エルメス「ブルージーン」とは?廃盤の理由・色の魅力・ニューブルージーンとの違いまで解説

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エルメスの「ブルージーン」は、明るさと落ち着きを兼ね備えたブルーカラーとして、長く支持されてきました。一方で廃盤となった今、「古い色ではないか」「ニューブルージーンと何が違うのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

ブルージーンは、素材やモデルによって印象が大きく変わるため、見た目だけで判断すると後悔しやすい色でもあります。

この記事では、ブルージーンの特徴やニューブルージーンとの違い、選び方のポイントを紹介し、今選ぶべきかどうかを判断できる情報を解説します。

エルメスのブルージーンとは?色の魅力と基本情報

ブルージーンは、エルメスの青系カラーのなかでも、落ち着きと透明感を併せ持つ独自の色調が特徴です。鮮やかすぎず、かといって重たくもならないため、上品さと軽やかさのバランスが取れたカラーとして親しまれてきました。

この色の魅力は、光の当たり方によって表情が変わる点にあります。屋外の自然光では明るく軽やかに、室内ではやや落ち着いた印象になり、白熱灯の下では深みのある青に見えるなど、シーンによって異なるニュアンスを楽しめます。

派手さを抑えた発色のため、デイリー使いはもちろん、仕事の場面でも取り入れやすく、季節や年齢を問わず長く使えるカラーとして支持されてきました。モノトーンやベージュといったベーシックカラーとも相性が良く、コーディネートに自然となじむ点も魅力です。

また、すでに廃盤となっていることから、中古市場では状態のよい個体が出た際に安定した評価を受けられる傾向があります。流行に左右されにくい色味であることも、ブルージーンが長く選ばれてきた理由のひとつといえるでしょう。

エルメスのブルージーンは古い?廃盤の理由と現在の評価

ブルージーンはすでに廃盤となっていることから、「今選ぶと古いのでは?」と思う方がいるかもしれません。
しかし、エルメスにおけるカラーの廃盤は、必ずしも人気や価値が下がったという意味ではありません。

廃盤に至った背景と、現在どのように見られているのかを確認すると、今選ぶ価値が見えてきます。

廃盤=「古い」ではない理由

エルメスのカラー展開は、流行や新色投入のタイミングに応じて入れ替わるのが特徴です。そのため、廃盤は人気がなくなったことを意味するものではなく、ブランド全体のカラーサイクルの一部としておこなわれます。

ブルージーンも、登場から長く愛されてきた定番寄りのブルーカラーであり、廃盤後も評価が大きく変わっていません。派手さを抑えた色味は流行に左右されにくく、今でも選ばれやすい傾向があります。

実際に中古市場では、ブルージーンは年間を通して一定の需要があり、状態のよい個体は安定して取引されています。
こうした背景から、ブルージーンは「廃盤=古い」と単純に判断するカラーではなく、現在も実用性と価値を兼ね備えているといえるでしょう。

今ブルージーンが再評価されている背景

近年は、存在感の強い派手色よりも、落ち着きのあるカラーを長く使いたいという需要が高まっています。その流れのなかで、ブルージーンのような控えめなブルーカラーがあらためて注目されるようになりました。

ブルージーンは、青系カラーのなかでも主張が強すぎず、服装やシーンを選ばず使い回しやすい色として評価されています。カジュアルにもきれいめにもなじむ点が、現在のライフスタイルに合っているといえるでしょう。

さらに、2023年秋冬シーズンの新色としてニューブルージーンが登場したことにより、「どちらを選ぶべきか」という比較検討の対象としてブルージーンが再び取り上げられる機会が増えています。

ブルージーンとニューブルージーンの違い

ブルージーンとニューブルージーンは、名前が似ているものの、色の印象や選ばれ方にははっきりとした違いがあります。

見た目の好みだけでなく、素材に乗せたときの発色や市場での流通状況まで含めて比較することで、自分に合うカラーが見えてきます。まずは、両者の違いを一覧で確認してみましょう。

比較軸 ブルージーン ニューブルージーン
色の明るさ やや明るく軽やか やや深みのある落ち着いたブルー
色の傾向 わずかにグリーンを帯びる独特の発色 グリーン感を抑えた青の純度が高い色味
素材に乗せた印象 エプソンでは明るさが際立つ トゴでは陰影が強く深みが出る
雰囲気・印象 上品でやわらかい・軽快 端正・クラシカル・かっちり
市場流通量 廃盤のため中古のみで希少 近年入荷があり流通が安定
中古市場での存在感 個体差が大きいため出会えたら買いがおすすめ 比較的状態や価格の選択肢が多い
おすすめ層 明るめが好み・軽やかに持ちたい方 落ち着いた青を求める方

