みんなのボーナスの使い道は?預貯金の割合や面白い使い道も
給与とは別に支給されるボーナス。自分の支給額も気になりますが、みんなのボーナスの支給額や使い道が気になる人もいるかもしれません。この記事では、みんなのボーナスの使い道についてのアンケート調査結果、面白いボーナスの使い方を紹介します。
目次
みんながいくらボーナスをもらっているのか、気になるところ。まずは平均支給額から紹介します。
2022年夏ボーナスの平均支給額は約38万円
2022年夏のボーナスは、民間企業全体の1人あたりの平均支給額は38万3,949円で、前年に比べると1.0%増加しています。2021年はコロナ禍の影響で2.3ポイント減と前年の2020年を下回ったものの、2022年はプラスに転じると予想されています。
みんなのボーナスの使い道は?
さっそく、みんなのボーナスの使い道を見ていきましょう。調査結果から、ボーナスを貯金に回す傾向が高いことが分かりました。
使い道①貯金・預金
株式会社ネストエッグが自社アプリ「finbee」のユーザー向けに実施したアンケート調査によると、ボーナス使用目的のトップは「貯金」で、回答の71.6%を占める結果となりました。
2021年の調査では、貯金・預金と答えたユーザーが74%だったため、少し割合が減っていることがわかります。
また、2018年に行われたボーナスの使い道調査では、貯金・預金をしたい人のうち56.8%の人が「冬のボーナスを半分以上貯金したい」と答えています。夏と冬ではボーナスの使い方に差があるかもしれませんが、共通して預金への一定の意識の高さはありそうです。
使い道②生活費の補填やローンの支払い
ボーナスの使い道2位は「生活費の補填」、3位「ローン・借り入れの返済」でした。ただし、「生活費の補填」は昨年31.3%から26.2%と5.1pt減っており、減少傾向にあります。
使い道③旅行や外食
消費を伴う使用目的では、「旅行」「外食」といった外出関連目的が増加しています。一方、「家電」、「食品」、「ガジェット」は減少傾向です。これは、コロナ禍におけるイエナカ消費需要が一巡したためと考えられます。
使い道④自分へのご褒美
「美容」「推し活」「ファッション」などといった消費に使うという回答もありました。せっかくのボーナスなので、自分へのご褒美でモチベアップに繋げたいところ。買い替えしたかったお財布やお守りがわりのジュエリーなど身につけるものを購入する人もいます。
自分へのご褒美の例を紹介!
<ロエベ(LOEWE)財布>
こちらは、ロエベの黒い財布。流行のコンパクトサイズで使いやすく、ワンポイントのロゴがロエベらしさを演出しています。
<ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)ネックレス>
こちらは蝶のチャームがキュートな「スウィート アルハンブラ」。顔周りが華やぎ、気分もアップするでしょう。
<エルメス(Hermès)リング>
エルメスのなかでも人気のシルバーリング「シェーヌ・ダンクル」。お守りジュエリーとして活躍してくれるでしょう。
ハイブランド一覧大公開!服・バッグ・財布ごとの人気ブランドを紹介します♡ ハイブランドと言えば、ルイヴィトンやエルメス、シャネルなど様々なブランドが思い浮かびますよね。ボーナスを貰った時や誕生日など、何か自分のために特別なブランドアイテムを買いたいと思った時、あなたはどのハイブランドを選びますか?
働くモチベを上げてくれるご褒美ですが、
「予算が足りない…」「ご褒美は欲しいけど旅行にも行きたい…」
という人もいますよね。
そんなときはリユースショップの活用がおすすめです。
こんな方法もある!ボーナスの面白い使い道
ボーナスを大切に使いたいものの、活用方法に悩んでいる人もいるかもしれません。ここでは、ちょっと面白いボーナスの使い道を紹介します。
ふるさと納税をする
ボーナスをお得に活用する方法として、ふるさと納税がおすすめです。ふるさと納税を活用して寄付をすれば、所得税からその分の控除が受けられ、かつ寄付をした自治体からの返礼品がもらえます。
ふるさと納税をする時点では寄付金が必要なので、ボーナスを活用すると良いでしょう。この寄付金はのちに所得税から控除されますが、年収によって寄付金控除される税額の上限が異なるため、注意が必要です。
NISA非課税枠を活用する
NISA(少額投資非課税制度)とは、株式や投資信託の税優遇制度です。このNISA非課税枠を活用すると一定期間(現行5年間)、投資商品の値上がり益や配当金・分配金が非課税です。ただし、NISAの非課税枠は翌年に繰り越せません。
通常、金融商品から得られた利益には所得税や住民税、復興特別所得税として20.315%課税されます。もし、株式投資をする予定で、その年の非課税枠が余っている場合は、ボーナスを活用して購入するのもおすすめです。
後悔した!ボーナスの使い道の失敗例
ボーナスをもらった時にやってしまいがちな失敗は、後に残らないお金の使い方をしてしまうことです。失敗例を3つ紹介します。
クレジットカードの支払いやキャッシングの返済で消える
ボーナスを当てにしてクレジットカードを使いすぎてしまい、お金が残らなかったという失敗例があります。クレジットカードでの決済やキャッシングなどが増えすぎてしまい、ボーナス以上の返済額になっていたというケースも。
分割払いやリボ払いでは、さらに金利も加算されてしまいます。既に借入がある場合は、ボーナスを利用して返済を完了しましょう。今後、同じ失敗をしないためにも、普段からキャッシングやクレジットカード払いをする際は、慎重に利用してくださいね。
趣味や自己投資に使い果たす
趣味や自己投資に使い果たして後悔するケースもあります。例えば、自分磨きのためにエステの高額コースを組んだけど行かなくなった、資格取得の講座に申し込んだけど挫折したなどが挙げられます。他にも、新しい趣味を始めるためにボーナスで道具を揃えたが、すぐに飽きてしまったということも。
ボーナスを無駄にしないためにも、体験入学をしたり、道具をレンタルして使ってみたりするなど工夫をしましょう。
衝動買いする
ボーナスを手にすると「せっかくだから何かに使わなくては」と、いつもとは違うファッションやそれほど必要でもない家電を買ってしまうなど衝動買いしやすくなります。
衝動買いを避けるためにも、本当にその服を着たいのか、その家電を使う目的は何かなど、じっくり考えて後悔しないものを選ぶようにしましょう。
賢いボーナスの使い道を考えてモチベーションアップしよう
ボーナスの使い道として、半分以上を貯金・預金に回したいと答える人が過半数でした。貯金・預金や生活費に使うことが多いボーナスですが、自己投資や自分へのご褒美も楽しみたいもの。これを機に欲しかったアイテムを購入するのも良いでしょう。ついついカードを使いすぎてしまい後悔しないよう、ボーナスの使い道は慎重に考えるのがポイント。ボーナスを賢く使い、今後のモチベアップへと繋げましょう。