その服、本当に着る?着なくなった服の見極め方・賢く手放す方法
着なくなった服をゴミとして捨てるのではなく、リサイクルショップやフリマアプリで売ったり、寄付をしたりなど賢く手放す方法があります。本記事では、着なくなった服の見極め方や賢く手放す方法を紹介します。手放した後も誰かに使って貰え、環境にも優しいリユースについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 着なくなった服を手放すメリット
- 着なくなった服の見極め方
- 1年以上着ていない服
- サイズが合っていない服
- 気分の上がらない服
- 決められた枚数だけ残して手放す
- 着なくなった服を賢く手放す方法
- リサイクルショップ・フリマアプリで売る
- 家族や友人に譲る
- 団体やショップに寄付をする
- 新たなアイテムにリメイクする
- 着なくなった服を売るならリユースショップがおすすめ
- リユースとリサイクルの違い
- リユースショップで着なくなった服を売るメリット
- リユースショップで着なくなった服を高く売るコツ
- 着なくなった服は、発売から2年以内に売る
- 買った時の状態に近づける
- リユースすることを考慮してシンプルなデザインの服を買う
- 着なくなった服を見極めてリユースしよう
着なくなった服を手放すメリット
着なくなった服を手放すとさまざまなメリットがあります。例えば、着なくなった服を手放すとクローゼットがすっきりします。その結果、クローゼットが見やすくなり、コーディネートが考えやすくなるでしょう。
また、着なくなった服を売ればお金になるだけでなく、必要な人の手に渡るので活用してもらえます。着なくなった服を上手に手放すことで、自分にも他人にも環境にも良い行いになります。
着なくなった服の見極め方
着なくなった服はあるけど捨てるタイミングがわからないという場合、1年以上着ていなかったり、サイズが合っていなかったりするものは手放しましょう。ここでは、着なくなった服の見極め方について解説するので、ぜひ参考にしてください。
1年以上着ていない服
着なくなって1年以上経過した服は、手放すのがおすすめです。1年以上着ていない服はこれからも着る可能性が低く、手放すべきアイテムといえます。1年着なかったら手放す時期と決めることで、スムーズにワードローブを入れ替えられるでしょう。
着ていない服を何年も保管していると、生地に傷みやシミができることもあります。傷んでしまった服を手放し、新しい服を迎え入れたほうが、クローゼットの鮮度を保てます。
サイズが合っていない服
サイズが合っていない服は処分しましょう。「もしかしたら着られるかも」と取っておくと、結局捨てられなくなってしまいます。さらに、合っていないサイズのせいで着心地が悪くなってしまい、ストレスが溜まることも。
また、サイズが合っていないと違和感のある着こなしになるかもしれません。品格のない印象になったり、流行遅れに見えてしまったりする恐れがあります。
気分の上がらない服
着てもしっくりこない、自分らしくないなど気分が上がらない服も手放しましょう。気に入っていない服は出番が少なく、着たとしても気分は上がりません。
時間が経過すると好みは変わるため、「この服を着て友人に会いたい」と思えないのであれば手放すことをおすすめします。
決められた枚数だけ残して手放す
トップスは何枚、ボトムスは何本といったように、普段の着回しを考えて、決められた枚数だけを残すようにすると、服を手放しやすくなります。なぜなら、自分のコーデにどのアイテムが必要かを把握していないと、着なくなった服を手放せないからです。
さらに、新しく服を買う際は決めた枚数を超えないように、1着購入したら1着を手放すようにしましょう。迷った場合は、自分の好みや出かける場所に合わせて、1週間のコーディネートを想定すると、取捨選択がしやすいですよ。
着なくなった服を賢く手放す方法
着なくなった服をただ処分するのではなく、賢く手放す方法があります。自分にとっては必要のない服でもリサイクルショップで売ったり、寄付をしたりすることで誰かの役に立つかもしれません。ここでは、着なくなった服を賢く手放す方法を紹介します。
リサイクルショップ・フリマアプリで売る
着なくなった服をリサイクルショップで売ったり、フリマアプリで譲ったりすることで、手軽に不要なアイテムを処分できます。人気ブランドの服や状態の良い服は思わぬ収入になる場合も。ゴミに出すのではなく、手放した後も誰かに使って貰えるので、もったいないと感じなくて済むでしょう。
家族や友人に譲る
せっかく買ったのに着こなせなかったもの、あまり似合っていなかったものなど新品に近い服は家族や友人に譲る方法もおすすめです。しかし、必要としていない人もいるため、よく考えてから譲りましょう。趣味の似ている人に譲ると喜んでもらえるかもしれません。
団体やショップに寄付をする
寄付を受付けている団体や、寄付するための回収ボックスを設けたアパレルショップを活用する方法もあります。回収された服は再利用されたり、世界の貧困層の国に届けられたりします。
