大人女性に人気のヴィンテージバッグ。コーデに加えてワンランク上のおしゃれを
製造されて100年には満たなくても古いバッグは、ヴィンテージバッグと呼ばれます。ハイブランドのヴィンテージバッグはコーディネートをよりおしゃれにしてくれると、現在でも人気が高く需要が多いです。本記事では、ヴィンテージバッグの定義や選び方、おすすめのアイテムなどを紹介していきます。
目次
- ヴィンテージバッグとは
- ヴィンテージバッグの定義
- ヴィンテージとアンティークの違い
- 永く愛用できるヴィンテージバッグの選び方
- 初めてのヴィンテージバッグはシンプルなデザインを選ぶ
- ヴィンテージバッグが高く評価されているブランドを選ぶ
- 信頼できるお店で購入する
- おすすめのヴィンテージバッグ5選
- シャネル(CHANEL)/マトラッセ
- グッチ(GUCCI)/ハンドバッグ
- フェンディ(FENDI)/ズッカ柄バッグ
- サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)/ガンチーニバッグ
- セリーヌ(CELINE)/マカダムバッグ
- ヴィンテージバッグを探すならリユースショップがおすすめ
- 状態の良いものがリーズナブルに購入可能
- リユースショップの活用はサステナブルにもつながる
- ヴィンテージバッグでワンランク上のおしゃれを楽しもう
ヴィンテージバッグとは
まずは、ヴィンテージバッグのとはどのようなバッグのことを指すのかをチェックしていきましょう。似た言葉であるアンティークとの違いも解説します。
ヴィンテージバッグの定義
ヴィンテージという言葉には「年代物」や「良質で希少価値が高い」といった意味があります。もともとはブドウの当たり年に製造された良質のワインに使われる言葉でしたが、「長い年月を経ることで味わいが出て価値が高くなった良質のもの」という意味でファッションやバッグなどにも使われるようになりました。
ヴィンテージバッグは、特に1980年~1990年代頃に製造された希少性の高いハイブランドのバッグを指すことが多く、多くの女性から現在でも人気を集めています。
ヴィンテージとアンティークの違い
ヴィンテージに似た言葉であるアンティークも、ファッション界で多く使われています。同じように感じやすい言葉ですが、実はそれぞれ意味が異なります。
アンティークは、製造から100年以上経過したもの。一方で、ヴィンテージは製造から100年に満たないものを指します。古さを比較すると、アンティークの方が古いと言えるでしょう。
永く愛用できるヴィンテージバッグの選び方
お手頃価格で手に入れられるヴィンテージバッグは女性からの人気が高いアイテム。だからといって「ヴィンテージならどれでもいい!」という訳ではありません。しっかり吟味して、運命の一点を手に入れましょう。
ファッションの心強い相棒になってくれる、ヴィンテージバッグを見つけるためのポイントを紹介していきます。
初めてのヴィンテージバッグはシンプルなデザインを選ぶ
ヴィンテージバッグといえど、現代のトレンドを全く考えずに選んでしまうと、流行遅れな印象だけを与えてしまうかもしれません。そうならないための見極めポイントは「デザイン」です。流行に左右されないクラシカルでシンプルなデザインを選ぶことが長く使えるバッグ選びのポイント。
どんなデザインを選べば良いか分からない場合は、ルイヴィトンのスピーディー、シャネルのマトラッセなど、今でもそのブランドの定番アイテムとして永く愛されているものを選ぶと良いでしょう。
大切なのは、シンプルで色あせないデザインを選ぶこと。しっかりと見極めて自分だけの一点物を見つけてみてください。
ヴィンテージバッグが高く評価されているブランドを選ぶ
ハイブランドの中でも、ヴィンテージバッグが高く評価されているものと、そうでないブランドがあります。
ヴィンテージバッグ初心者なら、ヴィンテージバッグに高い価値が付いているブランドを選ぶと失敗しにくいでしょう。
信頼できるお店で購入する
ヴィンテージバッグの人気が高くなっていることから、ネット販売やオークションサイトなどでもヴィンテージバッグを見かける機会が増えています。
ネットで購入する場合は、バッグの状態などをしっかりとチェックしておきましょう。なかには、廉価版のコピー製品などが出回っている場合もあるので注意が必要です。ハイブランドのアイテムやヴィンテージバッグを購入する際は、プロの鑑定士がいる専門のお店を選ぶのが確実で安心です。
おすすめのヴィンテージバッグ5選
ここからは、大人の女性から人気の高いハイブランドのヴィンテージバッグを紹介していきます。
シャネル(CHANEL)/マトラッセ
