クローゼットを上手に整理するコツ。不要な服の見極め方も解説
気が付けば洋服を詰め込み、そのまま放置しがちなクローゼット。そして季節の変わり目や新生活前は、クローゼット整理をする人が増える時期でもありますよね。「上手に整理できない!」と悩む人へ、今回はクローゼットを整理するコツや、捨てる服・残す服の見極め方などを紹介します。
目次
整理されたクローゼットとは
整理されたクローゼットとは、探している衣服が見てすぐわかる状態にあること。「どこになにがあるかが分かる」「ものを探すことがない」「どこに何があるかわかるので支度に時間もかからない」など、可視化されたクローゼットを目指して整理するのがポイントです。衣替えや模様替えを兼ねて、クローゼットを見直してみましょう。
クローゼット整理をする前にやること
整理されたクローゼット作りをするなら、まずは不要な服の仕分けをし、置く場所を決めておくとスムーズに進みます。まずは、クローゼット整理の前にやっておくことを紹介します。
必要なもの・不必要なものを見極める
まずは必要なもの・不必要なものの分類をしましょう。必要でないものは処分しないとスペースはできません。不必要なものを処分してから、季節によって洋服を分けたり、用途によってさらに細分化させたりと、一つずつ整理していきます。
置く場所と優先順位を決める
<上段>使用頻度が低く軽いもの
<中段>使用頻度が高いもの
<下段>あまり使わないもの
取り出しやすさなどを考えて、置く場所をざっくり決めましょう。これをすると、整理しやすいだけではなく、使いやすいクローゼットになりますよ。
必要な服の見分け方・不要な服の処分方法
上記に記載したとおり、クローゼットを整理するには、まずは不要なものを分類しましょう。必要なものの見分け方と不要なものの処分方法を解説していきます。
「なりたい自分」のイメージに近いものを残す
まずはクローゼットの整理を始める前に「なりたい自分」を明確にしていきましょう。「ビジネスシーンで自分が求められるイメージ」や「5年後、10年後に着たいスタイル」など、将来の自分についてテーマを深く掘り下げるのが大切です。なりたい自分を明確にすると、そのイメージにそぐわないアイテムは処分対象にしていくことができます。
洋服の状態が悪い物は思い切って捨てる
「着心地がイマイチなもの」「古くなって外出着として着られないもの」「デザインや柄が流行遅れなもの」も思い切って処分しましょう。
判断が難しい服は別で保管する
思い入れがあるものや人からもらったものなど、処分を今すぐ決められないものがある場合はクローゼットの外で保管します。また、今すぐ決められないものは、専用のボックスで保管しておきましょう。
不要になった衣類はリユースショップへ
いらなくなったアイテム達を、ただゴミとして処分するのはなんだか勿体ないし環境にも良くないですよね。そんな時におすすめなのが「着なくなったアイテムは売る」という選択。お気に入りだったけれど今はもう着ることがない洋服は、リユースショップへ買取に出すことができます。ファッションアイテムの無駄な廃棄を予防するリユースショップは、サステナブル志向の高まりによって注目度が上がってきています。思い入れのある服が次の人へと受け継がれる、環境にも優しいリユースショップを利用してみてはいかがでしょうか。
上手なクローゼット整理のコツ
計画的に分類して不要なものを捨てていくと、いままで気が付かなかったデッドスペースが見つかります。スペースに余裕ができたクローゼットを上手に使って収納をしていきましょう。ここではクローゼット整理のコツを紹介していきます。
アイテムをカテゴライズする
アイテムをカテゴライズし、それぞれのグループにまとめるとわかりやすいクローゼットになります。アイテム別やカラー別に分類をして、さらにハンガーの種類を揃えるときれいに見えます。大人・子どもごとに分類収納するほか、コーデを組み合わせて収納するのもおすすめです。このように、一目見るだけで分かりやすいグルーピングすることが大切です。わかりやすいようにラベリングをするのも良いですね。
ショップのように見せて収納する
お店のように見せる収納をするアイディアも。真上からぜんぶ見えるよう、引き出しの中は立てて収納すると取り出しやすくなります。また、アイテム別に定位置をつくることを意識していきましょう。ベッドや床の上に脱ぎっぱなしになりがちなルームウェアは専用のカゴやケースを用意する工夫を。ショップを意識した収納はクローゼット周りが汚くなることを防ぎ、クローゼット整理のモチベーションも上がるのでおすすめです。
クローゼットのスペースを活用する
クローゼットのスペースは、奥行に合わせたボックスを使って収納するなど、雑貨を使って上手に収納していきましょう。ワイヤーネットや突っ張り棒を壁面利用すれば、クローゼット内のスペースを増やすことも可能です。フックや吊り下げホルダーにかごや小物をかけて使う、チェストやカラーボックスなどで空間を仕切るなど、小物や雑貨を上手に使えば、いろいろな収納ができるようになります。
クローゼット整理に使える雑貨
クローゼット整理に活用したい、100均や雑貨屋で購入できるアイテムを紹介します。よりすっきりとしたクローゼットになりますよ。
ブックスタンド
クラッチバッグやミニバッグは自立しないため収納が難しく感じてしまいがち。しかし、ブックスタンドにかければ自立する収納が可能になります。ファイルケースなどに入れるのも、立てて収納できるのでおすすめです。
ワイヤーネット
ワイヤーネットとフックを使って、アクセサリーや小物をかけて使うのもおすすめです。ワイヤーネットそのものを結束バンドでつなげて収納スペースを作る方法もあります。
突っ張り棒
クローゼットの中のつっぱり棒を増やして、新たに物をかけるところを作る収納方法も。重たい物に弱いので、子ども服や帽子、小さいカバンや細いベルトなどの細かい物を収納すると良いでしょう。
クローゼットの整理から始まるあなたの素敵な生活
クローゼットの中を「今」の自分に必要なものだけにすることが、綺麗なクローゼットを保つ秘訣です。しかしすべてを一気に整理する必要はありません。大切なことは、一か所でも綺麗にする事。クローゼットを美しくすることは、ある意味自分を見つめなおすことにつながります。クローゼットの上手な整理整頓方法と、自分にとっての本当に必要な服を見極められる力は、あなたの日常を送る上での財産になることでしょう。さらに、いらなくなった服はリユースショップで売るなどして環境に配慮した行動を取ることも大切です。
衣替えはいつやればいいの?タイミングと綺麗なクローゼット作りのコツ 基本的に6月と10月に行うことが多い衣替えですが、いつ衣替えをして良いか迷う場合は最高気温を参考にするのがおすすめ。衣替え後の数週間は前シーズンの服をキープしておくと、気温差にも対処できて安心です。ここでは衣替えのタイミングと移行期間の設け方、衣替えの手順とコツや、衣替えの際に利用したい便利なサービスを紹介します。