憧れのエルメスはサンダルから?!|その特徴・モデル・おすすめの理由を探る
■INDEX
・はじめに
・エルメスのサンダルの特徴
・中古サンダルをお勧めする理由
・フランスサイズと日本サイズ
・人気モデル
・最後に
■はじめに
日差しが強くなってきて、いよいよ夏本番が近づいてきました。
夏に向けて新しいサンダルを探している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はエルメスのサンダルを紹介していきます。
エルメスのサンダルは種類が豊富で、履きやすさを重視したカジュアルなものからデザインを重視したフェミニンなものまで様々です。きっと自分に似合うものが見つかるはずなので、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。
■エルメスのサンダルの特徴
他のサンダルに比べると高価格帯ですが”それに見合った価値がある”。それがエルメスのサンダルの特徴ではないでしょうか。
その理由を紹介させていただきます。
まずはエルメスのサンダルの国内定価を見てみましょう。
今回は下記の2つのサンダルを例に説明いたします。
▼オラン
▼アヴェニュー
オラン | アヴェニュー | |
国内定価(税抜) | 80,000円 | 138,000円 |
※2021年7月時点の価格となります
※国内定価は同じ形状でもカラーリングなどによって異なる場合があります。
上記のオランのようにシンプルなデザインのサンダルは、おおよそが8万円代からの国内定価となっています。
一方でアヴェニューのような金具がついたり、その他の装飾が施されたサンダルの国内定価は10万円以上に設定されているアイテムが多い傾向があります。
素材・装飾が特殊なサンダルでは20万円弱のものもあるので、エルメスのサンダルの国内定価は、おおむね8万円から20万円と捉えて良いのではないでしょうか。
この価格設定の理由は、以下の3つが推察されます。
①素材へのこだわり
②メゾンのものと一目でわかるデザイン
③職人の手作り
素材へのこだわり
オランの使用素材を見てみると、公式オンラインストアには”カーフ”という記述があります。
カーフとは、仔牛からわずかにしか取れないことから革の中でも最高峰と言われている素材です。
ハイブランドのレザーバッグの素材として聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
エルメスのサンダルには、それと同じ素材が使われているのです。
メゾンのものと一目でわかるデザイン
オランにはエルメスを象徴するHのマークが、アヴェニューにはエルメスを代表するケリーバッグと同じ金具が使われています。
靴はその人のこだわりや個性が現れるアイテムといっても過言ではありません。
一目でエルメスだとわかるサンダルは、それを履く人のイメージをワンランクもツーランクも高めて見せてくれるのではないでしょうか。
職人の手作り
サンダルのみならずエルメスのアイテムすべてに言えることです。
エルメスのアイテムはすべて職人の手作業で作られており、その精度は世界でもトップクラスであることは間違いありません。
エルメスが今までの歴史の中で培ってきた技術を用い、職人が時間をかけて1つのサンダルを作るため、その時間の重みが価格にも反映されています。
以上をまとめると、エルメスのサンダルはその価格に裏打ちされた価値があると言えます。
そのため多くのユーザーに支持され、毎年トレンドになっているのです。
決してお手頃とは言えない価格のエルメスのサンダルですが、そんなエルメスのサンダルをお値打ちに手に入れる方法が実はあります。
■中古サンダルをお勧めする理由
エルメスのサンダルをお値打ちに手に入れる方法、それは中古品から探すことです。
実は中古品の靴には、安くて綺麗なものが意外とたくさんあるのです。
その理由を紹介させていただきます。
まずは中古品の靴はどのくらい安いのか、前述したオランとアヴェニューを例に、それぞれの中古販売価格を見てみましょう。
オラン | アヴェニュー | |
国内定価(税抜) | 80,000円 | 138,000円 |
中古販売価格 | 5万円前後 | 7万円前後 |
※2021年6月時点の価格となります
定価と比較してみると、それぞれ半額程度で中古市場で販売されています。
この価格差だけを見ると「状態が悪いから安くなっているんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、中古品の靴に綺麗なものが多い理由も説明していきます。
