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サステナブルフードとは?種類、取り組み事例や環境に優しいスイーツを紹介

サステナブルフードとは、地球環境や生産者に配慮して生産された食品のことです。サステナブルフードという言葉は知っていても、具体的にどんな商品があるのか知らない人も多いのではないでしょうか。本記事では、サステナブルフードが注目される理由や具体的な種類について解説。さらにサステナブルフードを取り入れた企業事例も紹介します。

サステナブルフードとは

新鮮な野菜の画像

出典 Shutterstock

サステナブルフードとは、地球環境や生産者に配慮し、長期的に持続可能な食べ物の生産や消費を目指す食品のことを指します。農業や漁業といった生産方法、食料の運搬方法や保存の仕方など、自然や生産者に配慮されています。食品ロスを減らすため、廃棄されてきた野菜の皮を使った商品や、発展途上国で生産されて適正価格で取引された食品などもサステナブルフードです。サステナブルフードを生活に取り入れていくことで、自然や生産者を応援できます。

サステナブルフードが注目される理由

SDGsなどの認知が高まるなか、2021年の国内サステナブルフードの市場規模は1兆6104億円と推計され、前年比13.7%増と拡大していることがわかります。なぜサステナブルフードは注目されているのか、その理由を3つ紹介します。

食品ロス

食べ物を捨てる女性

出典 Shutterstock

食品ロスとは、「本来食べられるのに捨てられてしまう食品のこと」。日本の「食品ロス」の量は年間523万トンと言われています。日本人1人あたりが1年間で食品ロスする量は約42キロで、1人あたりが毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てているのに相当します。

食品を生産するためには、土地や化石燃料、水といった資源も必要となります。つまり、食べられる食品を廃棄すると、生産するために使われた資源を無駄にしているのと同じことになります。食品ロスを防ぐには、食べ物の買いすぎや作りすぎを減らしたり、皮やヘタの取りすぎを減らしたりすることが大切です。

海のゴミ問題

海に浮かぶプラスチックゴミ

出典 Shutterstock

海のゴミは、海洋生物の健康被害に影響し、SDGsでも14番目に「海の豊かさを守ろう」という項目が掲げられているほど重要な問題です。海洋ゴミの中でも問題視されているのは、プラスチックゴミ。このまま海のプラスチックゴミが増加すれば、2050年には魚よりもゴミの量が増えてしまうといわれています。

不平等な貿易

畑の手入れをする労働者

出典 Shutterstock

食品や日用品を生産している発展途上国で働く労働者には、適切な賃金が支払われないことや、農薬の使い過ぎによる労働者の健康被害といった不平等な問題もあります。品質の良いものを作り、労働者の環境を改善して、持続可能な取引をするためには、安さを追い求めるだけではなく適正な価格で取り引きを行うフェアトレードが重要に。

フェアトレードとは、発展途上国で働く労働者が適正な扱いをされるように、適正な価格で継続的に生産物の取り引きをする貿易の仕組みです。

サステナブルフードの種類

つぎに、代表的なサステナブルフードを紹介します。それぞれの特徴を見ていきましょう。

オーガニック食品

無農薬の野菜

出典 Shutterstock

オーガニックの食品は、野菜や果物を育てる際に農薬や化学肥料を一斉使用せずに作られます。虫食いや形が不揃いな野菜や果物もありますが、自然環境に優しく育てられた食品である証です。無農薬のため栄養価が高く、身体にも良いのが嬉しいポイント。オーガニック食品には「有機JAS」マークが付いているのでスーパーなどで探してみるのもおすすめです。

代替肉

大豆ミートを使ったハンバーグ

出典 Shutterstock

代替肉とは、動物を使わずに豆や小麦などの植物を使って肉のような食感を表現した食品のこと。例えば、大豆を原料とした大豆ミートも代替肉です。代替肉は、動物性の脂質がないことや、植物を使っているため食物繊維が豊富で、健康にも良いとされています。商品によって塊肉のようなものや、ひき肉の代わりとして使用できる形状のものもあるので料理のアレンジが自在です。他にも大豆などを原料としたツナ缶など、植物性の水産物も注目を集めています。

