洋服を買取してもらう方法

不要な洋服を買取してもらう主な方法は2つあります。まずは、買取方法ごとのメリットとデメリットをチェックしていきましょう。

買取業者に出す

古着屋などのリユースショップは、店頭で不要な服を買取してくれるところが多いです。最近では宅配で不要な服を送れば買取してくれる業者も増えています。

＜メリット＞
・店頭に持ち込めばその場で査定から買取までが完了するのでスムーズ
・買取後のクレームなど、トラブルの心配が少ない

＜デメリット＞
・自分で服を運ばなければいけないので大量だと持ち込むのが大変
・宅配買取の場合は配送準備の手間がかかる

ネットのフリマに出す

近年では、メルカリなどのフリマアプリやサイトで不要な服を出品するのも主流になってきました。

＜メリット＞
・自分で価格を設定できる
・好きなタイミングで出品できる

＜デメリット＞
・個人間のやり取りになるため質問やクレームに自分で対応しなければならない
・トラブルが起こることもある
・商品の写真撮影や梱包などの手間がかかる

ブランド服を買取してくれる業者

ここからは、おすすめのリユースショップを紹介していきます。まずは、ブランド品の買取が得意な業者を見ていきましょう。

コメ兵

ブランドのリユースシェアでトップを誇っている国内最大級の買取ショップ。幅広いジャンルのブランドを取り扱っており、ネットでの買取も行っています。

ハイブランドのアイテムだけではなく、カジュアルブランドの服も買取可能です。ジュエリーの買取も積極的に行っています。全国に73店舗を展開しており、出張買取にも対応しているので量が多くても安心して頼める点も魅力です。LINEやビデオでの査定も可能です。

ブランディア

ブランディアは取り扱いブランドの数が多いことで有名なショップです。宅配買取をメインにしており、発送から入金までが最短で4日と、対応も比較的早い傾向。また、店舗数はあまり多くはありませんが店頭での買取も可能です。

宅配買取の際は、発送用の梱包キットも無料で用意してもらえます。手数料や配送料などの追加料金もかかりません。

古着買取王国

株式会社買取王国が運営する古着専門の買取サイトです。古着の他にもホビー、アウトドアブランド、洋酒などさまざまな買取サイトがあります。

宅配買取のみで運営しているためコストが低く、その分が買取金額に反映されているのが大きな特長。「◯点以上の対象ブランド買取で◯円プラス」など、お得なキャンペーンも常時開催しています。ファストファッションやノーブランド品は宅配では買取してくれませんが、店頭買取は可能なようです。

カジュアル服を買取してくれる業者

続いては、カジュアルなアイテムや、ノーブランド品を積極的に買取してくれる業者を紹介していきます。

トレジャーファクトリー

全国に100店舗以上を展開し、アパレルから家具家電、日用雑貨など、幅広い商品を扱っている総合リサイクルショップです。基本は持ち込みでの買取になりますが、アパレルのみ宅配買取も可能。また、出張買取は大型の家具や家電が3点以上ある場合のみ対応してもらえます。

引っ越しサービスも行っており、通常の引っ越し作業に加えて不要なものを買い取ってもらえるなどサービスの幅も広いです。ブランド品はもちろん、ノーブランド品でも積極的に買取してもらえるでしょう。

セカンドストリート

レンタルビデオ店として有名なゲオホールディングスが運営するリユースショップで、全国に500店舗以上と、圧倒的な規模を誇っています。メインはアパレル系ですが、家電やスマホ、フィギュアなども取り扱っています。

高価買取はあまり期待できませんが、他店で買取してもらえなかった服でも引き取ってもらえるかもしれません。また、セカンドストリートはハイブランドのアイテムに特化した専門店も展開しています。

エコリング

服以外にも家電や食器なども取り扱っているリユースショップです。店頭、宅配、出張での買取に対応しており、会社独自のメンテナンスを行ってから販売するため状態の悪い服でも買い取ってもらえる確率が高いようです。

「一定の買取金額に達するとプラス◯円をプレゼント」などのお得なキャンペーンを行っている時もあります。

ブランド服の買取は総合店舗よりも専門店がおすすめ

ハイブランドアイテムの買取は、基本的にブランド買取をメインにしている専門店がおすすめです。総合リサイクルショップや街の金券ショップなどでは専門の鑑定士がいない場合が多いため、価値のあるものでも査定額が低くなるケースがあります。

対して、ブランドアイテム専門店は常にブランド品を取り扱っているためスタッフの知識も豊富。需要などの情報にも精通しているので、査定額が適正である場合がほとんどです。

洋服を高く売るためにやっておきたいこと

少しのお手入れをしたり時期をあわせたりするだけでも、買取額が上がりやすくなります。ここからは、洋服を高く売るために押さえておきたい点を紹介していきます。

お手入れをしてから売る

服に汚れやニオイが付いていると、査定額が下がりやすくなります。そのため、自宅で洗えるものは洗濯してから売るのがおすすめ。襟の内側や袖口、脇や腹部分には汚れが付きやすいので、査定に出す前に必ずチェックしておきましょう。

また、シワのないものの方が買取額が高くなるかもしれません。洗濯と一緒に、アイロン掛けをしてシワを取っておくのもポイントです。

付属品がないか確認する

買取に出すものに、付属しているものがなかったかしっかりと確認をしておくのもポイント。付属品としてよく見られるのは、保証書や鑑定書、ベルトや箱など。すべて揃っている状態だと、査定額が上がりやすい傾向です。特にブランド品を売る場合は、付属品がないと査定額が下がりやすいため必ず確認しておきましょう。

シーズンの少し前に売る

古着はシーズンで需要が変わるアイテムが多いです。例えば、夏になったら半袖の需要が高まり、冬になるとニットの需要が高まります。シーズンに合ったアイテムを売ると需要が期待できるため、査定額が上がるかもしれません。

この時、夏に夏のアイテムを売るのではなく、少し前に売るのが大切なポイント。店はシーズンが到来したらすぐに販売したいので、少し前に販売の準備をする必要があります。そのため、シーズンの少し前に買取強化がされるケースも多いです。

不要と思ったら早めに売る

洋服は流行の影響を受けやすい傾向があります。あまりに長期間経っている服は流行を終えて需要が減り、査定額が低くなるかもしれません。服は基本的に、購入してから日が浅いものほど高く売れやすいです。特に流行のアイテムの場合は、なるべく早めに売るのがおすすめ。需要があるうちに売ると、査定額アップが期待できます。

複数の店で査定しもらう

店によって買取金額は異なります。そのため、なるべく高い金額で買取してほしい時は、ひとつの店で査定して決めるよりも、何店舗かに査定してもらうのがおすすめです。A店で金額がつかなかったものでも、B店なら金額がつくかもしれません。

ハイブランドのアイテムであれば、店のホームページに買取実績が掲載されている場合も多いのでチェックして比較するのも良いでしょう。

不要な服はリユースショップに買取してもらうのがおすすめ

不要な服はしまっておいたり捨てたりするのではなく、リユースショップで買取してもらってはいかがでしょうか。ノーブランド品や状態があまり良くないアイテムでも、買取してくれる業者も増えてきました。宅配買取や出張買取など、店頭にいかなくても買取してもらえる業者も多いので、自分に合った買取方法を見つけてくださいね。