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【簡単】シルバーアクセサリーのお手入れ|普段のケアからスペシャルケアまで解説

コーデのアクセントになるシルバーアクセサリー。シルバーアクセサリーの黒ずみは、さまざまな要因が重なってできてしまいます。ここでは、シルバーアクセサリーの黒ずみの原因やお手入れする時に注意すること、普段のお手入れ方法やスペシャルなお手入れ方法などを紹介します。

シルバーアクセサリーの黒ずみの原因

シルバーアクセサリーが積んである

出典 shutterstock

黒ずみの原因は、空気に触れたり、日常生活で触れる洗剤や皮脂などでも黒ずんだりします。ここでは、シルバーアクセサリーが黒ずむ原因を詳しく紹介します。

黒ずみの原因①硫化

黒ずみの原因は、「硫化」と言われるものです。空気中に含まれる、「硫化水素」や皮脂、温泉に含まれる硫黄などが付いて、硫化銀が発生し黒ずんでしまいます。日常生活に含まれる変色する原因は、化粧水や洗剤、ゴム製品、玉ねぎなどの食品に含まれます。

黒ずみの原因②塩化

黒ずみの原因は、主に硫化ですが、塩化反応でも起こる場合があります。塩酸と銀が反応して、表面に塩化銀の皮膜を作り黒ずむことがあります。塩化皮膜はかなり頑固な汚れで、通常のシルバークリーナーでは取れません。また、家庭用の漂白剤は塩素系です。塩素系漂白剤が付くと、塩化の原因になります。

シルバーアクセサリーをお手入れする時に注意すること

アクセサリーを拭いている

出典 shutterstock

シルバーアクセサリーには、装飾や加工がされているものがほとんどです。加工に合っていないお手入れをすると、加工が取れたり変色が進んだりします。ここでは、シルバーアクセサリーのお手入れをするときの注意点を紹介します。

アクセサリーの加工に合ったケアをする

シルバーアクセサリーと言っても、加工はさまざまあります。

<いぶし加工>
シルバー地金をわざと黒くし、立体感と陰影を与えて使い込んだ感じを出してくれる加工です。

<艶消し加工>
マットに加工されたアクセサリー。凹凸があったり、ザラザラしたりする加工がされています。

<メッキコーティング>
金属の表面をゴールドやシルバーでコーティングされているものです。メッキ加工をされたものは、地金なのかメッキなのか判断するのが難しいのが特徴。シルバーアクセサリーのメッキが施されているかを確認するには、刻印を確認するのが良いです。

加工によってお手入れが変わるので、アクセサリーに合ったお手入れをするように気を付けましょう。

石の種類に合わせてケアをする

アクセサリーに使われる石には、水に強いか弱いかでお手入れの仕方が変わります。

<水に強い石>
・ジルコニア
・ダイヤモンド

<水に弱い石>
・ターコイズ
・ヘマタイト
・ハウライト

石の水の強さによって、水洗いができるかが決まります。石付きのアクセサリーをお手入れするときは、石が水に強いかを確認してから行いましょう。

【加工別】シルバーアクセサリーの普段のお手入れと必要な道具

アクセサリーを掃除している

出典 shutterstock

シルバーアクセサリーは、加工によってお手入れ方法が異なります。また、石が付いているアクセサリーは、水洗いができないものもあるため、事前に確認しましょう。ここでは、加工別にシルバーアクセサリーのお手入れ方法と、必要な道具を紹介します。

いぶし加工がされているアクセサリーのお手入れ

いぶし加工の黒さは「硫化」によるものが多いです。いぶし加工の硫化は薄いため、黒ずみのお手入れで簡単に取れてしまいます。加工が取れないように、シルバー専用クリーナーや研磨剤入りのものは、使わないようにしましょう。

<いぶし加工のお手入れに必要な道具>
・シルバー専用クロスやメガネ拭き用クロス

<お手入れ方法>
・クロスなどで優しくゆっくり拭く
・ネックレスやブレスレッドなどはチェーンが切れやすいため取り扱いには注意する

艶消し加工がされているアクセサリーのお手入れ

艶消し加工がされているアクセサリーは、艶消し部分の凹凸や加工が取れないように研磨剤入りのものは使用しません。

<艶消し加工のお手入れに必要な道具>
・シルバー専用クリーナー
・ブラシ
・綿棒

<お手入れ方法>
・シルバーアクセサリーをシルバー専用クリーナーに浸け、ブラシなどでこする
・凹凸になっており、汚れが取れにくい場合は、綿棒にシルバークリーナーを染み込ませてこする

