【服・バッグ・ジュエリー・時計・家具】中古買取の相場と買取方法を紹介
リユース市場は右肩上がりに成長しており、現在の市場規模は1.8兆円を超えます。業者が行う中古買取も利用者が増えている一方で、利用者は相場がわからないため「どこで買取してもらうのが一番高値で買い取ってもらえるのかわからない」という人も多いでしょう。中古買取で悩みやすい相場と買取方法について、カテゴリー別にご紹介します。
目次
本当のコストを左右する「中古買取」の考え
皆さんは「モノの本当の価値」を考えて買い物をしていますか?中古アイテムの売買をする人が増え、モノの安さは販売価格だけでなく、そのアイテムが中古品になったらいくらで買取してもらえるのかを含めてトータルで考えるのが当たり前になりつつあります。
見せかけの安さだけにとらわれないモノの買い方が広まっているのです。
例えば、3万円で販売されているバッグを使ったあと、2万円で買取してもらえれば、コストは1万円です。逆に、2万円で安い!と思って買ったバッグでも中古価格で5千円でしか買取してもらえないのであればコストは1万5千円。
賢くオシャレを楽しみたいなら、販売価格の安さ・お得さだけにとらわれるのではなく、そのアイテムが不要になった時にいくらで買取してもらえるのかも視野に入れる癖をつけることが大事です。
【ブランド服・バッグ】中古買取相場とおすすめ買取方法
ブランド服やバッグはデザインによってはタイムレスに使えるものも多いですが、「いつか使える」と思ってクローゼットの中に放置しているアイテムはありませんか?最近使っていないアイテムがあったら、上手に買取を利用してみましょう。
相場の基本はブランド・状態
服の査定額はブランド服であっても定価の【10〜20%】が相場の基本。
消耗品である洋服は、ジュエリー、時計、バッグなどと比べると買取価格の相場は低め。でも、あなたが大切に着ていた服でまだ綺麗な状態なら、捨てるよりも次にその洋服を愛してくれる人へ繋ぎましょう。
尚、状態によっては査定額が上下します。特に首回りや脇の部分の黄ばみがある場合は買取不可になるケースもあるので、洗濯やクリーニングしてから査定依頼をするのがおすすめです。
バッグ
バッグは服よりも、定価に対する買取価格が高くなることが多いアイテム。
アイテムの状態の良し悪しはもちろんのこと、ブランドやトレンドによって大きく買取価格が変わるため、相場は定価の【30~70%】と幅が広いのが特徴。
ただし、ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルの3ブランドは新作だけでなくオールドアイテムの需要がある程度あるため、他のブランドに比べて買取価格が高くつくケースが多いです。
綺麗な状態で、なおかつ付属品を全て保管しておくことも忘れないようにしましょう。
ブランドのバッグや服は、ブランド品専門の買取専門店がおすすめ
中古買取においてブランド品は基本的に買取率の良いカテゴリーですが、それでも業者によって買取率が大きく変動します。買取業者の中にも得意なブランドがあったり販売力の違いがあるので、できるだけ多くのブランド品を取り扱っていて安定した買取率を誇る大手買取業者を選ぶのがおすすめです。
また、せっかくブランド品を売るのであれば、重さで買取価格が決まる量り売りや、ブランド専門店でないショップの買取よりも、ブランドアイテム専門の買取ショップを選んで査定してもらいましょう。
【ジュエリー】中古買取相場とおすすめ買取方法
高価なジュエリーだからこそしっかり査定してもらいたいと言う人は多いはず。しかし、ジュエリーもダイヤモンドなどの宝石やデザイン、ブランドの需要差によって査定額には大きな差が出ます。
高価買取は高級ブランドジュエリー
ブランドジュエリーの中でも、ヴァン クリーフ & アーペル、カルティエ、ブルガリなどは非常に人気が高く安定した買取率が期待できます。新作は特に高価買取してもらえることが多いので買取を考えているならできるだけ早い方が良いでしょう。
ジュエリーはノーブランドでも高価買取の可能性が
ノーブランドでもダイヤモンドやエメラルド、ルビーなどの宝石や、18金やプラチナなどの地金を使っているジュエリーは高価買取の対象になります。「ノーブランドだから・・・」と諦めるのは早いかもしれません。使っていないジュエリーが眠っているなら、査定だけでも申し込んでみましょう。
業者によって買取価格が大きく変わることも
大手の中古ブランドアイテム買取サービスであれば、人気ブランドジュエリーはもちろん、ノーブランドジュエリーでも買取りしてもらえるケースが多いです。また、
・石がとれた指輪
・ピアス,イヤリング(片方のみ)
・チェーンが切れたネックレス
・ダイヤモンドのルース(石のみ)
・「鑑定書」「鑑別書」のない物
というように、保存状態の良くないジュエリーであっても買取可能な業者もあります。迷っているなら鑑定実績の多い大手を選ぶのがおすすめです。
【時計】中古買取相場とおすすめ買取方法
海外ブランドから国産ブランドまで、ビジネスシーンに使えるシックなものからカジュアルウォッチまで、買取業者は様々な時計の買取に対応していますが、やはりブランドの人気の差や状態によって査定額が変わってきます。
売却前の注意点
買取業者を探す前に、以下のものが揃っているかどうかをまず確認しましょう。
・時計本体
・外箱
・内箱
・説明書
・保証書
・ベルトのコマ
これらの付属品が揃っているかどうかで査定額に1万円近く差がつくこともあります。どこに行ったかわからなくならないように購入した際にきちんと保管しておきましょう。
人気ブランド
時計にも他のファッションアイテム同様にブランド、モデルによって人気に差があります。特に高価買取が期待できるブランドには以下のようなものがあります。
・ROLEX(スポーツモデル各種)
・カルティエタンクフランセーズ
・OMEGA(スポーツモデル各種)
・タグホイヤー
・シャネル J12
時計は男性の需要が高くベーシックでタイムレスなデザインの人気が高いです。シャネルのJ12などセラミック素材の時計は傷がつきにくく、状態によってマイナスになるポイントが少ないのも魅力です。
【家具】中古買取相場とおすすめ買取方法
大きくて処分に困る家具は買取を利用して上手に&楽に処分するのがおすすめ。あまり高い買取率は期待できない分野ですが、買取業者が不用品も含めて持って帰ってくれることが多いので、手間をかけず処分できるという点では非常に便利です。
・ノーブランド家具→定価の0~20%
・ブランド家具→定価の0~40%
基本的にノーブランドで使用感のあるものは無料で引き取って処分という流れが多いと思っておきましょう。よほど状態が良く需要があるものであれば買い取ってもらえることもありますが、良くて定価の20%程度です。ブランド家具においても状態が良いことが大前提。存在感のあるブランド家具なので期待してしまいますが、定価の半額以上の査定額がつくことはほとんどないと思っておいた方が良いです。
業者に来てもらう前に電話で相談しよう
家具の場合は多くの場合業者に来てもらうことになります。しかし、業者に来てもらってからだと査定額に納得できなくても売らないといけないと感じることもあるでしょう。一部回収にお金を取られる可能性もあるので、まずは電話などでどんなものを査定してもらいたいのかを業者に相談するのがおすすめ。
中古買取はモノによって高く売れる方法が違う
物を捨てずにリユースするという選択は自分のお財布にとってだけでなく地球規模でも良い取り組みであり、その選択は褒められるべきことです。しかし、モノによって高く売れる方法、業者にはかなり差があるのが現実。できるだけ高価買取してくれる、実績豊富で知名度もある買取業者を選ぶようにしましょう。