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コラム

【新連載】クローゼットからはじまるサステナブル

サステナブルを軸にしたプロジェクトの企画・コーディネートを行っているエバンズ亜莉沙さんの新連載がスタート!テーマは【サステナビリティ×ファッション】。決して難しくない、肩のチカラを抜いてサステナブルファッションを取り入れるヒントを発信していきます。今回は最近よく聞く「サステナブル」「エシカル」の言葉の意味を解説。

サステナビリティ × ファッションを楽しく!

初めまして!
この度こちらで連載を始めさせたいただくことになりました、エバンズ亜莉沙です。
連載のテーマは【サステナビリティ × ファッション】。少しでも優しくて楽しいの暮らしのヒントになれば嬉しい限りです。

早速ですが、まずは私のことをご存知でない方も多いと思うので、簡単な自己紹介から!

普段は、“エシカルコーディネーター”という肩書きで、「人・地球に優しいライフスタイル」をキーワードに、情報の発信やイベント企画, ディレクション、サステナブルが軸となったプロジェクトやブランドのPRなどを行っています。近日ではYouTubeでの動画コンテンツの配信も開始しましたのでよろしければご覧ください。

詳しい活動内容は衣食住様々で、話し始めると長くなってしまうので、追々記事を通しながら知っていただけたらと思います!

エシカルコーディネーターになるまで

“エバンズ” という名前から想像がつくかもしれませんが、私は日本人の母、アメリカ人の父の間に生まれ、いわゆる“ハーフ”として日本で生まれ育ちました。15歳からは父の出身地であるアメリカ西海岸に位置する オレゴン州へ渡米し、英語と自分のもう一つのアイデンティティであるアメリカの文化の中で数年間を過ごします。

アメリカ生活での一枚

その間に出会った環境化学の授業や途上国のボランティア活動を通して、社会問題への疑問を抱くと同時に、世界と自分の繋がりに気付きました。

帰国後、一般社団法人エシカル協会主催の“フェアトレードコンシェルジュ講座”を受講。同時期に国際NGOでのインターンも開始し、より深く“世界と自分の繋がり”について学んでいきました。

21歳になってすぐ通訳ボランティアで地球一周の旅へ出たことが更なるきっかけとなり、その後から今日まで現在の活動を続けています。

Photo:船旅での一枚

「エシカル」と「サステナブル」の違い


さて、長くなりましたが、、本題へ!

今回の連載第1回目では、今後おそらくたくさん登場する「エシカル」「サステナブル」という言葉の意味について考えていきたいと思います。聞いたことがある方も近年では増えてきていると思いますが、おさらいも兼ねて!

まずはそれぞれの言葉を英語から直訳すると・・・

・エシカル(Ethical)= 倫理的
・サステナブル(Sustainable)= 持続可能な

似たような場面で使われるこの二つの言葉ですが、意味は若干異なってきますね。もう少し詳しくみていきましょう。

「エシカル」とは?

エシカルとは?

「エシカル」とは、一般社団法人エシカル協会HPによると、

“一般的には、「法的な縛りはないけれども、多くの人たちが正しいと思うことで、人間が本来持つ良心から発生した社会的な規範」であると言えます。(中略)根底には一般的な定義が流れているものの、特に「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指します。”

となっていて、とても幅も広く概念的な言葉の印象が強いです。形容詞なので、使い方によっても様々な意味を持つことも特徴的。日本でよく使われる組み合わせとしては例えば、

・エシカル消費
・エシカルファッション
・エシカルグッズ

などがあります。それぞれがどのような意味を持つかはある程度想像がつきますね!

「サステナブル」とは?

「サステナブル」とは?

一方で「サステナブル」は、概念的でもありますが、もう少し具体的な印象。「持続可能な=何かが継続できるかどうか」という意味になってきます。

特にここ最近使われる「サステナブル」は、地球や人類の存続を意味していることがほとんどで、いわゆる地球一個分の生活に値する物づくりや活動なのかという意味になります。


ではその中でも、連載のテーマとなる、【サステナビリティ × ファッション】とはどのようなものなのでしょうか?

次回をお楽しみに!

エバンズ亜莉沙

writer profile
エバンズ亜莉沙
サムネイル: エバンズ亜莉沙
エバンズ亜莉沙(えばんず・ありさ):学生時代 米国オレゴン州で環境科学の授業に出会ったことをきっかけに、自分と世界の繋がりに気づく。2015年日本に帰国後、国際NGOでインターンをしながら、エシカル協会主催 フェアトレードコンシェルジュ認証 21歳で取得。同年世界一周を経験し、様々な人や文化に触れたことでさらに世界の抱える問題や解決策に興味関心を抱く。現在はフリーランスで『サステナブル』や『世界に自分に優しいライフスタイル』をキーワードに、SNSを中心とした発信、イベントへの登壇や、様々なプロジェクトのディレクター / コーディネーターを務める。