ジョナサン・アンダーソンが手がけたハイブランドアイテム特集!お得な購入方法も
ジョナサン・アンダーソンは、自身のブランドだけではなく若くしてロエベのクリエイティブデザイナーを務めるなど、多くの人の注目を集めているファッションデザイナーです。伝統と先進を両立したモダンでアーティスティックなデザインが特長的。ジョナサン・アンダーソンの魅力や経歴、手がけたアイテムを紹介します。
目次
ジョナサン・アンダーソンとは
ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は1984年生まれで、イギリス出身のファッションデザイナーです。自身のブランドであるJWアンダーソン(JW Anderson)や、スペインの高級ファッションブランドであるロエベ(LOEWE)のクリエイティブディレクターを務めていることで名が知られています。
手がけたアイテムは、イギリスの伝統を受け継いだとも言える美しい仕立てと、実験的な素材の使い方やジェンダーレスなデザインなどの斬新さが魅力で、現在多くの人の注目を集めています。
ジョナサン・アンダーソンはファッションに関する数々の賞を受賞しているだけではなく、自身が審査員を務めることも。日本ブランドのユニクロとも定期的なコラボをしていて、コラボアイテムを楽しみにしている人も見られます。
ジョナサン・アンダーソンの経歴
個人ブランドの立ち上げやロエベのクリエイティブディレクターに就任するなど、ジョナサン・アンダーソンはまだ若いながらもファッション業界において多くの実績を持っています。ここからは、ジョナサン・アンダーソンの経歴について見ていきましょう。
俳優からデザイナーへの転身
イギリスの北アイルランドで生まれたジョナサン・アンダーソンは、当初俳優を目指していました。アメリカの俳優学校で学びながら活動をしていた時に舞台衣装に興味を持ちます。そしてロンドンの名門として名高いファッション専門学校であるロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでメンズウェアについて学び始めます。ファッションの勉強と並行して、イタリアでPRADA(プラダ)に携わる仕事を経験しながら2005年に専門学校を卒業しました。
JWアンダーソン(JW Anderson)の立ち上げ
専門学校を卒業したジョナサン・アンダーソンは、2008年に自身のブランドであるJWアンダーソンを立ち上げました。そしてパリ、ミラノ、ニューヨークと並んで4大コレクションと呼ばれる知名度の高さのロンドンファッションウィークの2009年秋冬コレクションでデビューを果たします。ロンドンのストリートを彷彿とさせるカジュアルでキャッチーな服は、多くのファッション関係者の興味を惹きました。
2010年秋冬コレクションでは、若手デザイナーの登竜門と呼ばれるNEWGEN(イギリスファッション評議会による若手デザイナー支援プログラム)のスポンサーシップを取得。また、2010年はウィメンズコレクションが開始された年でもありました。
ロエベ(LOEWE)のクリエイティブ・ディレクターに就任
2013年の秋、ジョナサン・アンダーソンはルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)を始めとする世界最大のファッション企業であるLVMHからオファーを受けます。そしてLVMH傘下の高級ブランド、ロエベ(LOEWE)のクリエイティブ・ディレクターに就任します。20代後半という若さで世界的に有名なハイブランドのトップデザイナーに就任することは、異例のことでした。
アートやクラフトを好むジョナサン・アンダーソンは、ロエベのアイテムにもそれを反映させました。ロエベの誇るクラフト精神とモードを感じさせる斬新なデザインはみごとに融合し、現在の人気を確立します。ジョナサン・アンダーソンは、ロエベというブランドをさらに高いレベルへと引き上げた功労者と言っても過言ではないでしょう。
ユニクロの協業デザイナーも務める
ジョナサン・アンダーソンは、少年時代からジブリ映画「となりのトトロ」のファンだったというエピソードがあることと、日本の伝統工芸も好んでいることから親日家と言われています。そして、2017年には日本ファーストリテイリングからオファーを受けて、ユニクロの協業デザイナーを務めています。また、2021年には、ロエベと「となりのトトロ」のコラボも実現しました。快適な着心地とシンプルながらもラグジュアリーなムードのアイテムは、日本で大人気となっています。
ジョナサン・アンダーソンが手がけたブランドアイテム