中古販売価格は基本的に市場での需要によって価格が決められています。
欲しいという人がたくさんいれば価格は上がりますし、少なければ価格は下がります。
では中古品の靴に対する需要はどうなのかというと、足に履くものだから中古品を使うのに抵抗感あるというお声をお客様からよく聞きます。しかし、中古品を販売する側もその事情を把握しているので、少しでも抵抗感が少なくなるように中古の靴は使用感をシビアに見ています。そのため中古品の靴にも「綺麗で安いもの」は意外とたくさんあるのです。
■フランスサイズと日本のサイズ
靴を選ぶうえで重要になるのがサイズの選択です。
日本とフランスの靴のサイズ表記は以下のように対応しています。
日本 | 21㎝ | 21.5㎝ | 22㎝ | 22.5㎝ | 23㎝ | 23.5㎝ | 24㎝ | 24.5㎝ |
フランス | 34 | 34 1/2 | 35 | 35 1/2 | 36 | 36 1/2 | 37 | 37 1/2 |
日本人女性の場合、23~24cmが靴のサイズの平均と言われています。
サイズに迷うようでしたらまずは36、37表記を試してみるのがおすすめです。
>上の表の覚え方は23cm=36を基準とし、1cm大きくなるとフランスのサイズも1上がると覚えるとわかりやすいでしょう。
■人気モデル
以下では、具体的にエルメスのサンダルの中で人気が高い注目モデルを6つ紹介します。
※以下の価格は2021年7月時点となります
オラン
国内定価(税抜) 80,000円
中古販売価格 5万円前後
アヴェニュー
国内定価(税抜) 138,000円
中古販売価格 7万円前後
まずはすでに紹介したオランとアヴェニューについて、改めてデザインに触れていきます。
オランはシンプルなつくりでカラーバリエーションも豊富なことから、エルメスのサンダルの中でも定番モデルの位置づけです。
世代を選ばず使っていただけるうえに、底が平らな構造の為、履きやすいのが特徴です。
最初にエルメスのサンダルを買う際に、まず候補に入ってくる一品ではないでしょうか。
アヴェニューは少しヒールが高くなっており、加えてケリー金具もついていて高級感があります。
中古販売価格には割安感があり、中古で手に入れることができれば抜群のコストパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
オアジス
国内定価(税抜) 86,000円
中古販売価格 5万円前後
オアジスもオランと同様、定番アイテムとして愛されているエルメスのサンダルです。オランに比べて少しだけヒールがあるため、カジュアルな雰囲気の中にフォーマルさがプラスされています。
イズミール
国内定価(税抜) 79,000円
中古販売価格 4万円前後
イズミールも平底の履きやすいサンダルです。上記のオランやオアジスに比べてアッパー(足の甲の部分)が幅広に作られており、そのためユニセックスサンダルとして紹介されています。エルメスの公式オンラインサイトではレディースモデルとメンズモデル両方の展開が用意されています(写真はメンズモデル)。
レジェンド
国内定価(税抜) 106,000円
中古販売価格 8万円前後
レジェンドもオランと同様Hマークでエルメスらしさが一目でわかるデザインです。
加えて高いヒールとアンクル部にあるストラップが上品さを演出してくれます。
ヒールの高さは7cmと高めですが、このストラップのおかげで歩きやすさもアップしているので安定感もばっちりです。
全体的に曲線的なシルエットも合わさり、大人の女性らしさを演出したいときにぴったりです。
リヴァージュ
国内定価(税抜) 4万円代
中古販売価格 3万円前後
リヴァージュはエルメスの代表的なジュエリーであるシェーヌダンクルチェーンがモチーフとなっているサンダルです。
素材にラバーを用いているため、カーフ素材のサンダルに比べるとお手頃価格で手に入ります。
ラバー素材も劣化の状況などをシビアに判定しているので、中古市場で販売されているものは比較的綺麗なものが多い印象です。
■最後に
今回はエルメスのサンダルにフォーカスを当てて紹介してきました。
ポイントは
・エルメスのサンダルの国内定価は8万~20万円くらいで、価格に見合った価値がある。
・中古品の靴は安くて綺麗なものが意外と多い。
・サイズに迷ったら、日本人女性の平均である36~37から試すのがオススメ。
以上の3点です。
一足あればそれだけで足元からコーディネートをグレードアップしてくれるエルメスのサンダル。
自分に似合うサンダルを探して、この夏を満喫してみてはいかがでしょうか。