サステナブルシーフード

認証を受けたサーモン

出典 Shutterstock

サステナブルシーフードは、持続可能な漁業を行って生産された海産物や、植物性の水産物のことです。漁業では水産資源を獲りすぎてしまう過剰漁獲が問題となっているため、海の資源を守るサステナブルシーフードが注目されています。サステナブルシーフードには、「MSC認証」や「ASC認証」のマークがつくため、気になる方はぜひ鮮魚コーナーなどで探してみてください。

フェアトレード食品

フェアトレードの食品

出典 Shutterstock

フェアトレード食品は、発展途上国で働く労働者が適正な価格で取引された商品のため、購入することで労働者の生活を支援できます。フェアトレード食品には、コーヒー豆やチョコレートなどがあります。その他には、ハチミツやナッツ、スパイスやバナナなども代表的な食品です。

企業がサステナブルフードを取り入れた事例

カフェでコーヒーを飲む人

出典 Shutterstock

食品の生産や消費を持続可能にしていくためには、個人の取り組みだけでなく経済活動にもサステナブルフードを取り入れる必要があります。具体的な事例を紹介します。

スターバックス「コーヒー豆」

スターバックスでは、フェアトレード認証を受けているコーヒー豆を世界で最も多く購入しています。他にも、200種類以上の基準を設定してコーヒー生産者が適正に評価されるように支援しています。

観音山フルーツガーデン「フルーツパフェ」

和歌山の果物専業農家が運営するフルーツパーラーのパフェです。パフェで使用する果物の生産から販売までを運営会社である柑香園(かんこうえん)で行っています。地域で取れたフルーツを提供する地産地消の取り組みや、旬の果物を使ってスイーツを作っています。

IKEA「プラントベース食品」

IKEAでは植物性の素材で作られた肉団子やラーメンなどが販売されています。また、レストランではプラントカツカレーやケバブ、ベジドッグ、MSC認証を受けた白身魚のフライなどの料理が提供されていて、サステナブルフードを気軽に楽しめます。

サステナブルフードで作られるスイーツ

サステナブルなスイーツ

出典 Shutterstock

サステナブルフードのスイーツには、エシカルスイーツがあります。エシカルスイーツは、食べることで地球環境の保護や、生産者の支援につながるスイーツです。具体的な商品を紹介します。

koé donuts(コエドーナツ)

コエドーナツでは、「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をテーマに食材を選んでいます。添加物などを使用せずに環境にも身体にも優しいドーナツです。

ライフルテーブル「bamboogalette(バンブーガレット)」

バンブーガレットは、その名の通り竹を素材にしたガレットです。近年、需要低下により放置された竹林が及ぼす「竹害」が問題となっています。バンブーガレットは、竹害を食べて解決することをコンセプトに、パウダー状にした竹と笹を約24%使用して作られました。食品ロスやゴミの量を減らせるという点でサステナブルフードとして注目されています。

GREEN Domremy「植物生まれのチーズタルト」

動物性の素材や卵、牛乳も使用せずに作られたプラントベースのチーズタルトです。パッケージには再生プラスチックや植物由来の原料を使用しているため、商品全体で地球環境に優しく作られています。

サステナブルフードを生活に取り入れよう

スーパーでサステナブルフードを選ぶ女性

出典 Shutterstock

サステナブルフードを選択する人が増えることで、未来の食品生産の持続可能性が高まります。はじめて取り組む方は、サステナブルフードを取り入れた企業の商品を購入することも1つの方法です。無理のない範囲でサステナブルフードを生活に取り入れてみませんか。

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JUNO
サムネイル: JUNO
趣味はカメラと美術館めぐり。アートからインスピレーションを得た自分だけのファッションを楽しむのが好き。