どちらが優れているというよりも、使うシーンや好み、重視したいポイントによって適した選択が異なるため、実物の状態や素材を含めて検討することが後悔しない選び方につながります。

素材によって変わるブルージーンの見え方

ブルージーンは、同じカラーであっても使用される素材によって印象が大きく変わる色です。明るさややわらかさ、落ち着きの出方は、革の質感やシボの有無によって左右されます。

そのため、写真だけで判断すると「思っていた色と違った」と感じやすく、素材ごとの特徴を理解しておくことが、後悔しない選び方につながります。

ここでは、ブルージーンによく使われる代表的な素材ごとに、色の見え方や雰囲気の違いをまとめました。

トゴ(Togo)

トゴ(Togo)

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

トゴは、立体的なシボ(凹凸)が特徴のレザーで、エルメスを代表する定番素材のひとつです。このシボによって光の当たり方に差が生まれ、色の陰影がつきやすく奥行きのある表情になります。

ブルージーンをトゴにのせると、明るさがほどよく抑えられ、落ち着いた印象になりやすいのが特徴です。軽やかさの中に重さが加わるため、カジュアルになりすぎず、上品に持ちたい方に向いています。

また、トゴはシボの出方に個体差があるため、色の濃淡が出やすい素材でもあります。同じブルージーンでも、一点ごとに見え方が異なる点は、中古で選ぶ際の重要なチェックポイントといえるでしょう。

トリヨンクレマンス(Clemence)

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

トリヨンクレマンスは、やわらかくマットな質感が特徴のレザーで、ブルージーンでは発色が穏やかに見えやすい素材です。光の反射が控えめなため、同じブルージーンでもトゴに比べて優しい印象になります。

この素材では、ブルージーンがやや淡く見えることがあり、軽やかさややわらかさを重視したい方に向いています。さらに、カジュアル寄りの雰囲気になり、日常使いにも取り入れやすいのが特徴です。

一方で、革そのものがやわらかいため、使い方や経年によって形や表情が変化しやすい点も押さえておきたいポイントです。ブルージーンの色味とともに、素材ならではの変化を楽しみたい方に選ばれています。

エプソン(Epsom)

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

エプソンは、細かな型押しが施されたレザーで、光を均一に反射しやすい素材です。そのため、ブルージーンでは明るさが際立ち、色がクリアに見えます。

素材の凹凸が少ない分、ブルージーン本来の色味がそのまま表れやすく、数ある素材のなかでも特に鮮やかに見える素材といえるでしょう。軽やかでシャープな印象を求める方に向いています。

また、エプソンは型押しによって表面が安定しているため、色変化が比較的穏やかなのも特徴です。経年による大きな色ムラが出にくく、ブルージーンの印象を長く保ちたい場合にも選ばれる素材です。

ヴォー・スイフト

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ヴォー・スイフトは、フラットでなめらかな表面が特徴のレザーです。凹凸が少ないため光がムラなく当たり、均一に発色しやすい傾向があります。

クリアな色でありながら主張しすぎず、ブルージーン本来の色味を楽しめる点が魅力です。素材による陰影の差が控えめな分、色の印象が安定しやすく、写真と実物のギャップが起こりにくい素材ともいえます。

また、ヴォー・スイフトは経年による大きな色の沈みや濃淡が出にくく、ブルージーンの印象を長く保ちたい方に向いています。

エヴァーカラー

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

エヴァーカラーは、大きなシボがほとんどない滑らかな質感が特徴のレザーです。指先に吸いつくようなしなやかさがあり、やわらかさと上質さを感じさせます。

表面がフラットに近いため、光の反射は穏やかで色がにじまず、きれいに整った印象で発色します。鮮やかすぎず落ち着きすぎない、バランスの取れた見え方になる素材です。

主張の強いシボがない分、ブルージーンの色味そのものを楽しみたい方や、上品さを重視したい場合に選ばれる素材といえるでしょう。

ブルージーンが採用されている代表モデル

ブルージーンは、エルメスのなかでもさまざまなバッグのモデルに採用されてきたカラーです。同じブルージーンでも、バッグの形やサイズ、素材によって印象は異なります。

ここでは、ブルージーンが採用されているモデルをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

バーキン

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

バーキンは、エルメスを象徴する定番モデルで、ブルージーンを採用した際も色の魅力がわかりやすく表れるバッグです。特に、ブルージーン×ゴールド金具の組み合わせは、青の軽やかさに温かみが加わり、落ち着いた上品さを演出します。