メッキコーティングがされているアクセサリーのお手入れ

メッキコーティングされている部分のお手入れは、研磨剤などを使うことはありません。

<メッキコーティングのお手入れに必要な道具>
・やわらかい布

<お手入れ方法>
・メッキコーティングされている部分を優しく布で拭く
・メッキコーティングされていない部分は、研磨剤入りのクリームなどを使い磨く
・汚れが取れたら、シルバークロスなどで磨く

また、コーティング部分の汚れがひどいときは、中性洗剤を使うお手入れ方法もあります。

<中性洗剤を使ったお手入れ>
・ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、10〜20分ほど浸けておく
・浸け終わったら、流水で洗剤を洗い流し、タオルで水気をしっかり拭き取る
・擦って汚れを落とすと、メッキが剥がれる可能性があるので注意

石が付いているアクセサリーのお手入れ

石が付いているシルバーアクセサリーは、石が水に強いかを確認してから行います。ジルコニアやダイヤモンドなどは、水に強いですが、ターコイズなどは水に弱い石です。それにより、水洗いをするか決まるため、石の種類を確認しましょう。

<石付きのお手入れに必要な道具>
・シルバー専用クリーナー
・布
・研磨剤入りクリーム

<お手入れ方法>
・シルバー専用クリーナーに入れて30秒放置
・水洗いをして、水気を布で拭く
・研磨剤入りのクリームを布に取り、円を描くようにこする
・汚れが取れたら、シルバークロスで光沢を出す

水に弱い石が付いているアクセサリーは、クリーナーや水に浸けないでください。石の輝きがなくなってしまう可能性があります。また、お手入れが終わったら石が取れていないかの確認なども行いましょう。

シルバーアクセサリーのスペシャルなお手入れと必要な道具

アクセサリーをつけ置きしている

出典 shutterstock

普段のお手入れをしても、頑固な黒ずみは落ちない場合があります。変色が激しかったり、汚れが溜まったりしている場合は、スペシャルなケアが必要です。ここでは、シルバーアクセサリーのスペシャルなお手入れと必要なものを紹介します。

重曹とアルミホイルを使ったお手入れの方法

重曹を使ったスペシャルなケアの方法を紹介します。いぶし加工やメッキコーティングがされているアクセサリーには、これから紹介する方法を行わないでください。

<必要なもの>
・アルミホイル
・重曹
・耐熱容器
・熱湯
・やわらかい布

<お手入れ方法>
・耐熱容器にアルミホイルを敷き、お手入れしたいアクセサリーと重曹を入れて熱湯を入れる
・泡が立ち始めるので、汚れが落ちるまで放置する
・汚れが落ちたら取り出し、布で水気を拭き取って終了

塩とアルミホイルを使ったお手入れの方法

塩とアルミホイルを使った、スペシャルなケアの方法を紹介します。いぶし加工やメッキコーティングがされているアクセサリーは、行わないでください。

<必要なもの>
・アルミホイル
・塩
・水
・鍋
・やわらかい布

<お手入れ方法>
・アルミホイルを器上に形を作り、鍋に入れる
・アルミホイルの上にアクセサリーと水を入れ、塩を入れて火にかける
・汚れが落ちてきたら取り出し、布で水気を拭き取って終了

シルバーアクセサリーの保管方法

指輪と時計の入ったケース

出典 shutterstock

シルバーアクセサリーは、空気に触れると黒く変色します。普段付けないシルバーアクセサリーの保管方法を間違うと、黒ずんでしまう可能性も。ここでは、黒ずみを防ぐシルバーアクセサリーの保管方法を紹介します。

拭いてから保管する

付けた後のシルバーアクセサリーには、皮脂や汚れが付いている可能性があります。汚れが原因で、黒ずむ場合もあるのでシルバーアクセサリーを保管する前に、必ず拭きましょう。拭いて保管することで、黒ずみが軽減する可能性があります。

チャック付きビニール袋を使う

シルバーアクセサリーの黒ずみの原因は、空気に触れることでの硫化です。使わなくなったアクセサリーを保管するときは、チャック付き袋に入れて、空気を抜き保管するのがおすすめ。空気に触れるのが少なくなることで、黒ずみが軽減する可能性があります。

シルバーアクセサリーをお手入れし輝きを保とう

出典 shutterstock

シルバーアクセサリーは、普段のお手入れや正しい保管方法を実践すれば、防げる可能性があります。しっかりお手入れをし、シルバーアクセサリーを永く使うことは、ものを大切にするため環境に優しくサステナブルな活動にもつながります。今回紹介した、お手入れ方法や保管方法を実践し、シルバーアクセサリーの輝きを維持しましょう。

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Ladybug
サムネイル: Ladybug
会社員として働く20代。35歳の誕生日にはTASAKIのジュエリーを自分にプレゼントしようと目論み中!