選びやすいバッグの収納方法。劣化を防いで永く使える保管のコツも紹介
バッグ収納の工夫次第で、お部屋をすっきりと見せられます。ポイントは、バッグを分類して使用頻度に応じた収納をすること。また、おしゃれさを優先したい場合はバッグをインテリアとして活用するのもおすすめです。この記事では、バッグの綺麗な収納方法から劣化を防ぐための保管方法などを紹介します。
目次
- バッグを上手に収納するポイント
- 使用頻度に応じてバッグを分類する
- バッグ専用のスペースをつくる
- 見やすさや取り出しやすさを意識する
- 劣化を予防しながら収納する
- バッグが選びやすくなる収納方法
- 使用頻度の高いものは見せる収納
- 使用頻度の低いものは隠す収納
- 実用的でおしゃれなバッグの収納方法
- 棚に並べて収納
- フックに吊るして収納
- 隠さずにインテリアの一部にしながら収納
- トラブルを防ぐためのバッグの保管・収納方法
- 内側素材のべたつき
- エナメル質の表面べたつき
- レザーバッグのカビ
- 金具の錆(サビ)
- 型崩れ
- 不要なバッグは捨てずにリユースショップを利用して
- 不要なバッグはゴミにせずに売却するのがサステナブル
- 収納方法にこだわって大切なバッグを永く愛用しよう
バッグを上手に収納するポイント
まずはバッグを上手に収納するコツを解説します。
使用頻度に応じてバッグを分類する
実際にバッグを収納する前に、手持ちのバッグをひとつずつ分類していきます。まずは使うものと今後使うか迷うもの、使わないものの3つに分類していきましょう。その後、使うものは使用頻度の高いものとたまにしか使わないものの2つに分けます。
今度使うか迷うものは期間を決めて保管しておき、まずは様子を見てください。使わないものは、処分の検討をします。
バッグ専用のスペースをつくる
バッグを乱雑に置いたり仕舞い込んだりするのは避けましょう。乱雑に置くといざ使う時探すのが手間になって管理しにくくなりますし、仕舞い込んだままにしていると湿気や型崩れでバッグが劣化する恐れがあるためです。
専用の収納場所を確保するのはバッグを上手に収納する重要なポイント。空いている場所に適当におかず、バッグの居場所をつくりましょう。
見やすさや取り出しやすさを意識する
バッグの収納時は、取り出しやすさも重要です。収納されているバッグが見やすい状態だと、コーディネートもしやすくなります。
また、よく使うバッグは部屋での動線も意識すると良いでしょう。玄関の近くなど、わざわざバッグを取りに行かず日常の動作の延長で取れるようにすると手間を感じずに収納できます。
劣化を予防しながら収納する
バッグの収納は、型崩れやカビの予防にも気を配る必要があります。型崩れ予防に詰め物をしたり、通気性の良い場所での収納をしたりと、バッグに合わせた収納を行いましょう。バッグを美しい状態で収納するのは、永く愛用することにもつながるのです。
バッグが選びやすくなる収納方法
バッグを使用頻度に分けて収納すると、コーディネートの際にスムーズに決めやすくなります。ここでは、使用頻度ごとにバッグのおすすめ収納方法を紹介します。
使用頻度の高いものは見せる収納
日常的に使用するバッグは、玄関やリビングにフックやポールハンガーを使って掛けておくなどの取り出しが楽な収納がおすすめです。棚にバッグ専用の置き場所をつくるのも良いでしょう。
ポイントは、バッグの定位置を決めておくこと。取りやすく片付けやすいと、動作が少なくなるので収納を面倒に感じることがありません。
使用頻度の低いものは隠す収納
たまにしか使わないバッグは、使用頻度に合わせた収納をします。週1から月数回程度使用するものは、クローゼットの中や棚に収納するのがおすすめ。収納グッズを使ったり不織布の袋に入れたりして、バッグの劣化を防ぎながら片付けるのがポイントです。
また、冠婚葬祭やシーズンオフなど、長期間使わないものは湿気と型崩れを予防しながら収納します。
使用頻度が低いバッグであっても、取り出しやすく見やすい場所での保管を心がけましょう。バッグを探す手間が省けますし、状態チェックもしやすいためです。
実用的でおしゃれなバッグの収納方法
ここからは、バッグを実用的かつおしゃれに収納する一例とコツを紹介していきます。
棚に並べて収納
棚にバッグを並べた、シンプルな収納方法です。バッグを寝かせずに立てておくと見やすくなるだけではなく、型崩れもしにくくなります。何がどこにあるのかひと目で分かるため、手持ちのバッグの管理やコーディネートが楽になるでしょう。
フックに吊るして収納
