【2025年最新版】ルイヴィトン値上げ後の価格について
INDEX
・はじめに
・ルイヴィトンの値上げした商品と価格
・ルイヴィトン値上げの理由
・今後もルイヴィトンの値上げはあるのか
・ルイヴィトンのアイテムを購入する方法
・最後に
■はじめに
長期化する円安・物価高、さらには原材料費高騰の影響を受け、ハイブランドを中心に価格改定が続いています。
ルイヴィトンでは2023年9月19日に今年4回目の値上げが実施され、約3%価格が上昇。商品に応じて数千円~数万円の大幅な値上がりとなっています。
この記事では、ルイヴィトンの値上げした製品と、その値上げ額についてご紹介します。
■ルイヴィトンの値上げした商品と価格
まずは、ルイヴィトンの値上げした主要な製品と、値上げ後の価格、値上げ率から見ていきましょう。
アルマシリーズ
アルマは、女性らしさを感じさせる丸みをおびたフォルムが特徴のバッグです。
底部付近まで大きく開くフルラウンドジップで荷物の出し入れは快適。型崩れしづらく、置いた際にも自立する安定感でも人気です。
また、ショルダーストラップが付属されており、2wayスタイルでの使用が可能。さまざまなシーンで活用できるルイヴィトンの定番製品です。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
アルマBB M46990 |
240,000円 | 254,000円 | 5.83%(+14,000円) |
アルマPM M53151 |
264,000円 | 272,000円 | 3.03%(+8,000円) |
スピーディシリーズ
スピーディは、ボストン型でコロンとしたシルエットが特徴のバッグです。
広く取られたマチと底部の安定感により、抜群の収納力を誇ります。
一方、使用しない時には小さく折り畳むことができるため、旅行用のソフトラゲージバッグとしても最適です。
今回の価格改定によって、通常のスピーディは生産終了となりました。
ストラップが付属しているスピーディバンドリエールは6,000円〜8,000円の値上げとなりました。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年9月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
スピーディ25 | 208,000円 | 生産終了 | – |
スピーディ30 | 216,000円 | 生産終了 | – |
スピーディ35 | 224,000円 | 生産終了 | – |
バンドリエール25 M46977 |
248,000円 | 254,000円 | 2.41%(+6,000円) |
バンドリエール30 M46980 |
255,000円 | 263,000円 | 3.13%(+8,000円) |
バンドリエール35 M46981 |
264,000円 | 272,000円 | 3.03%(+8,000円) |
ネヴァーフルシリーズ
ネヴァーフルは、トートバック型のシンプルなシルエットが特徴のバッグです。
MMサイズはA4の書類からパソコンまですっぽり収まる大容量。華奢なハンドルからは想像できない優れた耐久性が魅力です。
両脇のサイドレースを締めて使えば表情がガラリと変わり、洗練された印象となります。
ネヴァーフルシリーズは過去の価格改定で値下げされたこともありましたが、今回の価格改定では全てのサイズにおいて7,000円の値上げが実施されました。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年9時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
ネヴァーフル PM M46979 |
228,000円 | 235,000円 | 3.07%(+7,000円) |
ネヴァーフル MM M46975 |
237,000円 | 244,000円 | 2.95%(+7,000円) |
ネヴァーフル GM M46978 |
244,000円 | 251,000円 | 2.86%(+7,000円) |
オンザゴーシリーズ
オンザゴーは、直線的なシルエットとジャイアント・モノグラムが特徴のバッグです。
両サイドがリバースパターンとなっており、異なる表情を楽しむことができます。
また、トロンハンドルの他に取り外し可能なロングハンドルが付属。
ショルダーバッグとしても使える実用性の高さが魅力です。
オンザゴーシリーズは販売当初30万円前後の価格でしたが、現在は40万円を越えました。今回の価格改定では全サイズにて約4~6%の値上げが実施されました。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年9月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
オンザゴー PM M46373 |
392,000円 | 408,000円 | 4.08%(+16,000円) |
オンザゴー MM M45321 |
392,000円 | 416,000円 | 6.12%(+24,000円) |
オンザゴー GM M45320 |
409,000円 | 434,000円 | 6.11%(+25,000円) |
カプシーヌシリーズ
カプシーヌは、美しい台形のフォルムと開口部中央に施されたLVシグネチャーが特徴のバッグです。
フラップ部分を外に出して使えば、モノグラム・フラワーの上品なデザインに。シーンに合わせて使い分けることが可能です。
また、内側は2つのコンパートメントとファスナーポケットがあり、収納性にも優れています。
今回の価格改定では、MINIとMMサイズでは1%台、BBサイズでは約6%の値上げが実施されました。
