永く愛用できる靴の収納。種類別に見せるアイディアやおすすめアイテムも紹介
新生活に向けての引っ越しや衣替えをする際に、かさばる靴に悩んでる人もいるかもしれません。スニーカーやパンプス、ブーツなど種類も形もまちまちなので収納も煩雑になりがち。この記事では、靴の種類別におすすめの収納方法や便利なアイテム、さらに永く愛用できる保管のコツを紹介します。
目次
靴の収納①スニーカー
靴の種類別にすっきり見せる収納方法を紹介します。最初にスニーカーの収納におすすめの方法として、並べる・吊るす・飾る・積むの4種類をチェックしましょう。
並べて収納する
ワイヤーラックやオープンラックにスニーカーを並べていく収納方法です。この方法は見やすいのに加え、コーディネートを決める際にスニーカーを取り出しやすく片付けやすいのが特徴です。スペースが不足している人には、省スペースに対応する幅のシューズラックもおすすめです。
吊るして収納する
シューズハンガーを利用して靴を吊るす方法は、家族が多い家庭など大量のスニーカーを収納するのに便利です。靴箱やクローゼットのデッドスペースを有効活用できます。壁や扉にホルダーをつけてスニーカーを吊るすのもおすすめです。また、雨などで濡れたスニーカーをそのまま吊るして乾かせるのも大きなポイントです。
飾りながら収納する
スニーカーをショップのように棚に飾って「見せる」収納方法です。靴用の棚だけでなく見せたいイメージに近い家具で好きにディスプレイしても。スニーカーを一目で見渡せるのでコーディネートしやすいのが特徴です。取り出しやすく、仕舞いやすい、また汚れにすぐ気づけるので、メンテナンスしやすいのもメリットです。
積んで収納する
購入時の箱をそのまま積み上げて収納する方法。限定品のスニーカーはボックスのデザインも限定なので、コレクションとして残しておきたい人にもおすすめです。誰が見ても箱の中身が分かりやすいのもメリットです。
靴の収納②ヒール・パンプス
ヒールのある靴は高さをふまえて収納しましょう。続いてはヒールやパンプスの収納法を紹介します。
寝かせて収納する
高さがありかさばることが多いヒールは、寝かせて収納するのがおすすめ。クリア素材のボックスに一足ずつ入れれば、分かりやすく取り出しやすく収納できます。購入時の箱に写真を貼ってそのまま収納しても便利ですね。
上下に重ねて収納する
シューズホルダーなど靴を上下に重ねられるアイテムを使う収納もあります。1足分のスペースに2足分が収納可能な方法なので、収納スペースが2倍に。手前に引き出して取りだせるので、出し入れも簡単です。また、ヒールの高さに応じて調節可能なアイテムもあるので、購入時に確認すると良いでしょう。
飾りながら収納する
お気に入りの靴をショップのように飾って「見せる」収納もおすすめです。ヒールを互い違いに並べると、センス良く飾れます。壁に突っ張り棒を立てかけ、そこにヒールを引っ掛けるやり方も。通気性が良いのでカビ対策としても期待できますね。
靴の収納③フラットシューズ
厚みのないフラットシューズは吊るしたり、立てたりすれば省スペースに。ここではフラットシューズの収納方法を紹介します。
吊るして収納する
フラットなバレエシューズやヒールの低い靴は平置きするとスペースの無駄が出てしまいます。スニーカーと同じく、シューズハンガーを利用して吊るす方法なら空間を有効利用できます。
立てて収納する
ケースに立てて収納するのもおすすめです。ぱっと見て分かり、さらに取り出しやすいので子どもの靴の収納にも便利です。
靴の収納④ブーツ
高さのあるブーツは型崩れに注意して収納しましょう。続いては、ブーツの収納方法を紹介します。
立たせて収納する
ブーツキーパーやホルダーを使って立たせて収納する方法です。長さの調節が可能なので、ブーツの高さに合わせて使いましょう。中に新聞紙を入れておけば、消臭効果が期待できて湿気対策にもなります。また、いらないストッキングに綿やタオルを詰めれば手作りのブーツキーパーに。ブーツキーパーはクリアファイルを丸めて作るのもおすすめです。
ボックスに入れて収納する
ブーツをボックスに入れ、デッドスペースを有効活用する収納方法です。靴箱の下や玄関ドアの上に棚を設置するのもおすすめです。専用透明ケースを使えば、中身が見えるので重ねて収納することも可能。縦置きでも横置きでも自由に置き換えられるので便利ですよ。