フックを使ってバッグを吊るすは、定番の収納方法でもあります。空白になりがちな壁を有効スペースとして活用できるのが魅力的。バッグの収納場所がない場合や、取りやすさを重視したい場合におすすめの収納方法です。
隠さずにインテリアの一部にしながら収納
キューブ型の棚に、バッグを飾るように置いた収納方法。取り出しやすく、見た目もスッキリと洗練された印象です。バッグの置き方や色のバランスにこだわって、インテリアのように収納を楽しみたい人におすすめです。
トラブルを防ぐためのバッグの保管・収納方法
バッグの保管方法を誤ると、素材のベタつき、カビ、金具サビ、型崩れ、異臭、などのさまざまなトラブルを招いてしまいます。バッグを保管する時は、劣化をしっかりと予防しておくのがポイント。ここからは、各トラブルを防ぎながらバッグを保管・収納する方法を解説します。
内側素材のべたつき
使い方にもよりますが、長年使わずに放置しているバッグには内側素材のべたつきが出てくることがあります。べたつきが発生すると、素材が剥がれてしまう危険性もあります。
べたつきの原因は湿気です。湿気を防ぐには、保管時にしっかりと除湿しておき、通気性を良くするのがポイント。購入時に付属する袋は通気性が悪い場合ものもあるので、不織布の袋を用意して通気性を確保してください。また、収納する際にバッグの内側に乾燥剤を入れておくのも有効です。
湿気が貯まりやすいポケット部分にも乾燥剤を入れておきましょう。乾燥剤を入れる際は、有効期限を確認しておきます。期限がきたら、忘れずに取り替えるようにしてください。
エナメル質の表面べたつき
エナメル素材は、ベタつきが発生しやすいと言われています。基本的に高温多湿に弱いため、保管や収納は必ず通気性の良い場所で行いましょう。また、色移りをしてしまう恐れがあるため、他のバッグとくっつけずに、離して置くのもポイントです。
レザーバッグのカビ
エナメルと同様に、レザーバッグも湿気に気を付ける必要があります。湿気がある状態で長期間放置してしまうと、カビや臭いなどが発生する恐れがあるためです。
レザー素材のバッグ収納は、不織布の袋に入れて行うのがおすすめ。長期間保管する際は、不織布の袋はしっかりと口を閉じておき、箱に入れないようにしましょう。また、収納する前にお手入れをしておくと、トラブルのリスクがより少なくなります。
金具の錆(サビ)
金具部分のサビはそのまま放置しておくと、破損を招く恐れがあるため手入れを怠らないよう注意しましょう。カビと同様に、サビも湿気が原因となっているため、保管するときは湿気取りを必ず入れるようにしてください。もしサビが発生してしまった場合は、爪楊枝や麵棒に消毒液をつけて金具部分を優しくこすると、サビが落ちる場合があります。
型崩れ
バッグを圧迫して長期間放置すると、型崩れを起こして元の美しいシルエットを損ねてしまいます。せっかくの美しさを台無しにしないために一番気をつけたいのが、「保管方法」です。
はじめにご介したような収納方法で、バッグを吊るしておいたり、袋などで分けて保管したりすることで、型崩れを防ぐことができます。また、新聞紙などを丸めてバッグの中に詰めれば、湿気を取りながらも型崩れを防ぐことができて一石二鳥です。
バッグの収納やお手入れについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
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不要なバッグは捨てずにリユースショップを利用して
使わなくなったバッグは置いておかず、処分して収納スペースを空けておきましょう。処分は捨ててしまうのではなく、リユースショップの利用がおすすめ。リユースショップでバッグを売却するメリットを紹介します。
不要なバッグはゴミにせずに売却するのがサステナブル
バッグを処分するなら、リユースショップでの買取を検討してみてはいかがでしょうか。リユースショップでは、不要なバッグの買取金額を査定してもらえます。現在生産されていないものや人気の高いものは、思わぬ金額がつく可能性も考えられます。
経済面でお得なだけではなく、バッグをリユースショップで売却することは環境へのメリットも。バッグをゴミとして処分してしまうと、その分環境に負荷がかかってしまいます。リユースショップの活用は、ゴミの削減にもつながるのです。
処分するバッグは、ぜひ一度リユースショップで査定してみてください。
収納方法にこだわって大切なバッグを永く愛用しよう
バッグの収納は、アイディア次第ですっきりときれいに収納できます。また、収納や保管方法にこだわるのは、型崩れや錆を防ぐことにもつながります。手持ちのバッグはなるべく美しい状態で収納して、永く愛用しましょう。