ブランドバッグをきれいにしたい!クリーニング方法や注意点を解説
ブランドバッグの汚れが目立つ場合、クリーニングしてきれいな状態に復活させたいと考える方は多いでしょう。それでは、具体的にどのような方法でクリーニングすれば良いのでしょうか。今回は大きく「クリーニング業者を利用する」「自分でクリーニングする」の2つの方法に特化し、それぞれの方法の特徴やポイントなどをご紹介します。
目次
クリーニング業者を選ぶポイントと相場
まずはクリーニング業者を利用する方法です。費用の相場や、業者の選び方などを解説します。
クリーニング業者を選ぶポイント
クリーニング業者を選ぶ際、特にこだわりを持たずに、なんとなく選んだりする方もいるかもしれません。しかし、何気なく選んだ業者が素晴らしい腕前で誠実な業者だとは限らないものです。深く考えずに適当な業者に依頼すると、後からトラブルが発生したり、仕上がりに不満を持つことになったりする可能性があります。
良いクリーニング業者を選ぶためには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。まずは業者の技術の高さに着目しましょう。しっかり実績のある職人がいること、クリーニングの工程についてHPなどで丁寧に説明していること、特殊な技術を使ってクリーニングを行っていることなどを確認できれば、きれいな仕上がりを期待できます。
まれにクリーニングでブランドバッグの汚損・破損が起こりトラブルになるケースもあります。クリーニングをする最大の目的は、ブランドバッグを美しい状態に戻すこと。その目的を達成できる技術を持った業者を選ぶのは、最も基本的なことだと言えます。
ほかには、対応の良さも重視したいところです。例えどんなに技術が高くても、不愛想な態度だったり、説明が不十分だったり、対応に問題があれば、利用する際不快な思いをするかもしれません。クリーニング業者として商売をする上で、誠実な対応をするのは当然のことです。お互いに気持ちよくやり取りをするため、真摯に対応してくれる業者かもチェックしましょう。
料金の確認も欠かせません。なお、クリーニング料金を確認する場合は、1つの業者だけを見て決めるのではなく、複数業者の見積もりを比べることも重要です。多くの見積もりを集めれば、価格はもちろん、サービス内容などに関しても各業者の違いが自ずから見えてきます。
また、実際利用したユーザーの口コミなどを見て、リアルな評判をチェックするのも有効です。このようなポイントを重視し、大事なバッグをどの業者に預けるかじっくり検討しましょう。
クリーニング料金の相場
クリーニング料金の相場を知っておけば、高いのか安いのか業者によって比べることができます。
ブランドバッグの場合は、おおよそ2~2.5万円ほど。料金の内訳が業者によってバラつくだけで、業者による価格の差はほぼありません。
逆に言えば、この相場を大きく外れる業者は、サービス内容などがどのようになっているか、特にしっかりチェックした方が良いでしょう。
自分でクリーニングする方法
次に、自分でクリーニングする方法です。具体的なクリーニングの手順などを解説します。
自分でクリーニングするためには専用のアイテムが必要
業者に頼むよりも気軽であるとして、セルフクリーニングをしようと考える方もいるでしょう。自分でクリーニングをする際にカギとなるのは、クリーニングで使用する道具です。ブランドバッグはデリケートなアイテムであるため、家にある日用品でクリーニングするのは難しいものがあります。
バッグを傷めないよう、クリーニング専用のアイテムを揃えるところから始めましょう。
クリーニングに必要なアイテム
クリーニングで主に使用するのは次のようなアイテムです。
・バッグ用ブラシ
・防水スプレー
・レザー用クリーナー
・専用洗剤
・クロス
クリーニングのアイテムとしてはごく一般的な商品なので、革製品を扱う店舗(靴屋など)や、ネットなどで入手することができます。特別高価なものはなく、どの商品も500~2,000円ほどで購入可能でしょう。
ただし、あまりにも安い商品は、使用途中で壊れてしまったり不具合を起こす可能性もあります。また、道具の質が悪いと、汚れを悪化させてしまうことにも繋がりかねません。
安さよりも、その商品がしっかり使用できる質の良いものなのかを重視しながら揃えてください。
クリーニングの方法
まずは、ブラシでバッグのホコリやゴミなどを丁寧に落とします。
全体にブラシをかけ終わったら、次はいよいよバッグの汚れを落としていきます。なお、バッグの素材によって汚れの落とし方は異なります。
レザー素材の場合は、汚れ部分に専用のクリーナーを染み込ませ馴染ませていきます。ポイントは、ゆっくり丁寧にクリーナーの範囲を広げていくことです。
布素材の場合は、専用洗剤で汚れを叩いて落とします。こすると逆に汚れが沈着してしまう恐れがあるためNGです。
なお、クリーナーや洗剤を使用すると、変色を起こしてしまう場合もあります。広範囲にクリーナーや洗剤を塗布する前に、まずは目立たない部分に少しつけて確認してみましょう。
汚れを一通り落としたら、再度丁寧にブラッシングをします。その後、防水スプレーをかけて完了です。
ブランドバッグをクリーニングする際の注意点
最後に、ブランドバッグをクリーニングする際の注意点をご紹介します。バッグをきれいな状態に保つため、ぜひ意識してみてください。
日頃からしっかりケアをしておく
日頃からこまめにバッグをケアしておけば、クリーニングに時間をかけなければならないほどの、ひどい汚れに発展することを防げます。
例えば日々バッグにブラシをかけたり、柔らかい布などでふいたりしておけば、使用しているうちに付着してしまう細かいホコリやゴミなど、汚れの元になりそうなものを取り除くことができます。
また、湿気の多い場所などに保管すると、カビが発生し、バッグに沈着してしまう可能性があります。できる限り、通気性の良い場所で保管しましょう。
また、雨の日にバッグを使って濡れた場合、そのままにしておくとカビや金具部分のサビの発生に繋がり、バッグの劣化を招いてしまうため、必ず拭き取りましょう。
1つ1つは些細なことですが、コツコツ積み重ねれば、バッグを美しい状態のまま使用できます。日々お手入れを心がけておきましょう。
手に負えない汚れは専門業者へ
自分でクリーニングをする方法もありますが、あくまでクリーニングのプロではないため、できることとできないことがあります。汚れの程度によっては、セルフでは対応しきれないケースもあるでしょう。
そんなとき、自分で何とかしようとすると、汚れが落とせないばかりか、無理なクリーニングが原因でシミを広げてしまったりバッグを痛めてしまったり、さらに悪化する可能性もあります。
難しい状況だと判断したら、セルフケアを中止し、すみやかに専門業者に相談しましょう。
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ブランドバッグのクリーニングは手間も時間もかかると理解する
ブランドバッグはデリケートな素材・つくりである場合が多く、汚れ落としは簡単ではありません。
これは、専門業者にクリーニングを依頼した場合でも同じことです。バッグを美しい状態によみがえらせるためには、手間や日数がかかるものだと理解しましょう。
なお、もしバッグの使用予定がある場合は、クリーニングに時間がかかることを見越して、余裕をもってクリーニングのスケジュールを立てることも大切です。
ブランドバッグのクリーニングは慎重に
業者の利用とセルフケア、2種類のクリーニング方法をご紹介しましたが、ブランドバッグはデリケートなアイテムであるため、いずれの方法でも丁寧な取り扱いが必要です。
ぜひこの記事を参考に、お手元のブランドバッグをお手入れしてみてください。