吊るして収納する
存在感のあるブーツを吊るして、あえて「見せる」収納を。吊るすことで型崩れの防止にもなります。通気性も良いので、カビや匂いも抑えられます。かさばらないので他の靴の収納の邪魔になりにくいのもメリットです。
靴の収納におすすめアイテム
ここからは、シューズラック、シューズハンガー、突っ張り棒といった靴の収納におすすめな便利なアイテムを紹介します。
シューズラック
パンプスやスニーカー、フラットシューズなどさまざまな種類の靴を積み重ねることが可能。上下左右どの靴とも間隔を開けられるので型崩れ防止に最適です。通気性がよく、掃除がしやすいのもメリットです。シューズラックは100均一でも手に入ります。
シューズハンガー
吊るす収納の際に利用できます。履きたい靴が見やすく、取り出しやすいのがメリット。特に、幅を取らないフラットシューズの収納に最適です。通気性も良いのでカビや菌の繁殖を抑えられます。また、空中に吊り下げるので、シューズボックス内の汚れを防ぎやすく、定期的な掃除もしやすいです。
突っ張り棒
ヒールのある靴の収納にぴったりな突っ張り棒は、縦にも横にも設置可能で自由に空間をアレンジできるアイテムです。さまざまなサイズの靴に適応します。シューズボックスだけでなく、靴箱下、玄関横、玄関上といったデッドスペースを有効活用できるのも魅力。突っ張り棒1本に対して靴は3~6足が目安です。購入時は耐荷重と長さに注意してください。
靴を長持ちさせる保管・収納方法
お気に入りの靴を永く愛用するためには保管方法が大切です。ここでは、シーズンオフの靴の保管方法と長持ちさせるポイントを紹介します。
温度変化に注意する
エナメルなどの合成皮革素材は、経年劣化しやすいのが特徴です。温度の変化に弱いので、気温に注意して保管してください。気温が高い場合、表面の樹脂が溶けて他のものにくっつく原因に。また、気温が低い場合は、表面のひび割れの原因になります。直射日光が当たる場所やエアコン・暖房の近くなど、温度差が激しい場所を避けて保管しましょう。
エナメル靴を長持ちさせるお手入れとは。傷や汚れは意外な物で落とせる! 光沢が美しいエナメル靴は、こまめなお手入れで長く愛用できます。履いた日は布で乾拭きし、定期的にクリーナーで汚れを落とすと良いでしょう。1つのアイテムを長持ちさせることは、環境を守るサステナブルな取り組みにもつながります。ここではエナメル靴のお手入れと保管のポイント、意外な物で傷や汚れを落とす方法を紹介します。
湿気を避ける
カビを防ぐためには湿気を避けることが大切です。保管する前には、風通しの良い日陰に出してから仕舞うなどして靴を乾燥させます。丈の長いブーツは、ファスナーを下まで下げると風通しが良くなります。また、浴室やキッチンといった湿気のこもりやすい場所から避けて保管することも重要です。
シューキーパーを使えば、湿気を吸収してくれます。靴の中に新聞紙を入れても効果があります。靴箱に入れる場合は乾燥剤を使ってください。さらに定期的に靴箱の扉やシューズボックスのふたを開けて、風を通しましょう。
型崩れに注意する
型崩れを防ぐために、新聞紙や厚紙を丸めたもの、シューキーパーなどで形を整えてから保管すると型崩れ防止になります。やわらかい素材のブーツでも折り畳んで収納してしまうと、保管している間に畳みシワがついたり、へたれたりすることもあるので要注意です。
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不要となった靴はリユースショップで売るのがおすすめ
靴の収納を見直すと、全く履かずに不要となった靴が出てくることも。自分には不要なものでも、必要とする人はいるかもしれません。不要となった靴を捨てるのではなく、リユースショップに売ることでリサイクルできます。ゴミを減らしてサステナブルな活動に貢献もできます。
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靴は収納を有効活用して永く愛用しよう
煩雑になりがちな玄関も、靴の収納方法を見直すことですっきりできます。また保管方法に気を配れば、ぐんと靴も長持ちすることに。靴の買い替えの必要が減り、サステナブルな活動にもつながります。種類や量に合わせた収納で適切に保管してお気に入りの靴を永く愛用しましょう。