910年にココ・シャネルがフランスで創業したブランドです。シャネルのバッグは素材や作りがしっかりしているため、経年変化による変色や色あせに強いのが特徴です。保管状態にもよりますが、30年前のものでも外見や使用感に問題がないものが多い傾向にあります。
ラグジュアリーなチェーンストラップがポイントのマトラッセは、シャネルを代表するバッグの一つ。ヴィンテージのものは、現在のものと比較すると金具のイエロートーンが強めです。キラリと輝く金具が、さり気なくアクセントになってくれるでしょう。
グッチ(GUCCI)/ハンドバッグ
グッチは1921年にグッチオ・グッチが創業したイギリスの老舗ブランド。グッチ一族が手掛けた1980年代までの製品はオールドグッチと呼ばれています。
ダブルGのモノグラムや赤と緑のリボンのようなデザインのシェリーラインの他、クラシカルなハンドバッグも人気が高いです。上質なカーフレザーのバッグは、革の持つ味わい深さとクラス感を楽しめるでしょう。
ショルダーストラップが付いた2WAYタイプのデザインは、気分やコーディネートに合わせて持ち方を変えられるのも嬉しいポイントです。
フェンディ(FENDI)/ズッカ柄バッグ
フェンディはイタリアのローマで1925年に創業したブランドです。始まりは革製品店からでしたが、毛皮のコートを発表して以来、人気に火が点きました。イタリアの女性の間では、フェンディの毛皮コートを着用することがステータスになっていたともいわれています。
フェンディの頭文字であるFの字を敷き詰めたズッカ柄は、ブランドのアイコン的デザイン。スタイリッシュかつ、フェンディらしい洗練されたムードをしっかりと演出できるのが魅力です。
サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)/ガンチーニバッグ
1920年代にハリウッドで高い評価を受けた靴職人、サルヴァトーレ・フェラガモが1927年に立ち上げたブランドです。現在では靴の他にも、バッグや財布などさまざまなアイテムが人気となっています。
アイコンモチーフのガンチーニは日本語で「小さなフック」という意味。鉤型のフックがポイントになったデザインは1950年代に誕生しました。クラシカルで上品なデザインは大人の女性に似合うこと間違いなしといえるでしょう。
セリーヌ(CELINE)/マカダムバッグ
1945年に創業したセリーヌは、海外セレブにも愛用者が多いブランドです。セリーヌといえばラゲージが有名ですが、ヴィンテージならマカダム柄がおすすめ。マカダム柄は2010年に生産中止となっているためヴィンテージでなければ手にすることはできない人気アイテムです。
マカダム柄は細かく砕いた石を敷き詰める道路舗装をモチーフにしています。落ち着きのあるシックなデザインなので、通勤用バッグとしても活躍してくれるでしょう。
ヴィンテージバッグを探すならリユースショップがおすすめ
ヴィンテージバッグをお得に手に入れたいなら、リユースショップがおすすめ。ここからはリユースショップがおすすめな理由を解説していきます。
状態の良いものがリーズナブルに購入可能
新旧を問わずさまざまなアイテムが販売されるリユースショップは、店頭で購入するのが難しいヴィンテージバッグにも出会いやすいです。ときには、新品同様の状態が美しいものが見つかるケースもあります。また、希少価値が非常に高いヴィンテージバッグが見つかるかもしれません。
リユースショップの利用はヴィンテージバッグが見つかりやすいだけではなく、普通に購入するよりもリーズナブルな価格で入手できる点も魅力的です。
リユースショップの活用はサステナブルにもつながる
リユースショップの活用は、環境にも優しくサステナブルと言えます。一つの商品が誰かから誰かの手に渡り、長く循環するためです。ゴミやムダを出さず、1つの商品が有効活用されるのは非常にサステナブルな行為です。
サステナブルって何?意味を知ってサステナブルな生活をしよう 最近よく耳にする言葉に「サスティナブル」があります。そこでまず解説したいのは「サスティナブル」の意味です。そして、サスティナブルな社会、衣食住とはどのようなものか、さらにサスティナブルな商品やレジャーについても紹介します。サスティナブルを理解して、今の時代にフィットした生活をしてみてはどうでしょう。
ヴィンテージバッグでワンランク上のおしゃれを楽しもう
ヴィンテージバッグは最新のものとは異なる独特の表情があり、コーディネートに個性をプラスしてくれます。ハイブランドのヴィンテージバッグは、大人らしいクラス感も得られるのが魅力的。ぜひ一生物のヴィンテージバッグを見つけて、コーディネートを洗練されたものにアップデートしてみてください。