうか。未使用品や使用感が少ない商品など、きれいなアイテムが豊富に揃っています。取り扱いのあるハイブランドの種類も多数。きっと好みの一着に出会えるでしょう。またリユースアイテムを永く大事に使うことで、サステナブルな活動にも貢献できます。
毛玉対策をしてニットコーデを楽しもう
ニットの大敵である毛玉は、防ぐ方法を習慣化したり、できてしまったとき丁寧に除去したり、適切に対応することで撃退できます。お気に入りのニットをきれいな状態で維持して、毛玉のないきれいなニットでおしゃれを楽しみましょう。