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【2024~2026年】女性の厄年はいつ?厄払いのタイミングも紹介

女性の厄年は男性よりも1回多く、30代で2回訪れます。厄年と聞くと悪いことが起こる年というイメージが強いかもしれません。ですが、女性の厄年は人生で変化の多い時期に当たるため、自身の行いについて考える良いタイミングとも取れます。本記事では、女性が厄年を迎える年齢や数え方、厄払いのタイミングなどを紹介します。

男女に共通する厄年の知識

1月のカレンダーと梅の飾り

出典 shutterstock

まずは、厄年の起源や考え方、数え方などの男女に共通する基礎知識を解説していきます。

厄年の起源

厄年とは、災難が起こりやすい年齢のことを指します。厄年の考え方は陰陽道が由来で、平安時代には既に存在していたと言われています。

平安時代には貴族の慣習となっていた厄年は、江戸時代になると民衆たちの間にも広まり、厄払いが流行るようになりました。

厄年には前厄・本厄・後厄がある

厄年は生涯で1度だけではなく、一生のうちに複数回訪れます。また、大きく分けて「前厄」「本厄」「後厄」の3種類あるのも厄年の特徴です。

また、厄年には大きく分けて「前厄」「本厄」「後厄」があります。

「前厄」・・・厄の前兆が現れる年
「本厄」・・・厄年に当たる年
「後厄」・・・厄の恐れが薄らいでいく年

本厄の前後一年間も厄年と同じように慎重に過ごすべきと考える人もいます。

厄年の数え方

厄年は、数え年で数えるのが一般的です。厄年が何歳で訪れるか知りたいときは、自分の数え年を確認してみましょう。数え年は生まれる前を0歳、生まれた年を1歳とする考え方のことを指します。新暦の1月1日、元旦に1つ歳をとる考え方とも言えるでしょう。例えば2000年の8月1日に生まれた人の場合、2000年を1歳、2001年の1月1日からは2歳と数えます。早生まれの場合も同様に考えます。

女性が厄年を迎えるタイミングや回数

カレンダーをチェックする女性

出典 shutterstock

厄年の回数は男女で異なり、女性の場合は1回多く訪れます。ここでは、女性が厄年になるタイミングや回数を解説していきます。

女性が厄年を迎える回数

男性は生涯に3回厄年を迎えるのに対し、女性は4回と、性別によって厄年の回数は異なります。また女性の場合、そのうちの2回は30代で訪れるのもポイントです。30代のうちに2回厄年が訪れる理由としては、女性は20代から30代にかけて結婚や出産などの生活的な変化や身体的な変化が表れやすいことが関係しているためと考えられています。

合計4回訪れる女性の厄年は、数え年で以下のタイミングで訪れます。

1回目 19歳
2回目 33歳
3回目 37歳
4回目 61歳

ちなみに男性の厄年は、以下の通り。

1回目 25歳
2回目 42歳
3回目 61歳

また、厄年には特に注意が必要と信じられている大厄というものがあります。女性は33歳、男性は42歳の厄年が大厄に当たります。

女性が厄年を迎えるタイミング

女性の厄年が訪れるタイミングを前厄から後厄まで含んでみると、数え年で以下の通りになります。

<1回目 19歳>
「前厄」・・・18歳
「本厄」・・・19歳
「後厄」・・・20歳

<2回目 33歳>
「前厄」・・・32歳
「本厄」・・・33歳
「後厄」・・・34歳

<3回目 37歳>
「前厄」・・・36歳
「本厄」・・・37歳
「後厄」・・・38歳

<4回目 61歳>
「前厄」・・・60歳
「本厄」・・・61歳
「後厄」・・・62歳

【女性の厄年】2024年・2025年・2026年

3冊のカレンダー

出典 shutterstock

ここからは、2024年・2025年・2026年の女性の厄年を一覧で紹介します。数え年ではなく生まれた年で表記しているので、自身の厄年をぜひチェックしてみてくださいね。