また、バーキンはサイズによって印象が大きく変わる点も特徴です。小さめサイズではブルージーンの明るさや軽快さが引き立ち、サイズが大きくなるほど色に深みが加わり、より落ち着いた雰囲気になるでしょう。

なお、バーキンの価格動向や選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考になります。

>>【最新版】エルメス バーキンの価格が急上昇中!? その理由とおすすめの購入方法について

ケリー

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

ケリーは、縦長のシルエットが特徴的なモデルで、ブルージーンを合わせると色の印象が引き締まって見えるバッグです。横に広がりやすい色味でも、縦のラインによってすっきりとした印象にまとまります。

ブルージーンは派手さを抑えたカラーのため、ケリーの持つ端正な雰囲気を損なわず、日常使いにも取り入れやすい点が魅力です。きちんと感がありながら重たくなりすぎず、オン・オフどちらのシーンでも使える組み合わせといえるでしょう。

ケリーはサイズや仕様によって、使い勝手や印象が変わるモデルでもあります。サイズごとの特徴や選び方などは、ケリーの基本情報をまとめた以下の記事も参考になります。

>>【最新版】長い歴史のあるエルメス「ケリー」のサイズと特徴について
>>KOMEHYO|エルメスのケリーバッグはこちら

ピコタン ロック

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

ピコタンは、丸みのあるフォルムが特徴のカジュアル寄りなモデルで、ブルージーンを合わせると色のやわらかさがより引き立ちます。かっちりしすぎないデザインのため、ブルージーンの軽やかさが自然に表れる組み合わせです。

派手さを抑えたブルージーンは、ピコタンのラフさとバランスが良く、普段使いできるカラーとして取り入れやすい点も魅力です。きれいめにもカジュアルにもなじみ、日常のスタイルに無理なく溶け込みます。

ピコタンはサイズや素材によって使い勝手や印象が変わるため、選び方を事前に把握しておくと安心です。後悔しないためのポイントを整理した下記の記事も併せて参考にしてみてください。

>>エルメス ピコタンの後悔しない選び方や知っておきたいおすすめモデルを解説!

ボリード

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

ボリードは、旅行用バッグとして世界初のファスナーを採用したといわれる歴史あるモデルです。機能性をベースに、丸みのあるフォルムはやわらかく上品で、女性らしい優雅さを感じさせます。

自立しながらも、過度に重くならないつくりも魅力です。クラシックでありながら実用性を備えたバランスの良さが、多くの方に支持されています。

ボリードのサイズや選び方、価格帯などをより詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>【最新版】エルメス・ボリードの特徴、サイズ、選び方、価格などを徹底解説

リンディ

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

リンディは、ハンドル自体が横についていることで、肩にかけたときや手で持ったときに体にフィットするのが特徴です。

バッグを地面に置いたときはしっかり自立するボックス型で、見た目の安定感と実用性を両立しています。さらに左右に配置された外ポケットは、物を取り出しやすくとても便利です。

また、ショルダーストラップも備えた2WAY仕様で、ハンドル持ち・肩掛けのどちらにも対応できます。仕事やプライベートでも使いやすく、機能性とデザイン性の両方を求める方におすすめです。

リンディに関するより詳細な特徴やサイズ展開を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

>>【最新版】エルメスの使い勝手抜群なバッグ「リンディ」|その特徴やサイズ展開などをご紹介

ブルージーンが似合う人・似合うスタイル

ブルージーンは、色そのものが主張しすぎないため、「どのような人に似合うのか」「日常で使いやすいのか」が気になる方が多いカラーです。
ここでは、自分に合うかどうかを具体的にイメージできるように詳しく解説します。

ブルージーンが似合うのはどのような人?

