エルメスのコンスタンスミニの定価は？人気の理由や素材別定価、入手方法を解説！

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クラシックなデザインでありながらも、一目でエルメス（HERMES）とわかる「H」マークの金具が印象的な「コンスタンス」シリーズ。そのなかでもコンスタンスミニは、高い実用性とデザイン性を兼ね備えていることから、特に人気のモデルです。

この記事では、そんなコンスタンスミニの定価や人気の理由、素材ごとの価格差などを解説します。希少性が高く、入手困難といわれているコンスタンスミニをゲットする方法も紹介しますのでぜひ参考にしてください。

エルメス「コンスタンス」シリーズの価格改定はいつあった？

エルメス（HERMES）の「コンスタンス」シリーズは、直近だと2025年2月1日に価格が改定されています。

 

素材	旧価格	新価格	値上率
コンスタンス24 エプソン	165万円	178万2,000円	8%
コンスタンス24 エヴァーカラー	178万2,000円	178万2,000円	0%（値上げなし）
コンスタンス18（ミニ） エプソン	136万4,000円	146万3,000円	7.3%
コンスタンス18（ミニ） エヴァーカラー	141万9,000円	152万9,000円	7.8%

また、前年の2024年2月1日にも旧価格から14〜15%の値上げがありました。

ここ数年を振り返ると、エルメスは2022年頃から毎年全商品を対象とした値上げを実施しており、その理由としては原材料費や人件費の高騰などが考えられます。

 エルメス（HERMES）のコンスタンスとは

「コンスタンス」シリーズは1969年の発売以降、半世紀に渡って愛され続けているエルメス（HERMES）の名品です。シリーズ名は、デザイナーが当時身ごもっていた娘の名前に由来しているといわれています。

「コンスタンス」シリーズの特徴は、バッグ正面にあしらわれた「H」マークの金具です。シンプルで上品なデザインでありながらも、一目でエルメス（HERMES）とわかる印象的なデザインが、時を超えて多くの女性に愛され続けています。

コンスタンスとコンスタンスⅢとの違い

「コンスタンス」シリーズは発売当初から現在に至るまで、外観のデザインはほとんど変わらないものの、内部の仕様は何度か変更されています。

初期タイプと、2008年頃から登場したコンスタンスⅢの主な違いは以下のとおりです。

初期タイプ

「コンスタンス」シリーズは発売当初から現在に至るまで、外観のデザインはほとんど変わらないものの、内部の仕様は何度か変更されています。

初期タイプと、2008年頃から登場したコンスタンスⅢの主な違いは以下のとおりです。

▲内側　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲背面

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

モデル	サイズ	内側	背面
コンスタンス（初期）	18（ミニ）	オープンタイプのポケット×2	背面ポケットあり
	24以上	ファスナー付きポケットとオープンポケットが1つずつ

コンスタンスIII

▲内側　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲背面

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

モデル	サイズ	内側	背面
コンスタンスⅢ	18（ミニ）	・中央に仕切り ・オープンタイプのポケット×2	背面ポケットなし
	24以上	・中央に仕切り ・ファスナー付きとオープンポケットが1つずつ

コンスタンスはサイズ展開が豊富

「コンスタンス」シリーズには、主に以下のサイズがあり、それぞれデザインや収納力が異なります。

• コンスタンス24
• コンスタンス18（ミニ）
• コンスタンス13（ミクロ）

コンスタンス24の特徴

「コンスタンス」シリーズのなかで最も定番のサイズ（幅24cm、高さ16.5cm、マチ8cm）です。

コンスタンスのなかで最も収納力が高く、スマートフォンや手帳、長財布なども無理なく収まるためデイリー使いにおすすめ。ストラップの長さを調整することで、ハンドバッグやショート・ロングショルダーなど、シーンに応じた使い分けも可能です。

コンスタンス18（ミニ）の特徴

コンスタンス24より一回り小さいサイズ（幅20.5cm、高さ16cm、マチ7cm）です。

「コンスタンス」シリーズのなかでも特に人気が高く、スマートフォンや財布、リップなどの必需品が収まる程よい大きさ。コーデに華を添えるコンパクトなサイズ感のため、フォーマルな場やパーティシーンにも適しています。

コンスタンス13（ミクロ）の特徴

「ミクロ（マイクロ）」または「ミニミニ」とも呼ばれる、「コンスタンス」シリーズで最も小さいサイズ（幅13.5cm、高さ11cm、マチ3cm）です。

コンスタンス24やコンスタンス18（ミニ）と比べて流通量が少ないため、入手困難なアイテムといえます。小さいため収納できるものは限られますが、超コンパクトなサイズ感は、いまトレンドのミニバッグとして最適。スマートフォンやリップなど必要最低限のものを持ち歩きたい方や、サブバッグとしての利用がおすすめです。

コンスタンスミニはなぜ人気なのか

「コンスタンス」シリーズのなかで最も人気とされているのは、コンスタンス18（ミニ）です。

コンパクトながらも、スマートフォンやリップ、財布などを収納できる実用性と、カジュアルからフォーマルまで対応できる使い勝手の良さが、多くの人に支持されています。

コンスタンスミニの素材別定価

「コンスタンス」シリーズで人気のコンスタンスミニは、素材によって価格が異なります。また、2021年以降の現行モデルにはミラーが付属するため、ミラーの有無によっても価格が変動します。

