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バケットハットのおしゃれな被り方。ハイブランドのおすすめアイテムも紹介

ひっくり返したバケツのようなフォルムが特徴のバケットハットは、深さを活かして目深に被るのが基本の被り方です。被る角度を変えれば印象も変わり、さまざまなコーデに取り入れられます。この記事ではバケットハットの特徴や基本の被り方、ハイブランドのおすすめアイテムを紹介します。

バケットハットとはどんな帽子?

白いバケットハットを被った女性

出典 Shutterstock

バケットハットとは、台形型のシルエットに短めのツバが下向きについた帽子のこと。バケツをひっくり返したようなフォルムをしているのが特徴です。90年代のストリートファッションの流行にともない人気が再燃し、近年「バケハ」の愛称で親しまれています。気軽に被りやすいカジュアル感が魅力ですが、最近ではフェミニンな大人コーデなどさまざまなスタイルに合わせて楽しむ人が増えています。

バケットハットの基本の被り方

バケットハットを被った女性の横顔

出典 Shutterstock

バケットハットは高さがある分、目深にすっぽりと被るのが基本的な被り方です。深く被ることで髪型を気にしなくて良い上、小顔効果も期待できます。ツバがあるので、顔に影ができて日除けにもなるでしょう。

ただし顔が暗く見えやすいので、シーンに合わせて調整するのがおしゃれ上級者に見せるコツ。バケットハットを傾ける角度によって印象が変わるので、鏡を見ながらいろんな被り方を試してみてください。

【印象別】バケットハットのおしゃれに見える被り方

バケットハットは、被り方によって明るい印象にも、クールな印象にも見せられます。なりたい印象別のおしゃれな被り方を紹介します。

明るい印象に見せたいなら:浅めに被る

ミュウミュウのハットを被ったふたりの女性

ツバが顔にかからないようにバケットハットをやや後ろに倒して浅めに被ると、顔周りが明るくなりアクティブな印象に。メンズライクになりがちなバケットハットですが、この被り方だと華やかで気負いのない雰囲気になり、カジュアルながらも女性らしさをキープできます。また縦横のバランスをとりやすい被り方なので、「目深に被るのはしっくりこない」という人にもおすすめです。

クールに決めたいなら:深めに被る

バケットハットを目深に被った女性

目元が隠れるほどに深く被ると、クールでスタイリッシュな印象に。エッジの効いたスタイルやモードな雰囲気に仕上げたい時にぴったりな被り方です。あまりにも頭にジャストなサイズだと顔の大きさが強調されやすいので、スポッと被れるくらいの余裕のあるサイズを選ぶのがポイントです。

おしゃれ上級者に見せるには:髪型に合わせて被る

プラダのバケットハットを被った女性

髪型に合わせて被ると、よりおしゃれ感を引き出せます。ロングヘアの人は髪を耳にかけ、顔周りに抜け感ができるようにツバとバランスをとって被るとすっきりとした印象に。ボブの人は首周りの髪を外ハネにしておくと、動きのあるスタイルがつくれます。前髪の後れ毛をバケットハットにインする、反対にバケットハットから少し引き出すだけでも印象が変わるので、鏡を見ながら調整しましょう。

ハイブランドのおすすめバケットハット

おしゃれに欠かせないアイテムとなっているバケットハットは、ハイブランドも注目しています。日々のコーデに取り入れたいハイブランドのバケットハットを紹介します。

エルメス(HERMÈS)|バケットハット ジーン・サンシャイン

1837年フランス・パリで創業したエルメス(HERMÈS)。デザイン性と品質の良さを兼ね備え、目の肥えた層からの支持が厚い歴史のあるハイブランドです。

エルメスのバケットハット

バケットハットのジーン・サンシャインは、落ち着いた上品なカラーに可愛らしい太陽のマークが特徴的で、シンプルながらも大人の遊び心を感じる一品に仕上がっています。やわらかく上質なコットン素材で肌触が良く、取り扱いやすさも抜群です。パンツスタイルにもワンピースにも自然になじんでくれるでしょう。

セリーヌ(CELINE)|エンブロイダリー バケットハット

1945年にフランス・パリで創業したセリーヌ(CELINE)。「女性らしさがありながらも自立したアクティブな女性」をコンセプトに、ベーシックで上品なデザインのアイテムを揃えています。

セリーヌのバケットハット

デニム地でできたエンブロイダリー バケットハットは、カジュアルでいて上品さも感じるブランドコンセプトを体現したようなデザインが特徴です。トレンドである深めのつくりである点も見逃せません。アクティブな印象のカジュアルコーデに合わせるのはもちろん、あえてフェミニンなコーデに合わせてこなれ感を演出するも良いでしょう。

シャネル(CHANEL)|バケットハット

洋服からコスメまで、幅広いラインアップで多くの女性から支持されているシャネル(CHANEL)。1910年にフランス・パリで帽子屋として開業したのが始まりです。

シャネルのバケットハット

そんなシャネルの鮮やかなピンクが目を引くバケットハット。ガーリーなイメージのピンクも、メンズライクなバッケットハットで取り入れることで甘くなりすぎません。シンプルコーデの差し色として合わせれば、他の人と差がつく上級者コーデに仕上がるでしょう。

ディオール(DIOR)|リバーシブル ボブハット

1946年にフランスで創業したディオール(DIOR)。今では定番スタイルとなっている女性らしいフェミニンなスタイルを確立し、「ニュールック」として話題を呼びました。

ディオールのバケットハット

ディオールのバケットハット(裏面)

チェック柄のバケットハットはリバーシブルで使え、コーデが物足りなく感じた時のアクセントとして活躍します。表面は落ち着いたブラウン系のチェックで大人っぽく決めたい時に、裏面はディオールのシグネチャーを全面にあしらった「ディオール オブリーク」が目を引きます。

ロエベ(LOEWE)|ラフィア&カーフ バケットハット

1846年にスペイン・マドリードで皮革製品の工房として誕生したロエベ(LOEWE)。バッグや財布などが有名ですが、帽子の展開も豊富です。

ロエベのバケットハット

涼しげなラフィア素材に、大胆ながらも素材にしっくりなじむように施されたアナグラムカーフパッチが際立つバケットハット。天然素材にはユニセックスな雰囲気があり、どんなコーデにも合わせやすいでしょう。日除けにもなるので、暖かくなる季節に向けて1つはもっておきたいアイテムです。

ハイブランドのバケットハットはリユースショップもチェック

帽子が並んだ店内

出典 Shutterstock

ハイブランドのバケットハットを探しているなら、リユースショップも覗いてみて。リユースショップでは、綺麗な状態のアイテムを定価よりお得に購入できたり、直営店では売り切れのレアアイテムに出会えたりする可能性があります。

さらに使わなくなったアイテムを買い取ってもらい、そのお金で新たなアイテムをゲットすることも可能です。1つのものを捨てずに大切に使い続けることは、地球環境に配慮したサステナブルな活動にもつながります。

自分らしい被り方でバケットハットをおしゃれに楽しもう

黒いバケットハットを被って立っている女性

出典 Shutterstock

バケットハットは定番の目深に被る他にも、浅く被ったり髪型とのバランスを楽しんだりとさまざまな被り方があります。コーデとの相性もあるので、鏡の前でいろいろ試してみるのがおすすめ。自分らしい被り方を見つけ、いつものおしゃれを格上げしましょう。

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rino
サムネイル: rino
スタイルのお手本は自由に生きるパリジェンヌ達。作り込み過ぎないシックなスタイルが得意。