エルメス フールトゥのおすすめモデル5選!人気の理由や安く買う方法も解説
エルメス フールトゥとは?
エルメス フールトゥは、1998年に誕生したエルメス初のキャンバス素材を使用したトートバッグです。カジュアルでありながらも高級感のあるデザインと手頃な価格帯で多くの人々に愛されてきました。
2006年に製造が終了した今でも、シンプルさと実用性から根強い人気です。フールトゥは主に2つの素材が使われており、似たデザインであるエールラインとは異なる特徴を持っています。
エルメスフールトゥに使われている主な2つ素材
エルメス フールトゥには2種類の素材が使用されています。素材の特徴を確認しましょう。
素材名 | 特徴 |
---|---|
トワルアッシュ |
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レザー |
|
トワルアッシュは、フランス語のトワル(キャンバス)とエルメスの頭文字「H」(アッシュ)を組み合わせた名称です。
2色の糸を交互に織った、丈夫なコットンキャンバス生地が特徴です。耐久性に優れ、日常使いに最適な素材として知られています。
一方、レザータイプには主にトゴと呼ばれる雄仔牛の革が使われています。適度なやわらかさと上品な質感があり、カジュアルなシーンからビジネスシーンまで幅広く対応できるバッグです。
使う人のライフスタイルや好みに合わせて素材選びができるのも、フールトゥの魅力といえるでしょう。
エールラインとの違い
エールラインは、フールトゥのデザインに似た後発モデルとして登場したキャンバストートです。
両者のわかりやすい違いはバッグの開口部にあります。フールトゥの開口部はボタン留めになっていてファスナーはありません。
一方、エールラインの開口部にはファスナーと南京錠が付いています。
フールトゥは柔軟なキャンバス生地なのに対し、エールラインは強度の高いナイロン素材で作られています。
フールトゥは単色やバイカラー、レザーとの組み合わせなど色展開が豊富です。エールラインはグレーとダークブラウンの2色のみです。
製造工程の差から、エールラインのほうが一般的に価格が高めに設定されている点も選ぶ際のポイントになるでしょう。
エルメス フールトゥが人気の理由
エルメス フールトゥが長年にわたって愛され続ける理由は、デザイン性だけではありません。
実用性や豊富なバリエーション、手頃な価格といった要素が組み合わさっているため、中古市場でも根強い人気があります。
ここでは、フールトゥの魅力を詳しく解説します。
普段使いしやすいデザイン
フールトゥは、ブランド初のキャンバス素材「トワルアッシュ」を使用したトートバッグとして誕生し、日常使いに適したデザインが大きな魅力です。
また、キャンバス生地は擦れや傷に強く、型崩れしにくいため、日常使いでも長く使用できます。バーキンやケリーなど他のエルメス製品と比べてカジュアルな印象で、なおかつエルメスならではの品質の高さを兼ね備えています。
通勤やショッピング、ちょっとしたお出かけなどさまざまなシーンで活躍し、年齢や性別を問わず使いやすいのも人気の理由です。
豊富なサイズ展開
フールトゥは用途に合わせて選べる3種類のサイズ展開も魅力のひとつです。
各サイズの概要は以下のとおりです。
サイズ名 | 概要 |
---|---|
トートPM | 横幅:約30cm 高さ:約23cm マチ:約8cm |
トートMM | 横幅:約42cm 高さ:約32cm マチ:約10cm |
トートGM | 横幅:約47cm 高さ:約35cm マチ:約15cm |
最もコンパクトなトートPMは、財布やスマートフォンなど必要最小限の荷物を入れるのに適しており、カジュアルなお出かけ用バッグとして人気があります。
トートMMはA4サイズの書類も収納でき、通勤・通学用バッグにおすすめです。一方で、トートGMは抜群の収納力で、旅行や買い物など大容量なバッグが必要なシーンで活躍します。
どのサイズも軽量で持ち運びやすく、使う人のライフスタイルや目的に合わせて選べるのがフールトゥの大きな魅力です。サイズによって印象も変わるため、コーディネートの幅も広がります。
お手頃な価格帯だから
エルメスといえば高級ブランドの代表格であり、バーキンやケリーなどの人気バッグは数百万円という高価格で知られています。
しかし、フールトゥは比較的手頃な価格であるため、初めてのエルメスとして親しまれていた方も多いのではないでしょうか。中古市場では状態にもよりますが、5万円以下から購入できるものが多いです。