ここからは、コンスタンスミニの定価を以下の素材別にご紹介します。

• エプソン
• エヴァーカラー
• スイフト
• ボックスカーフ
• ドブリス
• シェーブル

※現時点で、エルメス（HERMES）による価格は公表されていないため、想定価格となります。あくまで参考情報としてご覧ください。

エプソン

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考定価：146万3,000円（税込）

雄の仔牛の革（レザー）に細かい型押しを加えた素材です。
エルメスの代表的な素材で、「コンスタンス」シリーズだけでなく、「バーキン」や「ケリー」などさまざまなエルメス（HERMES）の人気シリーズに使用されています。艶のある上品な質感で耐久性が高く、型崩れしにくいのが特徴です。

エヴァーカラー

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考価格：152万9,000円（税込）

2013年に登場した比較的新しい素材です。カラーバリエーションが豊富な雄仔牛革で、艶消しのマットな質感ですが、使い込んでいるうちに艶が出てしなやかになっていきます。

スイフト

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考価格：156万2,000円

細い革目の雄仔牛革で、手に吸い付くような滑らかな滑らかな質感が特徴です。カラーバリエーションも豊かで、薄めのカラーは上品に、濃いカラーはパキッと鮮やかに発色します。

ボックスカーフ

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考価格：1,969,000円

最高級の革のみを使用しているエルメスのなかでも、トップクラスの素材です。細やかな革目と硬質な質感が特徴的な雄仔牛革で、表面にガラス加工で艶を加えてあります。

ドブリス

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考価格：-

雄仔牛の革にスエード加工を施した、高級感と温かみのある素材です。ベルベッドのように滑らかな手触りで、エレガントでやわらかな雰囲気を演出します。使い込めば使い込むほど味が出る魅力的なレザーです。

シェーブル

※掲載のアイテムは、KOMEHYO独自で買取り・仕入れ・販売しているアイテムの一例です。

参考価格：165万円

革目が細かく艶のある素材です。小さな山羊の革のため、主にサイズの小さなバッグや革小物で使用されます。しっとりとやわらかい肌触りで、発色にも優れています。

コンスタンスミニの入手困難な理由

人気のコンスタンスミニですが、それゆえに「なかなか手に入らない」という声も上がっています。コンスタンスミニが入手困難といわれる主な理由は以下のとおりです。

需要と供給のバランスの崩れ

コンスタンスミニが入手困難といわれる1つ目の理由は、需要に供給が追いついていないためです。

コンスタンスミニのような高品質のアイテムは、職人の手によって時間をかけて丁寧に制作されます。その結果、需要に対して市場に出回る量が少ない状況が続き、入手しづらくなっています。

店舗に入荷されない

前述のとおり、コンスタンスミニは供給が追いついていません。そのため店舗への入荷もごくわずかで、入荷したとしてもすぐに売り切れてしまうか、常連の顧客に優先的に販売されることがほとんどです。

このことから、一般の方が店頭でコンスタンスミニを目にする機会はほとんどなく、入手困難といわれる所以となっています。

コンスタンスミニの入手方法

人気の高さから、入手困難とされるコンスタンスミニ。そんな希少性の高いコンスタンスミニを手に入れるには、以下の方法がおすすめです。

• 正規店に通い続ける
• 中古店、フリマアプリなどを利用する

正規店に通い続ける

コンスタンスミニがいつ、どの店舗に入荷するかは公表されていません。そのため実店舗で購入したい方は、地道にエルメス（HERMES）の店舗を巡るのがおすすめです。タイミングが合えば、コンスタンスミニに出会えるかもしれません。

また、百貨店内にある店舗は正規店といって、通常の店舗より品揃えが充実している場合が多いため、コンスタンスミニを購入できる確率が高いです。

中古店、フリマアプリなどを利用する

エルメス（HERMES）の店舗に通い続けるのが困難な場合は、中古店やフリマアプリなどで探すのもひとつの手段です。日々さまざまな商品が買取・出品されるため、希少なコンスタンスミニにも出会える可能性があります。

ただし、ネット購入の場合はコピー品だと気付かず購入してしまう可能性もあるため注意が必要です。価格とのバランスやロゴの精度、素材・縫製の品質などを注意深く確認しましょう。

不安な場合は、鑑定済みの正規品が販売されるブランド専門のリユースショップを利用するのが安心です。

コンスタンスミニの二次流通（中古）価格

中古市場におけるコンスタンスミニの価格は、商品の状態や素材の種類などによって変動します。

ただし、その希少性から新品と同等、もしくはそれ以上の価格で取引されるのが一般的です。また、入手困難な状態が続けば、バーキンのようにプレミア価格となり、定価の倍以上の金額になる可能性もあります。

特に、ブラックやグレージュ、ゴールド、レッドなどの定番カラーは根強い人気があるため、中古市場でも高値で取引される傾向があります。

コンスタンスミニはバーキンやケリーに匹敵する入手困難品！

エルメス（HERMES）のバッグといえば、「バーキン」や「ケリー」などが、入手困難なアイテムとして有名です。しかし、「コンスタンス」シリーズのなかで高い人気を誇るコンスタンスミニも、今やそれらと匹敵するほどの希少アイテムとなっています。

エルメス（HERMES）製品は年々価格が上がっており、コンスタンスミニに出会えるタイミングも限られていることを考えると、定価で購入できる場面があれば迷わず入手することをおすすめします。

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