2024年(令和6年)の女性の厄年

<1回目 19歳>

前厄:2007年(平成19年)生まれ 18歳 いのしし年
本厄:2006年(平成18年)生まれ 19歳 いぬ年
後厄:2005年(平成17年)生まれ 20歳 とり年

<2回目 33歳>

前厄:1993年(平成5年)生まれ 32歳 とり年
本厄:1992年(平成4年)生まれ 33歳 さる年
後厄:1991年(平成3年)生まれ 34歳 ひつじ年

<3回目 37歳>

前厄:1989年(平成元年)生まれ 36歳 へび年
本厄:1988年(昭和63年)生まれ 37歳 たつ年
後厄:1987年(昭和62年)生まれ 38歳 うさぎ年

<4回目 61歳>

前厄:1965年(昭和40年)生まれ 60歳 へび年
本厄:1964年(昭和39年)生まれ 61歳 たつ年
後厄:1963年(昭和38年)生まれ 62歳 うさぎ年

2025年(令和7年)の女性の厄年

<1回目 19歳>

前厄:2008年(平成20年)生まれ 18歳 ねずみ年
本厄:2007年(平成19年)生まれ 19歳 いのしし年
後厄:2006年(平成18年)生まれ 20歳 いぬ年

<2回目 33歳>

前厄:1994年(平成6年)生まれ 32歳 いぬ年
本厄:1993年(平成5年)生まれ 33歳 とり年
後厄:1992年(平成4年)生まれ 34歳 さる年

<3回目 37歳>

前厄:1990年(平成2年)生まれ 36歳 うま年
本厄:1989年(平成元年)生まれ 37歳 へび年
後厄:1988年(昭和63年)生まれ 38歳 たつ年

<4回目 61歳>

前厄:1966年(昭和41年)生まれ 60歳 うま年
本厄:1965年(昭和40年)生まれ 61歳 へび年
後厄:1964年(昭和39年)生まれ 62歳 たつ年

2026年(令和8年)の女性の厄年

<1回目 19歳>

前厄:2009年(平成21年)生まれ 18歳 うし年
本厄:2008年(平成20年)生まれ 19歳 ねずみ年
後厄:2007年(平成19年)生まれ 20歳 いのしし年

<2回目 33歳>

前厄:1995年(平成7年)生まれ 32歳 いのしし年
本厄:1994年(平成6年)生まれ 33歳 いぬ年
後厄:1993年(平成5年)生まれ 34歳 とり年

<3回目 37歳>

前厄:1991年(平成3年)生まれ 36歳 ひつじ年
本厄:1990年(平成2年)生まれ 37歳 うま年
後厄:1989年(平成元年)生まれ 38歳 へび年

<4回目 61歳>

前厄:1967年(昭和42年)生まれ 60歳 ひつじ年
本厄:1966年(昭和41年)生まれ 61歳 うま年
後厄:1965年(昭和40年)生まれ 62歳 へび年

厄年の過ごし方や心構え

リラックスして過ごす女性

出典 shutterstock

厄年の間は、転職などの大きな物事は避けた方が良いと言われています。しかしながら、厄年を気にしすぎるのもおすすめはしません。ここからは、女性が厄年を迎えるにあたり気を付けるポイントを紹介します。

厄年に避けた方が良いこと

厄年の間は、結婚や引っ越し、事業や転職など、人生を大きく変える物事は避けた方が良いというのが通説です。

また、出産も人生の節目となる大きなイベントです。厄年と出産予定が被っていて不安に思う人もいるかもしれませんが、厄年の出産は厄を落とす縁起の良い事柄とされている地域もあります。厄年の考え方は地域によっても違いがあるため、必ずしも大きな物事を行ってはいけないというわけではありません。

厄年の気にしすぎに注意

先述したように、厄年の解釈や受け取り方にはさまざまなものがあります。そのため、厄年を盲信しすぎるのはあまりおすすめできません。

災難が起こるといったように厄年は悪い面に注目しがちですが、人生経験を積み、誰かの役に立ってきた「役年」という考え方もあります。厄年は、今後さらなる成長ができるように、これまでの人生や生活について振り返る機会として捉えてみると、前向きな気持で過ごせるかもしれません。