ハイブランドへの入門アイテムとして手が届きやすい価格設定といえるでしょう。手の届く価格で本物のエルメスの品質とデザインを楽しめる点が、多くの人に支持される理由です。
カラーバリエーションが豊富だから
フールトゥは、カラーバリエーションも豊富です。例えば、以下のようなカラーがあります。
- ブラック
- グレー
- オレンジ
- レッド
- ネイビー など
単色だけでなく、カラーの切り替えやレザー素材を取り入れたモデルなど、デザインのバリエーションも豊富です。ハンドル部分にはラインが入っているのも特徴的で、さりげない装飾がアクセントになっています。
自分のスタイルや好みに合わせて選べる多彩なカラー展開も、フールトゥが長く愛され続ける理由のひとつです。
エルメス フールトゥのおすすめモデル5選
エルメス フールトゥにはさまざまなバリエーションが存在し、素材やカラー、サイズによって印象が大きく変わります。
中古市場で取引が盛んなフールトゥシリーズのなかでも、特におすすめのモデルを5つ厳選しました。
それぞれの特徴や魅力、コーディネートのポイントを解説します。
フールトゥ トートPM ブラック コットンキャンバス
定番カラーとして親しまれているブラックのフールトゥは、どのようなスタイルにも合わせやすいのが特徴です。
バッグ本体はブラックを基調としながら、ハンドル部分のグレーのラインがさりげないアクセントになっています。
カジュアルなデニムスタイルから、ジャケットを取り入れたフォーマルな装いまで幅広く対応できるのが魅力です。
初めてのエルメスにもふさわしいバッグとして高い支持を得ています。
ニューフールトゥ トートMM オレンジ コットンキャンバス
エルメスのシンボルカラーともいえるオレンジを使用したニューフールトゥは、ブランドらしさを存分に味わえるモデルです。
バッグ本体とハンドル部分で異なるトーンのオレンジを採用することで、単調になりすぎず洗練された印象を与えています。
使用されている素材「トワルアッシュ」は、従来のコットンキャンバスよりもさらに強度が増し、型崩れしにくく耐久性に優れています。
落ち着いた色味にオレンジの差し色が映えるデザインで、さりげなく個性を演出したい方におすすめです。
フールトゥ トートPM ブルー×ブラウン ヴィブラート
フールトゥのなかでも流通量が少なく価値が高いのが、ヴィブラート素材を使用したモデルです。
ヴィブラートは、多彩な色調に染色した山羊革を幾重にも重ねて切り出し、その断面美を活かした製法から生まれます。ブルー・ブラウン・グレーなどの色彩が繊細なラインとなって浮かび上がる芸術的な風合いが特徴です。
一見派手に思えるマルチカラーでありながら、全体としては上品で落ち着いた印象を与える絶妙なバランスが秀逸です。
個性的かつ洗練されたエルメスバッグを持ちたい方は検討してみましょう。
フールトゥ トートPM コットンキャンバス(銀座限定)
2001年の銀座店オープンを記念して限定販売されたモデルは、限定品好きには見逃せない希少性の高さが魅力です。
グレー・ホワイト・オレンジという3色の組み合わせが特徴で、落ち着きがありながらも個性的な印象を与えます。
オレンジをさりげなく取り入れたデザインは、ブランドを知る人ならではの洗練された選択といえるでしょう。バッグの内側にある「HERMES-GINZA 2001」の刻印が、特別感をさらに高めています。
小ぶりながら実用的で、かつ希少性が高いため、見かけた際には手に取る価値がある人気の限定モデルです。
フールトゥ トートPM レザン トゴ オールレザー
キャンバス素材が主流のフールトゥのなかで、オールレザーモデルはひときわ高級感が漂う逸品です。
トゴと呼ばれる上質な牛革は、エルメスの代名詞ともいえるバーキンやケリーにも採用されている素材です。
レザンというワインレッドに近い深みのある色合いは、落ち着いた大人の風格を感じさせます。
キャンバス素材のフールトゥと比べると、よりフォーマルな印象を与えるため、ビジネスシーンやちょっとした食事会などにも違和感なく使えます。
普段使いしやすく、エルメスの革を手軽に楽しみたい方におすすめです。
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エルメスのフールトゥは1998年に誕生し、現在でも人気のトートバッグです。カジュアルで使いやすいデザイン、豊富なサイズとカラー展開、手頃な価格帯が多くの方に支持されてきました。
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