ブルージーンは、「色選びで失敗したくない」と感じている方に向いているカラーです。主張が強すぎず、かといって地味にならないため、初めてブルーカラーを選ぶ場合でも取り入れやすいでしょう。

また、派手さよりも落ち着いた上品さを重視したい方にもなじみやすい色です。明るさとやわらかさのバランスが取れているため、年齢やシーンを問わず使え、長く愛用できる点が支持されています。

特に、モノトーンやベージュなど、ニュートラルカラー中心のワードローブを持っている方にとっては、自然な差し色として活躍できます。

日常で使いやすい理由

ブルージーンは、黒・白・ベージュ・ネイビーと相性が良く、手持ちの服装に合わせやすいカラーです。特別なコーディネートを考えなくても、自然とスタイルに溶け込みます。

また、明るすぎず暗すぎない色味で、季節を選ばず使える点もメリットです。春夏は軽やかに、秋冬は落ち着いた印象で取り入れられ、1年を通して活躍します。

色合わせのコツ

ブルージーンは使い回しのしやすいカラーですが、合わせ方によって印象は変わります。「落ち着いて見せたいのか」「軽やかに取り入れたいのか」など目的によって、より自分のスタイルに合った使い方ができます。

合わせ方 コーディネートの特徴 ブルージーンの見え方
同系色でまとめる ネイビー・グレーなどで統一感を出す 落ち着きが強調され、上品な印象
ベーシックカラーと合わせる 黒・白・ベージュ中心 透明感が引き立ち、使いやすさが際立つ
差し色として扱う モノトーンに一点投入 控えめながらほどよいアクセントになる

例を表にしましたが、ブルージーンは、どの合わせ方でも失敗しにくく自分のスタイルに合わせて使い分けやすいカラーです。

中古でブルージーンを選ぶときの注意点

ブルージーンは廃盤カラーのため、購入を検討する場合は中古市場が中心です。色味や素材の特性上、状態によって印象に差が出やすいカラーでもあります。ここでは、中古でブルージーンを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

確認したい状態チェック

購入前に以下のポイントをチェックすることで、状態のよい個体を選びやすくなります。

  • 角スレ
  • 色ヤケ
  • 金具の摩耗
  • 内側の汚れ
  • ステッチ部分の状態

ブルージーンは明るさのあるカラーのため、状態による印象の差が出やすいのが特徴です。
これらのポイントを事前に確認することで、使用感の少ない個体や長く使える逸品を選びやすくなります。

KOMEHYOなら徹底した品質管理で安心

中古でブルージーンズを選ぶ際は、色落ちや生地のコンディション、ダメージの有無など、状態を正しく見極めることが重要になります。

KOMEHYOの公式サイトでは、商品の状態ランクを明確に表示しており、使用感やコンディションを事前に把握したうえで検討できます。細かなスレや色ムラ、補修跡なども含め、品質管理の基準に基づいて丁寧にチェックされているため、中古品でも安心して選びやすい点が特徴です。

取り扱われる商品は、ブランドやアイテムに精通した専門スタッフが一点ずつ検品を行い、縫製やパーツ、素材の状態まで細部にわたって確認されています。こうした徹底した品質管理体制により、コンディションに納得できる商品が揃えられています。

また、購入後の相談に対応するアフターサービスも用意されており、中古品を初めて検討する方でも利用しやすい環境が整っています。実物の状態を確認したうえで判断できる仕組みがあることは、納得のいく買い物につながるポイントと言えるでしょう。

KOMEHYO鑑定士について詳しく知りたい方は下記のコラムもご覧ください。

>>note|KOMEHYO鑑定士について(前編)~仕事内容について~

まとめ|エルメスのブルージーンは長く使える「青」を探す人におすすめ

エルメスのブルージーンは、落ち着きと透明感を兼ね備えたカラーで、流行や年齢に左右されにくいのが魅力です。
素材やモデルによって印象が変わるため、自分のスタイルや使うシーンに合わせて選ぶことで、より満足度の高い逸品になります。

廃盤カラーではあるものの、現在も中古市場で安定した評価があり、状態のよい個体に出会えれば、長く使い続けられるカラーといえるでしょう。その分、中古で選ぶ際は、状態や真贋をしっかり確認できる販売店を選ぶことが重要です。

KOMEHYOでは、プロによる真贋査定と状態のランク表示のもと、ブルージーンをはじめとしたエルメスのバッグを取り扱っています。

自分に合った一点を探したい方は、下記の商品一覧をぜひチェックしてみてください。

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