厄年のお守りになるアイテム

お守りを持った女性の手

出典 Shutterstock

厄年が心配な時、お守りを身に着けてみると心が軽くなるかもしれません。厄除けのお守りになると言われているものを紹介します。

長いもの

エルメスのツイリースカーフとバッグ

「命が長らえる」という意味から、長いものには「長寿」の願いを込めるという風習があります。厄年や厄除けの考え方は古来からあったため、平均寿命が現在より短かった昔の人は長生きを強く願ったと考えられます。昔は帯をお守りとしていましたが、現在ではマフラー・スカーフ・ネックレス・ベルトなどが主流です。

七色のもの

タサキのパールジュエリー

七色のものは、七福神や七難を逃れるなどの意味を持ち、縁起が良いと考えられています。特に、光沢や輝きがあるものならより良いとされています。お守りとして取り入れるなら、7つの宝石をあしらったジュエリーや、光の当たり方によって虹色に輝くパールのジュエリーなどがおすすめです。

厄払いに行くタイミング・服装・持ち物

注連縄と鈴

出典 shutterstock

厄年がどうしても不安という場合は、厄払いに行くのもおすすめ。厄払いの正しいタイミングや服装、忘れてはいけない持ち物を紹介します。

厄払いに行くタイミング

厄払いに行くタイミングは、元旦から節分の間が一般的です。厄除けや厄払いは立春までに行う文化があったことと、厄年は数え年で数えることから、元旦を区切りにするため、という理由があります。

多くの寺社では元旦から厄払いを受け付けているので、新年を迎えてすぐに行っても問題はありません。また、厄除けや厄払いは1年中受け付けていることがほとんどです。 節分を過ぎたらやってはいけないという決まりもないため、誕生日や縁起の良い日など、好きなタイミングで行えます。ただし、寺社によっては予約が必要な場合もあるので、事前にホームページなどで確認をすると良いでしょう。

厄払いの服装

厄払いに特別な服装の決まりはありませんが、寺社は神聖な場所であることを意識するのが大切です。神様や仏様にお仕えする人に失礼のないようにするためにも、きれいめやフォーマルなものを選ぶようにしましょう。あまりにもカジュアルすぎる服や、過度な露出は場違いな印象を与えてしまうかもしれません。

デニムやミニスカートは避け、ネイビーやグレー、黒といった落ち着いた色のスーツやワンピースを選ぶのがおすすめ。また、厄払いは社殿に上がって行うことが多いので足元にも注意を。靴を脱いだときに素足では失礼にあたるため、ストッキングや靴下を履いておくと安心です。

厄払いの持ち物

厄払いには祈祷料を持っていく必要があります。神社での厄払いの祈祷料は初穂料(はつほりょう)と呼ばれています。一般的な相場は5,000~10,000円程度ですが、いくら包めば良いか分からない場合は寺社に問い合わせてみると良いでしょう。

お金をそのまま渡すのはマナー違反にあたるため、祈祷料は紅白の蝶々結びの水引が付いたのし袋か白封筒に入れて、袱紗に包んで持っていくようにします。表書きは神社の場合「御初穂料」や「玉串料」、お寺の場合は「御祈祷料」「御布施」と書いておきます。

厄年を迎えても前向きな気持ちで過ごそう

帽子を被った女性

出典 shutterstock

厄年だからといって、必ずしも悪いことが起こるわけではありません。過度に恐れずに、落ち着いて過ごすことが大切なポイントです。また、どうしても気になる場合は、厄払いに行くのも良いでしょう。 気持ちを前向きにできる自分なりの過ごし方や考え方で、ポジティブに厄年を乗り切ってくださいね。

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JUNO
サムネイル: JUNO
趣味はカメラと美術館めぐり。アートからインスピレーションを得た自分だけのファッションを楽しむのが好き。