全サイズ100万円の大台に乗るのも時間の問題といえるでしょう。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年9月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
カプシーヌ MINI M56845 |
865,000円 | 875,000円 | 1.16%(+10,000円) |
カプシーヌ BB M52689 |
900,000円 | 955,000円 | 6.11%(+55,000円) |
カプシーヌ MM M24727 |
1,035,000円 | 1,050,000円 | 1.45%(+15,000円) |
モンテーニュシリーズ
モンテーニュは、柔らかな曲線を描く台形型のシルエットが特徴のバッグです。
内側はファスナーポケットを挟んだ2つのコンパートメントと3つのオープンポケットで構成され、機能性の高さに定評があります。
また、付属のショルダーストラップにより3wayスタイルでの使用が可能。
ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活用できます。
2024年12月時点で、モンテーニュのオンラインストア上での販売は確認できませんでした。
中古市場でも人気の高いバッグであり、再度販売されるかどうか期待が寄せられています。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
モンテーニュ BB M41055 |
368,000円 | 生産終了 | – |
モンテーニュ MM M41056 |
384,000円 | 生産終了 | – |
モンスリシリーズ
モンスリは、ゴールドのバックルと巾着タイプの口が特徴のバックパックです。
マチが幅広く取られており収納力は抜群。
両手が空くため、子育て世代やミセス世代からも根強い人気を誇ります。
1994年の販売開始から30年以上に渡り愛され続けるルイヴィトンのロングセラー製品です。
2024年12月時点で、モンスリのオンラインストア上での販売は確認できませんでした。
こちらもバックパックの中では人気が高く、今後の動向に注目です。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
モンスリ NM BB M45502 |
344,000円 | 生産終了 | – |
モンスリ NM PM M45501 |
359,000円 | 生産終了 | – |
サックプラシリーズ
サックプラは、縦長トートバッグ型のかっちりとしたシルエットが特徴です。
内側はメイン収納一つのシンプルな構造で収納力抜群。
付属のショルダーストラップで3wayスタイルでの使用が可能です。
今回の価格改定によって、全サイズにて約3~6%の値上げが実施されました。
2020年に10万円台で販売を開始したプティット・サックプラも現在は25万円台に。
度重なる価格改定で急激に値上がりが加速しています。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
プティット・サックプラ M81295 |
240,000円 | 254,000円 | 5.83%(+14,000円) |
サックプラ BB M46265 |
312,000円 | 331,000円 | 6.08%(+19,000円) |
サックプラ PM M46263 |
359,000円 | 生産終了 | – |
ミニバッグ
ルイヴィトンではさまざまなデザインのミニバッグが展開されています。
なかでも3つのアイテムを組み合わせたミュルティ・ポシェット・アクセソワールは、昨今の90年代トレンドも相まって海外セレブを中心に大流行。
多彩なアレンジが楽しめると話題です。
今回の価格改定によって、ミュルティ・ポシェット・アクセソワールの他、ポシェット・ドゥーブルジップ、ヴァニティPMで21,000円〜2万5,000円の値上げが実施されています。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月時点) |
値上げ率 |
ミュルティ・ポシェット・アクセソワール M44813 |
344,000円 | 365,000円 | 6.10%(+21,000円) |
ポシェット・ドゥーブル ジップ M69203 |
201,000円 | 生産終了 | – |
ヴァニティ NV PM M47128 |
377,000円 | 402,000円 | 6.63%(+25,000円) |
財布
ご自身用としてはもちろん、贈り物としても需要の高いルイヴィトンの財布。
今回の価格改定では、定番の長財布、二つ折り財布に加え、コンパクトなミニ財布に至るまで値上げが実施されています。
増加額としては2,000円~6,000円と一見少額に感じますが、度重なる値上げで10万円台の財布も増加傾向にあります。
なかでもダミエ・アズール素材のポルトフォイユ・クレマンスの増額率は、これまでご紹介した商品では最も高い6.66%となっています。
商品名 | 値上げ前価格 (2023年12月時点) |
値上げ後価格 (2024年12月~) |
値上げ率 |
モノグラムジャイアントジッピーウォレット M69353 |
118,000円 | 生産終了 | – |
モノグラム ジッピーウォレット M42616 |
102,000円 | 104,000円 | 1.96%(+2,000円) |
ポルトフォイユ・マルコ NM M62288 |
75,000円 | 77,000円 | 2.66%(+2,000円) |
ポルトフォイユ・サラ M62234 |
84,000円 | 87,000円 | 3.57%(+3,000円) |
ダミエアズール ポルトフォイユ・クレマンス N61264 |
75,000円 | 80,000円 | 6.66%(+5,000円) |
モノグラム アンプラント ポルトフォイユ・クレマンス M60171 |