ジョナサン・アンダーソンはロエベの地位をより高いところへと導きました。ここからは、彼が手がけたロエベのアイテムを紹介します。
ハンモック
ハンモックは、現在ロエベのアイコン的存在となっているバッグのひとつです。初めて発表されたのは2016年春夏のパリファッションショー。上質なレザーを使用した高級感と、実用性の高さを両立しています。サイドのマチ部分を広げたり畳んだり、ファスナーを開けて収納力を高めるなど、荷物の量に合わせて形を変えられる使い勝手の良さが魅力的です。
また、ショルダーストラップを使ってポシェットバッグのように持ったり、クロスボディバッグにしたりなど、持ち方のパターンは6WAYで楽しめます。コーディネートやシーンに合わせて、形状や持ち方をアレンジしてみてはいかがでしょうか。
パズル
ジョナサン・アンダーソンがロエベのクリエイティブ ディレクターに就任して初めて創ったバッグがパズルです。ハンモックと同様に、パズルもロエベのシグネチャーと言えるでしょう。パズルもストラップの調節や付替えで、5WAYの持ち方にアレンジできます。
パズルのピースを組み合わせたようなデザインで、立体感があるのが特長的。見る角度によってさまざまな表情を見せてくれます。最先端のカッティング技術をほどこしたレザーで、折り畳みも可能です。カラーやサイズのバリエーションが豊富なので、個性も演出しやすいのが嬉しいポイントです。
アマソナ
アマソナは1975年に誕生したロエベの代表的なバッグです。サイズ展開が豊富で、普段使いから旅行用までシーンに合わせたものを見つけやすいことで人気があります。また2021年の秋冬コレクションにジョナサン・アンダーソンの新たな解釈でリニューアルしたものが発表されて、さらに注目を集めました。
リニューアルしたアマソナには、縁取りのトリミングをミニマルにしたり、全体的に丸みのあるシルエットにしたりなどの変更点が見られます。加えて、レザーは軽くて伸縮性に優れたナパカーフを使用している他、ロエベのアナグラムを描いた「コットン ブレンド キャンバス ジャカード」も登場。小ぶりなサイズでも長財布やスマホがきちんと収納できるなど、時代に寄り添ったディティールへと昇華されています。
ロエベの本命バッグはこれ!ライン別に使い勝手抜群のアイテムを紹介 1846年にスペインのマドリードで創業したロエベ(LOEWE)のバッグは、デザイン性の高さと使い勝手の良さで人気を集めています。ここでは、バリエーション豊かなロエベバッグの種類とともに、特に押さえておきたい5つの人気ラインを紹介します。ラインごとのおすすめアイテムも紹介しますので、併せてチェックしてください。
フィッシャーマンデニム
フィッシャーマンデニムとは、その名の通り釣り人が着用していたデニムを指します。ロエベのフィッシャーマンデニムは、2015年の春夏コレクションで登場。約20センチの大胆で深い折り返しデザインが注目を集めました。ロエベのフィッシャーマンデニムは着心地の良さと個性を両立しつつも、ファストファッションのように短命ではなく永く着られるものをという思いで創られたそうです。
リラックスして着やすいシルエットと丁寧な縫製は、カジュアルスタイルをワンランク上のものにしてくれるでしょう。タブにはカーフレザーを使用していて、さり気なくロエベらしさが演出されています。
ジョナサン・アンダーソンのアイテムの入手はリユースショップで
ロエベやJWアンダーソンのアイテムがほしい時は、一度リユースショップをチェックしてみるのがおすすめです。現在では手に入りにくいコラボアイテムや限定アイテムも、リユースショップなら見つかるチャンスがあります。ハイブランドのアイテムは定価が高額ですが、リユースショップなら新品のものでもリーズナブルに購入できるといったメリットも。
また、リユースショップの利用はファッションアイテムの廃棄を防ぐことにもつながります。世界各国のハイブランドがサステナビリティを意識している昨今、リユースショップの注目度は高まっています。リユースショップを活用して、サステナブルにファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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ジョナサン・アンダーソンのアイテムをチェックしてみて
ジョナサン・アンダーソンの手がけるアイテムは、見た目がおしゃれなだけではなく、実用性や着心地にこだわっているのもポイント。上品ながらも存在感のあるデザインは、個性を演出したい時にも役立ってくれるでしょう。現代を代表するファッションデザイナーである、ジョナサン・アンダーソンのアイテムをぜひチェックしてみてください。