受付時期や引き取る服の種類は店によって異なるので必ず確認しましょう。回収を行っているのはユニクロ、GU、H&M、ZARA、パタゴニアなどのブランド。回収に出すとポイントや割引券をくれるブランドもあるので、利用してみてくださいね。
新たなアイテムにリメイクする
思い出が詰まった服を捨てられない時に手放すのではなく、リメイクして新たなアイテムとして活用するのも素敵なアイディア。ハンドメイドが好きな人なら、リメイクする時間も楽しくなります。
リメイクする例として、クッションやティッシュカバーなどのインテリアにすれば、服に詰まった思い出を部屋の中に残しておけます。また、シュシュなどのヘアアイテムやマスク、エコバッグやトートバッグなどにリメイクすれば、新たなファッションアイテムとして活用できるでしょう。
着なくなった服を売るならリユースショップがおすすめ
着なくなった服を売るならリユースショップがおすすめです。リサイクルと似ていますが、リユースはひとつの商品を長期間使う取り組みなので、さまざまなメリットがあります。ここでは、リユースとリサイクルの違い、メリットを紹介します。
リユースとリサイクルの違い
リユースとは、商品の形を変えずにそのままの状態で何度も再利用することを言います。例えば、洗剤やシャンプーを詰め替えて容器を再利用したり、家電が壊れたら買い替えではなく修理をしたり、服を古着として活用したりすることです。
一方リサイクルとは、製品を分解したり、溶解したり、粉砕したりして原材料に戻し、再び製品を作ることを言います。そのままの形では使わないため、コストがかかることがあります。
「リユース」とは?今、ブランドアイテムのリユースが注目されている理由 「リユース」という言葉、最近よく耳にしますよね。ただ、リユースとリサイクルとの違いって何?など疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。実は「リユース」というアクションが、今、世界中から注目されているんです。ここではリユースという言葉の定義から、優良リユースショップ、個人でのリユース方法などを紹介していきます。
リユースショップで着なくなった服を売るメリット
リユースショップで着なくなった服を売ると、必要としている人が購入できるだけでなく、新品よりも安く手に入れられるメリットがあります。また、トラブルの心配がなく、すぐに現金化できるのもメリットの一つです。
リユースは何度も同じ商品をそのままの状態で使うので、再生や運搬にかかる費用を抑えられます。長期的なごみの削減や過剰な生産の抑制、製品の使用年数が伸びるなどさまざまなメリットがあります。
リユースショップで着なくなった服を高く売るコツ
リユースショップで着なくなった服を高く売るコツがあります。少しだけ意識するだけでも買取価格に差が出てくるため、リユースショップで服を売る際は、ぜひ試してみましょう。
着なくなった服は、発売から2年以内に売る
着なくなったら年式が新しいうちに手放すと良いでしょう。新しいデザインの服は需要が高いですが1年経つと流行遅れとなり、買取価格が下がってしまうことがあります。
また、時間が経つと汚れや傷み、ボタンやチャックなど部品の破損が起こる可能性も。着なくなった服が新品に近いとしても、高く買い取ってもらいたいのであれば発売から2年以内に売るのがおすすめです。
買った時の状態に近づける
リユースする服が新品の状態に近ければ近いほど需要が高くなります。もし、リユースするのであれば洗濯やクリーニングをし、シミやにおいをとるなどのお手入れをしておくと良いでしょう。シワをとるためには、アイロンがけをするとよりきれいに見えるのでおすすめです。ブランドの服をリユースする場合は、ブランドタグがついていると高値で査定されます。
リユースすることを考慮してシンプルなデザインの服を買う
定番のカラーやシンプルなデザインなどは流行に左右されにくいため、トレンドのアイテムよりも高値で売れます。そのため、購入する際は癖の強すぎない、シンプルなデザインの洋服を選ぶのがおすすめです。さらに、ノーブランドやファストファッションよりもハイブランドの古着の方が高値で買い取ってもらえるので、ブランドを意識して購入すると良いでしょう。
着なくなった服をリユースショップで売ることは、サステナブルにつながります。服を作るためには大量の水を消費し、たくさんの二酸化炭素を排出します。また、着なくなった服が大量に破棄されていることが問題となっているのも事実です。リユースすれば長期間服を着られるので環境に優しく、経済的でサステナブルにつながります。
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着なくなった服を見極めてリユースしよう
着なくなった服を手放すことで、自分のクローゼットが整理されるだけでなく、必要としている人の役に立ちます。また、手放すのであれば、環境に優しいリユースがおすすめ。自分にとっては不要な服でもリユースすることで、長く使えてもらえるかもしれません。ぜひ、着なくなった服をリユースしてみてくださいね。
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