94,000円 | 100,000円 | 6.38%(+6,000円) |
ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ M62472 |
72,000円 | 74,000円 | 2.77%(+2,000円) |
■ルイヴィトン値上げの理由
このように、人気の商品が軒並み値上げされているルイヴィトンですが、その理由はどこにあるのでしょうか。
原材料費の高騰
ルイヴィトンの値上げの理由の一つは、原材料費の高騰です。
ルイヴィトンをはじめハイブランドの製品には上質な牛革が使用されていますが、近年食肉(牛肉)の需要が高まったことで、牛革の品質が低下。
上質な牛革の確保が非常に困難となっており、価格が高騰しています。
円安などの為替相場の変動の影響
理由の2つ目は、円安など為替相場の変動の影響です。
円安の場合、他通貨に対して円の価値が下がるため、輸入品に対して円を多く支払う必要があります。
2023年末には1ドル=141円程度の為替相場でしたが2024年7月には1ドル=161円台となり、歴史的な円安となりました。
仕入れコストの上昇に伴い日本国内でのルイヴィトンの価格は高騰しています。
■今後もルイヴィトンの値上げはあるのか
これまでもルイヴィトンは2021年に4回、2022年に4回、2023年に4回※と、毎年4回ほど価格改定を行っています。
※当社調べ
ルイヴィトンの価格改定に関わる物価高騰や円安等の要因は、今後急激に悪化する見込みはないものの、残念ながら改善の兆しもないのが現状です。
仮に年内の値上げが実施されなかった場合でも、ルイヴィトンの価格改定は今後も定期的に実施されていくと考えられます。
3%の値上げとはいえ、製品自体が高価格であるルイヴィトンにおいて、その値上げ額は決して小さくありません。
もし購入を迷われているのであれば、今このタイミングで買うのが得策と言えるでしょう。
■ルイヴィトンのアイテムを購入する方法
ここでは、ルイヴィトンのアイテムを購入する方法を3つご紹介します。
ルイヴィトンの店舗・公式サイトで購入する
新品を購入したい方には、ルイヴィトンの店舗や公式サイトのご利用がおすすめです。
ルイヴィトンの店舗や公式サイトで購入する最大のメリットは、正規品を購入できる安心感です。
残念ながら世の中には正規品を真似た模倣品が流通しており、消費者自身で見極めるのは難しいのが現状です。
定価より安く購入できたとしても、品物が正規品であるかどうかを気にしながら使用することは大きなストレスでしょう。
ルイヴィトンのように高価な買い物であれば尚のこと、安心して正規品を購入できる環境は重視すべきポイントです。
また、店舗や公式サイトでは箱や紙袋等の付属品が揃っています。
常連になるとルイヴィトン特製のノベルティがもらえることもあり、特別な買い物であることをより実感できるはずです。
中古品店から購入する
新品よりも安価に購入したい場合、あるいは生産終了の製品を購入したい場合には、中古品店から購入するのがおすすめです。
ただし、中古品の購入を検討する際には以下の点に注意が必要です。
ハンドルの状態
バッグにおいて最も使用感が現れるパーツはハンドルです。
ルイヴィトンのヌメ革は明るい茶色のレザー素材なので、使用に伴い黒く変色をしていくのが特徴です。
より状態の良いものを見極めたいなら、ハンドルの変色や、レザー部分に亀裂がないかなどを確認すると良いでしょう。
外装の状態
バッグの外装においてもレザー部分の確認は重要です。
特に四隅の角は角擦れが起こりやすくなります。
擦れやキズの程度に加え、レザーの変色やハリツヤについて確認しましょう。
内側の状態
バッグの内側は使用感が顕著に現れます。特に化粧品跡やペン跡は取れにくい汚れのため注意が必要です。
通販サイトから購入する
インターネットの普及に伴い、通販サイトから購入するという選択肢が多く選ばれるようになってきました。
インターネットでは場所や時間を選ばずに買い物をできるのは便利ですが、個人同士の取引となるフリマアプリの利用では模倣品が販売されるリスクが高まるため注意が必要です。
出品者の評価や実績を確認し、信頼できる相手かどうかを必ず確認しましょう。
また、ルイヴィトンにはアウトレットが存在しません。
商品説明欄に「アウトレットにて購入」等の記載がある場合は模倣品の可能性が高くなります。
仮に信頼できる相手であると判断し購入をした場合でも、商品が届いたら必ず状態の確認を行いましょう。
中古品を購入する場合、一般的には「古物商の許可」を持っている販売業者を選ぶのが基本です。
その上で、店舗がある場合には実際に足を運び、商品を自分の目で見ることで、より安心安全な取引ができます。
■最後に
ルイヴィトンに限らず、ハイブランドの日本国内における値上げは今後も続いていくことが予想されます。
新品・中古品を問わず、ルイヴィトン製品の購入を検討している場合には、まさに今が購入のタイミング。
早めの決断をおすすめします。
新品をお買い求めの際にはルイヴィトンの店舗や公式サイトにて、中古品をお買い求めの際には、古物商の許可を持ち実店舗のある販売業者を選ぶのが安心です。
コメ兵は創業70年。
店舗とオンラインストアで買取と販売を行う、日本最大級の老舗リユースデパートです。
これまでの買取成約件数は20万件以上。
高品質であることに加え、豊富な品揃えが強みです。
全国に店舗があり、オンラインストアの商品を最寄りの店舗に取り寄せて確認することも可能。
商品を実際に手に取り、相談をしながらお買い物をしていただくことで、より安心してお買い物を楽しんでいただける環境を整えています。
また、社内の難関試験を突破した精鋭のバイヤーが、店頭に並ぶ前に商品のクオリティを全てチェック。
その後は協会基準判定士の有資格者である上級バイヤーがダブルチェックをするなど、お客様が安心して購入いただける仕組みを徹底しています。
ルイヴィトン製品の購入を検討されている方は、是非コメ兵までお問い合わせください。