【注目】 ルイ・ヴィトンと村上隆のコラボレーションアイテム7選
■INDEX
・はじめに
・村上隆とは
・村上隆×ルイ・ヴィトンのコラボライン
・アイテム紹介
・最後に
■ はじめに
今や世界中の人々に愛されるルイ・ヴィトンですが、日本とルイ・ヴィトンの関わりは長い年月をみても特別な関係があります。
なぜなら、1880年に創業者ルイ・ヴィトンから継承した二代目ジョルジュ・ヴィトンは日本の市松模様を元にダミエ・キャンバスをデザインしたと言われるほど、日本美術はルイ・ヴィトンのデザインに多大な影響を与えています。
また、ルイ・ヴィトンは今まで数多くのデザイナーとコラボレーションしたアイテムを展開しています。今回は日本を代表するデザイナーとルイ・ヴィトンとのコラボについてご紹介します。
■村上隆とは
ルイ・ヴィトンとコラボレーションした国内デザイナーで、みなさんの記憶にある人物は”村上隆”氏ではないでしょうか。
はじめに村上隆氏について説明します。
村上隆氏は1962年(昭和37年)生まれ。東京都板橋区出身の現代美術家で、日本美術の平面性とアニメーションなどの現代文化を接続させた「スーパーフラット」セオリーの発案者であり、その代表作家です。
現在ではアート作品の制作やアーティスト・マネジメントを事業とする会社の代表取締役であり、美術展も運営しています。
ルイ・ヴィトンと村上隆氏の関係のきっかけは、当時のルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターだったマーク・ジェイコブス氏と言われています。2000年初頭、もともと村上隆氏の作品のファンだったマーク氏のオファーにより、2人のデザイナーのコラボレーションが実現しました。
こちらは、ルイ・ヴィトンと村上隆氏とのコレボレーションで有名な、表情のあるお花のモチーフです。
このモチーフは村上隆氏の様々な作品やグッズで繰り返し使用されており、クッションやぬいぐるみ、中野ブロードウェイにある『となりの開花堂(旧Bar Zingaro)』では、クッキーとして毎月新たなデザインで販売されている人気のあるモチーフです。
■ 村上隆×ルイ・ヴィトンのコラボライン
モノグラム・チェリー
2004年に発表されたモノグラム・チェリーは、ルイ・ヴィトンの代表的なモノグラムにさくらんぼをあしらった大胆なデザインです。
モノグラムとさくらんぼが見事なコントラストになっており、存在感が際立ちます。
なぜ唐突にさくらんぼ?と思われる方も多いと思いますが、2003年にチェリーブロッサム(桜)がプリントされたラインが村上隆氏のデザインでルイ・ヴィトンから発売されており、チェリー繋がりで翌年にさくらんぼをデザインしているのです。
この繋がりは流石”村上隆”という一言に尽きますね。
モノグラム・パンダ
2003年にマーク・ジェイコブスと村上隆氏のコラボレーションによって発表された愛らしいパンダがプリントされたラインです。
大きな耳と目がカラフルな色使いをしており、村上隆氏らしいデザインが目を引きます。
こちらのアイテムは発売と同時に入手困難となり、今でもプレミア価格が付くほどのアイテムです。
中でもプティ・パンダと名づけられたこのパンダはあまりの人気の高さにより、ぬいぐるみまで発売され、現在は大変希少価値が高く高値で取引されています。
モノグラム・モフラージュ
2008年秋冬コレクションでマーク・ジェイコブスと村上隆氏のコラボレーションによって発表されたラインです。
ご存じの通りカモフラージュには迷彩の意味があり、迷彩は本来は存在を消すために使うものです。
デザインの世界ではよくあるパターンである迷彩柄に、モノグラム・モチーフがひっそりと潜んでいるというのは、かなり大胆且つおもしろい発想で、並みのセンスでは思いつかないでしょう。
モノグラム・マルチカラー(マークジェイコブズコラボ)
2003年に発売された33色もの配色が目を引くラインです。
カラーは『ブロン(白地)』と『ノワール(黒地)』の2色展開となっています。
さらに、2009年からは裏地のカラーバリエーションが増え、新たなアイテムも発表されています。マルチカラーの魅力は何といっても色合いが鮮やで可愛らしいところ。定番のカラーでもある白は、明るくポップな印象を受けます。
■ アイテム紹介
モノグラムチェリー
ポシェット・クレ M95042
現在も定番で発売されているポシェット・クレにさくらんぼをプリントしたアイテム。
コイン、カード、折り畳んだ紙幣や鍵など身の回り品を収納できるキーケースです。
バッグの金具に取り付けるなど、チャームとしてもお使いいただけます。
小物で主張しすぎないので様々なファッションに取り入れられますね。
サックプラ M95010
モノグラムの上にポップなデザインのさくらんぼが散りばめられていて、持っているだけで楽しい気分になれるトートバッグです。
ルイ・ヴィトンのエキシビションでもアーカイブ展示されていたほどの名作です。
バケツ 23cm M95012
バケツ型で丸みのあるコロンとしたフォルムの鞄です。
たくさんのアイテムを一度に収納できる収納力もこの鞄の魅力です。
デイリーファッションから、ちょっとしたお出かけスタイルまで、シーンを選ばず使うことが出来ます。
モノグラム・パンダ
ポシェット・アクセソワール M51981
アイコニックなポシェット・アクセソワールは、ルイ・ヴィトンの定番長財布『ジッピー・ウォレット』も収納可能。モノグラム・キャンバスにパンダをプリントした可愛いアイテムです。
サイズ感がトレンドともマッチしており、近年非常に人気が高まっています。
ヴァヴァンPM M51173
使いやすさに定評のあるヴァヴァンPMに、カラフルな可愛いパンダがプラスされたデザインはたちまち人気となりました。
サイズ感はそれほど大きくなく、シンプルで様々なデザインの服装にも合います。
※現行品のヴァヴァンPMとは形が異なります。
ポルトビエ カルトクレディ モネ M61666
お札やカードをすっきりと収納できる二つ折財布のポルトビエ カルトクレディモネ。
内装はカードポケット3個、フラップ式小銭入れ、二層の札入れスペースと、収納力と実用性の高さが魅力的なアイテムです。
モノグラム・モフラージュ
スピーディ35 M95773
旅行や日常生活をスタイリッシュに彩るスピーディ35。
クラシックなモノグラム・キャンバスをカモフラ柄に仕上げた大胆なアイテムです。
近年人気と希少価値の高さにより高騰しています。もし見つけることができたら一度手にとってみてください。
■ 最後に
ルイ・ヴィトンと村上隆氏のコラボレーションについて、さまざまなアイテムをご紹介いたしました。
今回は人気の高いラインを中心に解説しましたが、他にもルイ・ヴィトンと村上隆氏のコラボレーションアイテムは非常に選択肢が多く、選ぶ楽しみがあります。
興味が沸いた方は、ぜひ当社のオンラインストアを覗いてみてください。
”村上隆””マルチカラー”といったシリーズ名をキーワードに入れて調べると、思わぬ掘り出し物に出会うきっかけになるかもしれません。